京の芸妓『おゆう』役を演じるのは内田有紀さん。
瑛太さんが演じる、大久保一蔵(正助)の妾、つまり愛人となります。
かなりの美貌の持ち主で、おゆうに魅了される藩士も多く、その一人に錦戸亮さん演じる西郷信吾も、おゆうにゾッコンになるんですよね。
そんな、内田有紀さんが演じる『おゆう』は、実在人物だったのでしょうか?
目次
おゆうは実在人物?
さて、おゆうという女性ですが、大久保利通(一蔵)の妾(愛人)で、実在する人物です。
京都祇園のお茶屋『一力亭』の9代目主人だった、杉浦治郎右衛門の娘で、芸妓だったのでは?と言われています。
『一力亭』は、祇園では有名な茶屋で、主人の杉浦治郎右衛門は、明治3年日本最初の検黴治療所(けんばいちりょうしょ)、婦女職工引立会社を設立した人物です。
おゆうは、杉浦治郎右衛門の本当の娘だったのか?はたまた、芸妓として『一力亭』で働いていて、その後養女となったのかは、定かではありません。
大久保の愛人という立場上、杉浦治郎右衛門の娘だったという方が、世間体は良かったのかも?といった事も考えられます。
とにかくおゆうは、大久保の愛人だったという事は事実です。
おゆうが大久保の愛人となり、慶応2年から京都での生活はおゆうと共に暮していました。
そうして、京都での妻という立場になり、子宝にも恵まれています。
大久保の本妻である満寿子との間にも子供はいますので、おゆうとの子は
四男・達熊
六男・駿熊
七男・七熊
八男・利賢
の4人の男子となります。
八男の利賢だけは、大久保が亡くなってから生まれていますので、大久保にとっておゆうは、生涯の愛人だったという訳ですね。
しかし、このおゆうという女性は、大久保の愛人という立場からでしょうか、周りからかなり大切にされていました。
大久保宛てに来る手紙には、よく、『おゆうによろしゅう。』といった文面が書かれていたそうです。
正妻の満寿子も当然おゆうの事は知っていて、大久保家では、『大久保家にとって大切な仕事をされたお方』という伝わり方をしていたそうですから、かなり大久保に尽くしていたんでしょうね。
器量も良くて、おまけにしっかり尽くす。。。そんな女性だったんだろうなぁと想像出来ます。。。
おゆう役を演じるのは内田有紀!大久保一蔵と西郷信吾が魅了される!
さて、大河ドラマ『西郷どん』でも、もちろんおゆうは、大久保一蔵(正助)の妾として登場します。
『西郷どん』ではおゆうが働く茶屋は、『繁の家』という設定。
その『繁の家』の中でもおゆうは、かなり人気がある芸妓で、おゆうの美貌に魅了される藩士がたくさんいるようです。
吉之助の弟の『西郷信吾』もその1人で、おゆうにメロメロになるんですよね。
今回、西郷信吾役を演じるのは、錦戸亮さん。
錦戸亮さんが演じる信吾は、可愛いらしいタイプの男性。って雰囲気になりそうな感じがします。
信吾は、薩摩と交流のある豪商・白石正一郎から薩摩の兵を京に受け入れる為の資金三十両を運ぶ役目に抜擢されたのに、そのお金をおゆうにつぎ込んでしまうんですよね。
しかし、惚れ込んだおゆうは、結局、一蔵へなびいてしまう事になりますからねー・・・(*_*)
そしておゆうは、一蔵を献身的に支え、『戌辰戦争』では、新政府軍の切り札となる『錦の御旗(にしきのみはた)』を縫います。
『西郷どん』では、一蔵の妻・満寿が、おゆうに対してどんな感情になるのかも見ものですね。
満寿役のミムラさん。。。おゆう役の内田有紀さん。。。うーん、どっちかというと、個人的にはミムラさんを応援したくなるなぁ。^^;
しかし、正助も吉之助の次に真面目な人と思ってたのにー!!
どんな流れで、おゆうとデキてしまうのか・・・うーん、気になる。。。
それと、吉之助はお虎を愛人にはしないのだろうか・・・
そこも気になるところではあります。。。^^;
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