2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第27話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

 

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【西郷どん】あらすじ(ネタバレ)1話~最終回まで

 

【西郷どん】再放送は?更に再放送も見逃した場合は・・・?!

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第27話あらすじ(ネタバレ)!

 

【西郷どん(せごどん)】第27話あらすじ(ネタバレ)!

 

慶喜の屋敷を出た吉之助は、違和感を覚えていた。

ふと感じた、慶喜のヒヤリとした眼差しは・・・・

 

そう考えていた吉之助の足元に紙くずが転がってきた。

見ると、物乞いが座っていた。

 

紙くずは瓦版で、京の町から大火が上がっている絵に『長州の恨みが京を焼き尽くす』『応仁の乱の再来なりなどという扇動的な文が書いてある。

 

物乞いに、これは何か?と尋ねると、逆に『戦が始まって京の町が焼かれてしまうのは本当か?』と吉之助が聞き返された。

 

侍の本懐は戦をするこつじゃなか。民の暮らしを守る事じゃて心配せんでよか。

 

そう言って、金を渡して吉之助は立ち去った。

それから慶喜は孝明天皇より禁裏御守衛総督(きんりごしゅえいそうとく)という御所を警護する役を命じられた。

 

これにより慶喜は、帝直属の朝臣となったのである。

 

宿で考えを巡らせていた吉之助を女中が呼びに来た。

何やらおかしな者が『西郷殿を出せ!』と言っているという。

 

階段を降りてみると、そこには先日の物乞いが立っていた。

 

私は長州のもんじゃ。

 

物乞いは仮の姿で、長州藩士の桂小五郎だと名乗った。

そして、桂は吉之助に手をついて頼んだ。

 

西郷君、頼みがある。長州を助けてくんじゃろか。

 

長州は、今、大きな間違いを起こそうとしているという。

過激派志士たちが、すぐにでも兵を上げて上洛すべしといきりたてているというのだ。

 

そうなると、諸藩を巻き込んだ大戦になり、京の町は火に包まれ多くの民が路頭に迷うだろう。

 

桂小五郎は、長州の本意は戦をする事ではない。と言い、慶喜の口添えで帝から長州藩への許しを賜りたいという。

 

桂殿・・・一橋様にご家臣の平岡様を斬ったのは、長州ではないのですか?

 

違う!斬ったのは決して長州ではない!

 

桂は物乞いの姿で、その現場を見ていたというのだ。

下手人(げしゅにん)の特定はできないが、京都所司代や新選組は長州だけでなく、土佐、肥後、薩摩にも嫌疑をかけているらしい。

 

桂が言うには、薩摩に『人斬り半次郎』という、京で騒がれているすご腕の刺客がいるというのである。

そうして桂は、慶喜に目通りを願う事を吉之助に頼んだ。

 

長州と薩摩

 

吉之助は薩摩藩邸に赴き、急に上洛した小松帯刀に長州の件と、桂という長州藩士の事を伝えた。

 

小松帯刀は、久光から、西郷を見張れと命じられたに違いない。

急な入京の理由を吉之助が苦笑しながら指摘すると、これも役目ですから・・・と小松も苦笑する。

 

そして吉之助は、『人斬り半次郎』の事も耳に入れた。

助言を受けた小松はすぐに藩士の中から半次郎を探し出し、平岡を斬った疑いがかかっている事を告げた。

 

・・・・おいは、やっておりませぬ!

 

濡れ衣は己で晴らすと、半次郎は藩邸を飛び出して行った。

その夜、吉之助は繁の家の座敷に慶喜を招き、桂と会わせた。

 

何とぞ天子様に!どうぞお力をお貸しください。

 

桂が懸命に懇願する。

 

・・・・わかった。任せろ。

 

いともあっさり承諾の返事が返ってきた。

 

幕府と薩摩、長州が手を組めば、この世の乱れを正す事が出来る。桂、西郷、俺を裏切るなよ。

 

ひれ伏す吉之助たちを見下ろし、慶喜は冷ややかに笑った。

 

京を追放された久坂ら長州藩は枡屋という古道具屋に潜み、失地回復を目指していた。

店のあるじは枡屋喜右衛門といい、表向きは商人をしているが、実は古高俊太郎という長州の間者である。

 

桂は慶喜の言葉を伝え、久坂たちを説得した。

 

御所に火を放ち、混乱に乗じて天子様を連れ去りたてまつろうなんぞ、言語道断!

