2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!
では、第22話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
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目次
【西郷どん(せごどん)】第22話あらすじ(ネタバレ)!
吉之助は3年ぶりに薩摩の土を踏んだ。
島に3年いたが、ここでは大島三右衛門(おおしま さんえもん)と、藩命で再び名を変える事になった。
一蔵と城の廊下を歩きながら、なじめんなぁ・・・と苦笑いした。
そして、斉彬の遺志を継ぐ久光との対面が近づいた。
きっと吉之助がいればうまくいく。一蔵は、そう信じてうたがわなかったのだが・・・・
精忠組の面々が、吉之助の帰りを皆で祝おうと、吉祥院に集まっていた。
しかし、真ん中にいる吉之助と一蔵は押し黙ったまま、なぜか一言も口を利かない。
その時、有馬が入ってきた。
吉之助と有馬は抱き合って再会を喜んだ。
『お城で何があったとじゃ。』
海江田が大山と新八に聞いていた。
すると有馬が吉之助に言った。
『聞いたど、吉之助!おはん早速、国父様とぶつかったそうじゃの!』
なるほど、それで一蔵と険悪になっているわけだ。と海江田たちは納得した。
吉之助は、亡き殿が考えた策を国父様が実現するのは無理だと久光を一刀両断してしまったのだ。
江戸の藩邸育ちの斉彬には公儀の中にも同志が大勢いた。
しかし、久光は薩摩を一歩も出た事がないので、越前の松平春嶽や水戸の一橋慶喜に会った事すらない。
『おいを、薩摩しか知らん、地ごろち抜かすか!』
青筋を立てる久光を前に、吉之助は恐れげもなく言ったものだ。
『世を変えるち申さるっとなら、まずは、世を知るこつが肝要じゃち思いもす。』
吉之助は、全く悪びれないがこれまでの苦労が水の泡となった一蔵の方は、たまったものではない。
精忠組と袂を分かち合った有馬が吉之助を連れ出そうとしたが、一蔵が止めた。
過激な尊皇攘夷派である有馬が脱藩し、ほかの志士たちと京で討幕ののろしを上げようとしていることは、一蔵の耳にも入っていた。
有馬と造士館の面々、精忠組が一触即発となる。
『おはんら、血を流せばよかち思っちょっとか!』
吉之助が一喝する。
すると、お前の考えには従えないと、有馬は造士館の連中を連れて去って行った。
弟の信吾
そのころ京の町では、薩摩の若者たちが肩で風を切って歩いていた。
その一郡の中心にいるのは吉之助の弟、西郷信吾である。
長州藩の久坂玄瑞、土佐藩の吉村虎太郎など諸藩の志士たちが集まった茶屋でも、信吾は『西郷吉之助の弟』という事で一目置かれていた。
一方、薩摩では、吉之助の願いもむなしく、久光が出兵を決めてしまった。
この出兵は、朝廷の後ろ盾を得たうえで幕府に改革を迫る事を目的とするものである。
公武合体を実現させたい久光は、藩の意図に反して討幕をたくらむ有馬ら過激派志士たちを警戒し、他藩の浪士との関わりを禁じて、背いた者には重い罰を与えるとした。
吉之助も、もはや出兵は止められない。
仕方なくひれ伏し、討幕の企てをしている者を説き伏せ、抑え込むしかなかった。
新八とともに下関に着いた吉之助は、薩摩と交流のある豪商・白石正一郎の屋敷に立ち寄った。
薩摩が兵を率いて立つと聞き、諸藩の有志たちが続々とやって来ているという。
更に白石から、弟の信吾が先日、薩摩の兵を京に受け入れるための資金三十両を運んでいったという話を聞いた。
信吾は小さい頃から城に上がって茶坊主をしており、吉之助とは年も離れていて、まだ元服前の記憶しかない。
その弟が、そんな重要な役目を・・・?
白石邸には福岡藩士の平野国臣や豊後岡藩士の小河一敏など、諸藩の浪士が集まっていた。
約三百人ほどの浪士が京へ向かっているという。
皆、久光の上洛を討幕の好機とし解釈してしまっているのだ。
これほど討幕の志をもっている者が多いのは、それほど幕府が弱体化し、腐りきっている証拠だ。
有馬が薩摩から船で京へ向かっていると聞き、吉之助は弾かれたように立ち上がった。
吉之助と新八は急ぎ京へ向かった。
京の町
京の町はきな臭い空気に包まれていた。
そんな中で、幕府にとって『死んだ男』である吉之助が生きているとわかれば、ただでは済まない。
吉之助は編笠を目深にかぶり、新八と旅籠の鍵屋に駆け込んだ。
『お虎どん、元気じゃったか!』
『さ、さ、西郷はんや!』
お虎は、泣きながら抱きついた。
鍵屋は薩摩藩士の定宿だが、主人の直助に有馬のことを尋ねると、もうずいぶん長いこと姿を見せていないという。
近頃、薩摩や長州の侍たちは、なにかと茶屋で集まっているらしい。
そして、お虎から信吾が茶屋で豪遊していると聞き、吉之助の顔が怒りで赤くなった。
そして吉之助は鍵屋を飛び出し、信吾が入り浸っている『繁の屋』という茶屋に乗り込んだ。
美しい芸姑と一緒にいた信吾は、いきなり現れた吉之助にびっくりした。
『信吾、白石殿の三十両に手をつけおったな!』
吉之助は信吾を投げ飛ばし、腹を切れと言った。
しかし信吾は、開き直って吉之助をにらみ返した。
『もう、おいに指図すんな!おいは脱藩するち決めたとじゃ。有馬さぁについていっとじゃ!』
信吾はすっかり有馬に心酔しているようだ。
そうして信吾は、一瞬の隙をついて逃げ出してしまった。
頭を下げて謝る吉之助に、芸姑のおゆうが微笑みながら言った。
『有馬はんの居場所ならうち、知ってますえ。』
有馬は、脱藩した浪士たちとともに、伏見の『寺田屋』という宿に潜伏していた。
そこへ吉之助は、乗り込んでいった。
『吉之助・・・・何しに来た』
『おいの命を、おはんらに預けようち思ってな。』
そう言って、お互いに腹を割って話そうという事になった。
有馬たちは、まず京都所司代を襲う計画だという。
それに対し吉之助は、今ではない。と静かに諭した。
『今は、おはんらの命、おいに預けてくいやんせ。どげんしてでんやるち言うなら、ここでおいを斬れ。』
吉之助の覚悟に圧倒され、有馬は早まった行動はしないと誓った。
その夜、吉之助は信吾と枕を並べた。
吉之助の話は人から聞くばかりで、弟の自分は兄との楽しい思い出すらない。
それを聞いた吉之助は、自分の名前ばかりが独り歩きしていることに困惑していた。
穏やかな島暮らしの三年の間に、世の中は目まぐるしく変わってしまっていた。
そして、そのころ下関では思いもよらぬ自体が起きていた。
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