大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】の主役は、鈴木亮平さん演じる西郷隆盛!
その西郷隆盛に関係する人物として、坂本龍馬は必ず登場します。
二人の出会いや、お互いの印象、そしてどういった間柄になっていったのか?
それと、気になるのが坂本龍馬を誰が演じるのか?
その配役についても予想してみたいと思います。
追記:小栗旬さんに決定しました。
目次
坂本龍馬とは
画像引用元:https://ja.wikipedia.org
坂本龍馬は、天保6(1836)年11月15日、土佐にて(現在の高知県高知市)坂本家の次男として生まれました。
父 ・・・ 坂本 直足
母 ・・・ 坂本 幸
兄 ・・・ 坂本 権平
姉 ・・・ 坂本 千鶴
姉 ・・・ 坂本 栄
姉 ・・・ 坂本 乙女
龍馬は末っ子で、一番上の兄・権平とは21歳も年が離れていました。
長男と21歳も離れているというのは、母が高齢出産だったという事が解りますね。
末っ子の龍馬を産んだのが、39歳か40歳頃だった様ですので、現在より高齢出産のイメージがかなりあったんじゃないでしょうか。
そういった事もあり、(関係あるかは解りませんが)龍馬が10歳の頃に母の幸は亡くなってしまいました。
それから龍馬は、後妻の伊与に育てられます。
後に龍馬は、狭い日本だけを見るのではなく、世界を知ってこそ日本の成長があるという事を考え始める様になります。
そういった影響は、後妻の伊予が関係していたのでは?と言われています。
龍馬は、伊予の前夫の実家がある、土佐藩(現在の高知)の造船所を訪れていた様です。
なぜ、前夫なのかは解りませんが、前夫の実家と伊予は、その後も付き合いがあったという事ですね。
そこでは、長崎へ入ってくる外国船の話などを聞かされ、龍馬は海外に興味を持ち始めました。
後に坂本龍馬は、幕府を倒すという思いが生まれます。
日本国内での戦にうんざりしていた部分もあった様ですし、世界に目を向けなければいけない。といった思いもあった様です。
そういった事もあり、次第に討幕の考えは大きくなっていきます。
もちろん、龍馬以外にも討幕を考えている者はいましたので、龍馬は討幕に向けて、様々な人物と手を組みながら藩の同盟にも力を貸しています。
龍馬は、土佐勤王党に加盟していましたが、後に脱藩して勝海舟の弟子となり、勝の『私塾』で神戸海軍操練所の塾頭を務めていました。
坂本龍馬は、当時仲が悪かった、薩摩藩と長州藩を『薩長同盟』といった形で同盟を結ばせる事に成功したのです。
さて、坂本龍馬の最期ですが、暗殺されてこの世を去っています。
慶応3年11月15日、龍馬は京都にある近江屋新助宅母屋の二階にいました。
そこへ突然現れた、数人の男達によって斬殺されたのです。
結局、坂本龍馬暗殺に関与していた人物は解りませんでした。
幕府、薩摩藩、土佐藩、紀州藩、新撰組などがありますが、歴史上の謎の1つとなっています。
坂本龍馬と西郷隆盛の出会い
1864年の8月中旬に坂本龍馬と西郷隆盛は、初めて出会ったとされていますが、定かではありません。
出会ったというよりは、坂本龍馬が勝海舟の使いとして会ったという事ですね。
当時、仲が悪かったという薩摩藩と長州藩に同盟を組ませようと考えていた為、それを龍馬が西郷に伝えに行った様です。
ただ、勝海舟が後に語っていたのは、『自分が西郷と龍馬を引き合わせた』とだけ言っているので、最初は深い意図はなく会わせたのかもしれませんね。
坂本龍馬は、西郷隆盛の人物評を、こう表現していたといいます。
西郷というやつは、分からぬやつだ。
釣り鐘に例えると、小さく叩けば小さく響き、大きく叩けば大きく響く。
もし、馬鹿なら大きな馬鹿で、利口なら大きな利口だろう。
更に龍馬は、自分を撞木(鐘・半鐘などを打ち鳴らす丁字形の棒。かねたたき)に例えた評をつけたそうです。
う~ん、なかなか自分を謙遜した表現ですね。
龍馬は西郷の懐の深さや、人間の大きさに圧倒されていたらしいと言われていますので、この様な表現になったんでしょうね。
そして二人はどうなる?
坂本龍馬と西郷隆盛は、討幕という目的は同じでした。
ただ、坂本龍馬の方はいかに戦を避け、討幕を実現させるか。という事が重要でした。
その為には、結束力は必要です。
そこで、坂本龍馬と中岡慎太郎は、犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩が同盟を結べる様に動きました。
討幕する為には、雄藩の力を集結する事こそが必要不可欠だと思っていたからなんですね。
西郷隆盛から薩摩藩へ、長州征伐を反対させる様にする事が出来た龍馬と中岡は、まず下関で、長州藩の木戸孝允と会談する様に、西郷にすすめました。
長州側へは、坂本龍馬が足を運びました。
そうして龍馬は木戸を説得する事に成功するのです。
西郷と中岡は胡蝶丸に乗り、下関へと向かいました。
しか~し!
