西郷隆盛は熱いハートを持った男性なので、勝手な解釈ですが女遊びや色恋沙汰とは無縁なイメージでしたが、相思相愛だったと噂される女性がいました!

 

その名も「豚姫(ぶた姫)」という愛称の女性、お虎です。

今回『西郷どん』でそれを演じるのはハリセンボンの近藤春菜さんです。

さて、豚姫と呼ばれる女性、お虎とはどんな人物なのでしょうか?

 

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目次

ハリセンボン近藤春菜が演じるお虎とは

 

 

豚姫(ぶたひめ)の諸説はありますが、林真理子さんの原作では、【祇園・奈良福(ならとみ)の仲居・お虎】とされています。

この豚姫は、西郷隆盛の愛人的存在になります。

 

豚姫」というニックネームなので、もうお気付きの方もいると思いますが、大柄な女性だったようです。

ぽっちゃり系女子だったみたいです。

 

歳は30歳前後なので、愛人ですが、きゃぴきゃぴした若い女の子ではなさそうですね。

 

この逸話から「西郷はぽっちゃり好き」って思われますが、西郷どんのことなので性格がいい!とか考え方が同じ!とか相性が良い!とかフィーリングがあった女性がたまたま太めだった、ということも十分にありえそう・・・とも思いますが。。。

 

このお虎こと豚姫は、酒豪で豪快、きっぷがよく度胸満点の性格で、色白で肌がとっても綺麗で、お酒を飲んで肌が火照ると艶っぽかった、なんて話まで残されています。

 

まぁロマンスといっても、どういう関係なのかはハッキリしていなくて、男女の仲なのか、男女間の友情なのか、惚れたのか、惚れられたのか、相思相愛なのか…。

 

大柄だった西郷と、大柄の「豚姫」。

街でデートしてたら目立ったでしょうね。

 

さてこの豚姫。

 

大河ドラマ『西郷どん』で、仲居の「お虎」役で出演するのは、「角野卓造じゃねーわ!」「シュレックじゃねーよ!」でお馴染みのお笑い芸人〝ハリセンボン〝の近藤春菜さんです!

 

藤春菜さんは、色白ぽっちゃりさんで、笑った顔がチャーミングな明るい方なので、豚姫の雰囲気にぴったり!

これまたナイスキャスティング!ですよね。

 

近藤春菜さんは、プライベートでよくお酒を飲む酒豪で友だちもたくさんいるそうですよ。

人に好かれる雰囲気ありますもんね。

 

近藤春菜さんのようなキャラクターのお姫様が出てくれば、殺伐とした雰囲気の箸休め的な癒しになりそうですよね。

 

西郷隆盛も、何度も理不尽な哀しい目に遭っているので、豪快で見ているだけで楽しくなる豚姫さんと一緒にいたら、その間優しい気持ちで入られたのではないでしょうか。

 

今後のドラマの展開が楽しみですね。

 

西郷吉之助(隆盛)は本当にお虎を豚姫と呼んでいたの?

 

西郷吉之助(隆盛)はお虎を豚姫と呼んでいた

 

NHK大河ドラマ「西郷どん」に登場するお虎はぽっちゃり系女子で、ニックネームは「豚姫」だったみたいですが、西郷隆盛は本当に豚姫と呼んでいたのでしょうか。

 

実は、お虎について資料が少なくて、歌舞伎など、創作物に登場するなど、事実とは異なる可能性もありますが、実はこの女性は実在したようです。

 

勝海舟が「京都に、西郷隆盛に愛された”豚姫”というふくよかな女性がいた

 

と証言していて「たかが女遊び一つとっても、西郷はたいしたもんだよ。何か見た目じゃないところで惹かれあったんだろうね」と、西郷が見た目より中身で選んでいたことを言っています。

 

のちの世で「西郷と豚姫」という歌舞伎も演じられていますよ。

さて、この「豚姫」という人物。候補が二人います。

 

まず一人目。

京都の祇園にある「奈良富」の仲居 お虎

(大河ドラマでは、「鍵屋」の仲居という設定のようです)

 

そして二人目は、同じく京都の茶屋で働いていた お末

 

NHK総合 歴史秘話ヒストリア「西郷どんのイロハ 維新の英雄・3つの愛

で解説されていましたね。

 

しかし、どうやら京都祇園の茶屋『奈良富』の仲居をしていたお虎が有力でしょう。

 

このお虎は、太った大柄の女性で、一升の酒をやすやすと飲み干す豪快な女性だったそうです。

 

そして西郷は、このお虎がとてもお気に入りで、『豚姫(ぶたひめ)』とあだ名をつけて可愛がっていたと言われています。

 

幕末、偉人たちの中には、地元に妻がいるのに、他の女性と恋仲になる人はたくさんいましたが、西郷吉之助は非常に真面目な性格で、京都で女遊びに興じることはなかったといわれていますが、「豚姫」とは、とても仲が良かったとされます。

 

戊辰戦争では、西郷が軍を率いて京を発つとき、豚姫は見送りに駆けつけました。

この時、西郷は大変喜んでいたそうです。

 

また、西郷はお虎の気性と機転を信じ、敵情を視察させて3万両もの金を預けて勝海舟に届けさせたという話があります。

 

しかし、この3万両もの大金はあまりに大きな額なので、どこまで真実かは疑問が残るところです。

 

それと西郷は犬を可愛がって、よく散歩させていたのは有名ですが、愛犬に『トラ』という名前を付け、狩りにもよく連れていったそうですので、この名前の由来はお虎と関係ある可能性は大!でしょうね。

 

その後の二人の関係は不明ですが、西南戦争で西郷が死んだと聞いた時、お虎はそれはそれは悲しみ、それから3年後にお虎も亡くなってしまいました。

 

西郷は、妻との関係も良好でしたが、別の女性とも愛し合っていたのか?もしくは、また違った感情だったのか・・・?それは定かではありませんが、きっと豚姫は、明るくて一緒にいると楽しくなるような、そんな女性だったのではないでしょうか。

 

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西郷の女性の好みは太った女性なのか?!

 

西郷の女性の好みは太った女性なのか?!

 

西郷隆盛はぽっちゃり好きで、料理屋で一目惚れしたぽっちゃりした仲居に「豚姫」というニックネームをつけていましたが、嫌味な感じで呼んでいた訳ではなかったようです。

 

本当に、愛嬌があって可愛がっていた女性だったようですので、『豚姫』という言葉が、西郷にとっては褒め言葉に近い気持ちで呼んでいたのかもしれませんね。

 

先程も少し触れましたが、勝海舟は「京都に、西郷隆盛に愛された”豚姫”というふくよかな女性がいた」「たかが女遊び一つとっても、西郷はたいしたもんだよ。何か見た目じゃないところで惹かれあったんだろうね」とは言っていますが、「西郷がぽっちゃり好き」とは言っていません。

 

西郷は見た目じゃなくて人柄に惚れる」と強調してます。

ここは重要です!

 

が、実は、西郷の2番目の妻である『愛加那』も、これまた大柄な女性だったそうです。

愛加那とは家柄の縁談という訳ではなく、恋愛結婚になりますので、そう思うと西郷が太った大柄な女性が実は好みだった。。。という説は濃いと思いますね。

 

こんなふうに、少しずつではありますが、語り継がれる内容を紐解いていくと、歴史が苦手な人でも歴史が楽しくなりそうですね。

 

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