 

奥の部屋には、銃や火薬が山と積んである。

もし、新選組に嗅ぎつかれたら申し開きのしようもない。

 

そこへ人斬り半次郎がやってきた。

桂が半次郎に言った。

 

西郷君に伝えてくれ。貴殿のおかげで長州は救われた。われらは同志じゃ、と。

 

しかし、この古道具屋は、すでに新選組によって見張られていた。

1ヶ月後、古高は新選組に捕らえられ、すさまじい拷問をうけることになった。

 

拷問に耐えかねた古高の自白により、長州藩士たちの計画は慶喜の知るところとなった。

6月5日の夜、新選組が長州藩士たちが集まる『池田屋』を襲撃。

 

九名が惨殺され、これに激高した長州藩は、三家老が兵を率いて上洛するに至った。

 

慶喜は、薩摩藩はじめ諸藩に広く出兵命令を出した。

長州はたったの二千に対し、幕府軍の数は三万は下らない。

 

吉之助は慶喜に、薩摩は出兵を辞退する旨を告げて、決して戦になどしないよう願い出ようと決めた。

 

立ち上がった吉之助の前に、藩邸の広場から一人の若い藩士が駆けてきた。

 

西郷先生!お懐かしゅう存じもす。

 

中村半次郎か・・

 

人斬り半次郎と聞いたときから、吉之助はもしや・・と思っていた。

 

おいは、池田屋での騒動の前に、桂小五郎さぁにお会いもした。

 

薩摩は同志だと言った桂の真っ直ぐな目に嘘はないと思うと半次郎は吉之助に言った。

 

京の町

 

吉之助が若州屋敷に到着すると、慶喜が家臣たちに具足をつけさせていた。

慶喜は、桂にだまされていたのだと言い、戦の準備が着々と進んでいく。

 

一橋様!桂殿は過激な連中を必死に食い止めておりました。新選組が池田屋に踏み込まなければ・・・

 

いい加減にしろ!お前は、薩摩の軍賦役だろ!なぜ兵をださない!

 

・・・・おいは、桂殿を信じます

 

慶喜は、家臣を下がらせ、平岡を斬った犯人があろうことか水戸の者だったと打ち明けた。

 

頼む、お前だけは俺を裏切らないでくれ

 

優しくささやく慶喜に、吉之助は声を失った。

 

7月の初め、京に入った長州勢は幕府とギリギリの緊張状態に陥っていた。

そしてついに長州勢が動いた。

 

吉之助も腹をくくった。

薩摩からの援軍には信吾と小兵衛の姿もあった。

 

考えの違いはあれど、薩摩も長州も日本の行く末を思う同志なのだと吉之助は藩士たちに説いた。

 

7月19日早朝、長州軍が御所めがけて進軍を開始したことにより、世にいう『禁門の変』の火蓋が切って落とされた。

 

長州勢は会津・桑名勢を押し、蛤御門を突破しようとしているという。

長州をこれ以上御所に入れてはならない。

 

吉之助は、兵を率いて蛤御門へ駆けつけ銃撃戦の末、藩士の川路利良が来島を討ち取った。

 

長州の方々!もはや勝敗は決したも同じじゃ!

 

刀を捨てて降伏するよう説得する。

ところが丸腰になった長州勢に幕府側が襲いかかり、再び戦闘が始まってしまった。

 

待て!もう戦は終わった!やめー!

 

止めようとした吉之助は太ももに銃弾を受け、薩摩の本陣に運びこまれた。

長州勢は敗走し、戦火は京の町を飲み込むようにどんどん燃え広がっていく。

 

吉之助の悲痛な叫びが赤く染まった空に響いた。

 

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