大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】でミムラさんが演じるのが、大久保正助(利通)の妻・大久保満寿(ます)です。
大久保正助(利通)の妻・満寿は、内助の功として知られている女性です。
正助を、一歩さがって支える…。
そんな古き良き日本の、理想の女性像そのものだった満寿。
そんな女性をミムラさんが演じますが、なんだかイメージにピッタリな満寿を、演じてくれそうな気がしますね~。(*´∀`*)
目次
ミムラが演じる大久保満寿とは?
イケメン瑛太さんが演じる『大久利通』と、色白美人のミムラさん演じる『満寿』の夫婦!
美男美女で、見た目はバッチリお似合いの夫婦ですよね。
内助の功を感じ取れるような雰囲気ある演技に、期待が膨らみます。
大河ドラマでは、西郷の妻の糸と、大久保 の妻の満寿との妻同士、語りあうシーンがみどころとか。。。
“妻たちの夫談義”が大いに気になりますよね。
では、そのミムラさんが大河ドラマで演じる『大久保満寿』について、簡単に紹介したいと思います。
満寿のことが書いてある資料は、あまり残っていませんが、内助の功として有名な女性だったようです。
〝内助の功〝と、言われている素敵な女性の生涯は、どのようなものだったのか、気になりませんか。
では、出生から紹介しますね。
大久保満寿は、薩摩藩士の父 早崎七郎右衛門の次女として、生まれました。
大久保満寿は、大久保利通と結婚後、鹿児島で生活します。
大久保利通と満寿は、子宝に恵まれ、四男一女。五人の子どもがいました。
また、利通には満寿の他に、〝おゆう〝という京都祇園の女性との間にも、4人の男の子が産まれています。
満寿は、この子供たち9人全員を育てるお母さんでした。
子どもの人数もすごく多いですけど、他所の人とできた子供も一緒に育てるなんて、今の時代では考えられませんよね。
ちょっと想像しただけでも、大変そうです。
しかも、9人のうち8人が男の子なんですよ。。。
この時代は、男の子を育てるって、並大抵な事ではないですから・・・
それをやってのけるなんて尊敬します。
しかも子供は立派になり、資料として残る人物がたくさんいます。
分け隔てなく愛情を注いでいたんだろうなぁ。という事が想像出来ます。
そんな子どもたちを、ちょこっと紹介します。
長男 : 大久保 利和 → 貴族院侯爵議員など
次男 : 牧野伸顕 → 麻生太郎氏の曽祖父
三男 : 大久保利武 → 貴族院侯爵議員、日本赤十字社理事など
四男 : 石原雄熊
長女 : 芳子 →外務大臣・伊集院彦吉の妻
少し気になったのは、次男の牧野伸顕は、麻生太郎氏の曽祖父だったんですねー。
しかし、ミムラさんの演じる大久保満寿。どんな感じになるんでしょ。。
気になります。。。
大久保利通(一蔵)との仲はどんな感じだったの?
さて、大久保利通と満寿夫婦の仲はどんな感じだったのか。。。
残念ながら満寿の資料は、ほとんど残されていないんです。
想像ですが、利通から東京で暮らすと知らせを受け、満寿は、政府内務卿の妻として彼を、傍で支えることを決意したのだと思います。
同じ家に住むという事は、妻、家族として耳を塞ぎたくなるような言葉も沢山耳にしたとのではないか。とも思いますね。
夫の近くに居ることで、安らぎが得られるはずだったのに、結局、気苦労の絶えない生活へ戻ったのです。
ここまで尽くせるということは、満寿は利通を深く愛し、尊敬していたという事がうかがえます。
二人だけにしかわからない感情で結ばれた関係だったんでしょう。
明治維新後は、大久保利通は東京に住むようになったので、大久保満寿子も一緒に、東京に移ります。
満寿は、常に大久保利通と一緒に行動して、側で支えていました。
そんな満寿の内助の功に利通は支えられ、藩の中枢に上り詰めるまでに出世し、天下国家を動かす男に、なったのです。
そして、運命の1878年(明治11年5月)利通が紀尾井坂の変で暗殺されます。
満寿は、精神的なショックから体調を崩し、病床につきます。
そして、利通が亡くなった7ヶ月後の、12月7日に亡くなりました。
ショックの原因は、今後のお金の苦労からだ。といった話もありますが、貧乏な時代もあったでしょうから、お金の事に関しては慣れていたんではないか?とも思ったりします。
ただ、大久保利通と家族のために生きたと言っても過言ではないくらい尽くしていた女性と言われていますから、満寿自身が納得して、幸せな人生だと感じたからこそ、亡くなった時期も近くなるのか。。。という風にも思えます。
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