せっかく下関で待っていた木戸を、西郷がドタキャンブッチするのです。
下関で、中岡慎太郎だけを降ろし、自分は京へと向かいました。
これに関しては、色んな説がありますが、とにかく大久保利通が関わっているのは間違いない様です。
長州との和解に賛成していない大久保を、まず説得する為に京へ行ったのか・・・?
京では幕府の圧力によって朝廷が長州征伐を容認する方向に向いていました。
なので、それを阻止する目的で京へ向かったのか・・・?
といった説がありますが、どちらも大久保利通からの情報だという事と、結局は長州との和解の為に京に向かったという事ですね。
ドタキャンされた木戸は、かなり激怒していたそうですが、ここでもまたまた龍馬と中岡が、必死でなだめたそうです。
そうして木戸側から条件が出たものの、和解は成功したのです。
坂本龍馬と中岡慎太郎の行動力が実を結んだ。という事ですね。
ただ、この和解の場についても薩摩藩、長州藩、どちらもメンツにこだわって、お互いに自分たちから和解をしたいという意思表示をする事が出来なかったそうです。
そこで坂本龍馬が、両者の間に入ります。
結果的には、薩摩藩側から同盟を申し入れる形となったものの、長州はそれまで幕府を敵にまわして孤立していましたので、致し方ない状態だった様ですね。
そういった事も龍馬からの説明により、西郷も納得した様です。
そこから同志としてお互い信頼し合った仲が続きました。
さて、坂本龍馬が妻のお龍と共に寺田屋に宿泊していた際、幕吏に襲撃された事は有名ですね。
妻のお龍がいち早く気付き、龍馬に伝えて負傷はしたものの命は助かりました。
その時も、その傷を癒やす為に、西郷のすすめで一緒に湯治療に行ったといいます。
それに、西郷家に度々泊めてもらっていた龍馬ですが、雨漏りをしている事に西郷の妻・糸が気に病んで、夫の西郷に屋根の修繕を相談したそうです。
糸は、雨漏りしている事が、龍馬に対して申し訳ないと思ったのでしょうね。
しかし、西郷が『国中の家が雨漏りしているのだから、西郷家だけ直す訳にはいかない』と言ったのを龍馬は、こっそり聞いていたそうです。
そして龍馬は、その志に感銘を受けたそうです。
そんな事もあってか、自分の身に何かあったら、妻・お龍を西郷に託したといいます。
薩長同盟がきっかけで、絆が深まった2人でしたが、なんだか運命を感じるなぁと思いますね。
坂本龍馬は誰が演じる?
坂本龍馬の風貌は、当時の写真機で写っているイメージが強いですよね。
やっぱり、外見は似てる雰囲気の役者さんを選ぶのかな?というのは、想像出来ますけどね。
いやいや・・・でも。。。
主役の西郷隆盛のイメージは、鈴木亮平さんじゃないし!と思うのは私だけでしょうか??
うーん。
するってぇと、謎は深まる。。。
坂本龍馬は、あまり清潔感のあるタイプでは無かったようです。
頭もフケだらけで、衣類もあまり取り替えていなかったみたいなので、それも踏まえて配役を考えると・・・
・・・となると、それに合う役者さんを挙げるとなると、かなり失礼な事になる恐れはありますが。。。^^;
ま、坂本龍馬は過去にたくさんの俳優さんが演じてますからねぇ。。。
ホント、イメージバラバラなんですよ。^^;
だって、福山雅治さんの時もあれば、武田鉄矢さんが演じた事もありますからねぇ。
するってぇと、坂本龍馬に配役される条件は、顔だけちゃうっちゅーねん!
て事か・・・^^;
福山雅治さんが演じた事もあるっちゅうからねー。。
て事は、不潔さだけで選ばれてるって訳でもなさそうやしね。
(てか、不潔さだけで選ばれた人はいるのでしょうか・・・)
今回の大河ドラマ『西郷どん』での、西郷隆盛役を演じるのが何回もしつこいけど、鈴木亮平さんなのでやっぱ年代は、その辺りを攻めてくるんちゃうかいな?と思うのですが。
西郷隆盛より坂本龍馬は8歳も年下なんで、鈴木亮平さんより若くて細身の役者さんだろな。と・・・
前回の大河ドラマ『おんな城主直虎』では、織田信長を演じるのは誰か?って事が、話題になってましたよねー!
市川海老蔵さんが演じてましたが、最初はピンとこなかったなぁ。
でも、あの恐ろしい雰囲気を見事に演じきってたし、段々と『海老蔵さんだから似合ってる!』って思う様になってたしね。
とにかく誰が演じても、いつの間にかしっくりくる様になるんだろうな。ってのは思います。
誰なんだろ・・・楽しみですね。
追記:小栗旬さんに決定しました。
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