2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第12話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

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【西郷どん】あらすじ(ネタバレ)1話~最終回まで

 

【西郷どん】再放送は?更に再放送も見逃した場合は・・・?!

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第12話あらすじ(ネタバレ)!

 

 

安政二(一八五五)年三月、本復した斉彬は、先のお由羅騒動で処罰された人々に特赥令を出した。

これにより、喜界島から正助の父・次右衛門が五年ぶりに帰ってきた。

 

篤姫は、御台所として申し分ない姫君となったが、いまだ輿入れしないまま、二年の月日が過ぎようとしていた。

 

しびれを切らした幾島が斉彬に問いただすと、井伊からの横やりで話が進まないと眉根を寄せる。

 

そして、幾島の案で大奥に働きかけるのはどうか。という事になった。

斉彬は乗り気になったが、吉之助の心境は複雑だ。

 

まずは、本寿院様にお近づきを。

 

幾島は、誰よりもよつぎの誕生を待ち望んでいるであろう、家定の母に狙いを定めた。

 

西郷さん、大奥を攻めるんは一筋縄ではいきません。あんたさんにも、目一杯働いてもらいますよって。

 

早速、諸藩の屋敷に書状を届ける仕事が与えられた。

手土産も用意せよと、山田から小判を渡される。

 

これからは、人用とあらば、千両、万両、遠慮なく申せとの事。

 

せ、千両、万両・・?!

 

山田が立ち去った後、その場でふと庭に目をやると、篤姫が満開の桜を見つめていた。

二十歳になった篤姫の美しい横顔を吉之助は、まぶしく見つめた。

 

輿入れ作戦

 

幾島、山田、吉之助は、他藩の情報収集、旗本の家老や幕府の役人たちの接待と根回しに翻弄した。

 

おかげで幾島の本寿院への目通りが叶う事になった。

御台所がいない今の大奥では、本寿院が最高権力者で、多くの奥女中たちがかしずいている。

 

本寿院は、斉彬からの献上品に目を細めた。

 

あとは、われらの後押しが欲しい、という事じゃな。

 

本寿院が、御台所に最も望む条件は、家定を置いて先立たない事だという。

先に輿入れした二人の正室は、いずれも早世していた。

 

それを聞いた幾島は、篤姫の優れたところは、丈夫な体と強い運だと告げた。

 

・・・ならば、その運とやらに乗ってみようか。

 

本寿院が考えたのは、御台所候補の姫君達の絵姿を並べ、その中から、家定に新しい御台所を選ばせるというものである。

 

本寿院が、ここぞとばかりに篤姫のを推すと、家定もこれにする!と篤姫の絵を拾い上げた。

 

不服を申し立てる井伊を喝破して、本寿院は強引に篤姫の輿入れを決めてしまった。

 

その報告を聞いた篤姫と幾島は、ホッとした。

しかし、吉之助は何も知らない篤姫がいたわしくてならない。

 

篤姫が下がったあと、斉彬が吉之助に向かって『何か言いたいのか?』と声をかけた。

 

篤姫様は、何も知らんと、こんままお輿入れされては、あまりにもお気の毒でございもす!

 

そう、思い切って訴える。

家定に跡継ぎが出来ない事を初めて知った幾島は、驚愕していた。

 

斉彬は重く口を閉ざしていたが、やがて、篤姫には自分から話すつもりだと答えた。

 

その後、斉彬は篤姫を茶室に招き、手ずから茶をたてた。

 

そして、家定が夫婦の営みもかなわぬ体である事、ゆえに篤姫が子を授かる事は無いことを打ち明け、本当の役目は将軍家の後継者を慶喜に決めるよう、家定の心に直接訴える事だと告げた。

 

・・・すべては国の為、お父上の為なら、篤は喜んで不幸になります。薩摩の姫となった時から覚悟は出来ておりました。

 

隣室にいる吉之助は、ひっしに嗚咽をこらえた。

幾島は、耐えきれず袖を濡らしている。

 

吉之助と篤姫

 

同年十月二日、安政の大地震が起こった。

吉之助は長屋を飛び出し、御座所へ向かった。

 

庭に出てきた斉彬を確認すると、今度は篤姫の寝所へまっしぐらに駆けていく。

 

西郷、来てくれたのか!

 

その時、大きな余震が来た。

柱が音を立てて折れ、篤姫の上に大きな梁が落ちてくる。

 

気づくと、篤姫は瓦礫の中に埋まっていた。

見上げると、吉之助が梁を両腕で支えている。

 

おいの腕が折れる前に、はよ逃げてたもんせ!

 

だが、ついに梁と屋根が崩れ落ちた。

吉之助が篤姫に覆い被さり、全身でかばう。

 

吉之助はドキリとした。

篤姫の顔が間近にある

 

・・・西郷・・・一緒に逃げておくれ。公方様も、お父上もいない遠か国に・・・このまま私を連れて、逃げておくれ。

 

・・・分かいもした。どこまででん篤姫様をお守りして、どげな遠かところまででん、お供つかまつりもす。

 

その言葉を聞き、篤姫はフッと表情を和らげた。

 

・・ありがとう・・西郷・・もうよかとじゃ。御台所となるこの体、よう守ってくれました。

 

篤姫はそう言って、駆け込んできた幾島に抱えられて去っていく

その毅然とした後ろ姿に、吉之助は深く頭を下げた。

 

【西郷どん】13話あらすじ(ネタバレ) へ続く

 

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