2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!
では、第8話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
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目次
【西郷どん(せごどん)】第8話あらすじ(ネタバレ)!
半年足らずのうちに祖父と父母を亡くすという、吉之助にとって生涯で最も悲しい一年が過ぎ、新しい年がやってきた。
新年早々、須賀が不穏な事を言った。
近所の人たちが、須賀の事を『不吉な嫁』と呼んでいるらしい。
しかし、吉之助は須賀を励まし、優しく笑いかけた。
そんな夫の横顔を須賀はじっと見つめていた。
西郷家の生活は吉之助一人の肩にかかっているが、とても一家を養えず、豪商の板垣からの借金は倍に膨れ上がり、まだ一文も返済していない。
そんなある日、正助が書状を手に駆け込んできた。
『吉之助さぁ!お城からお達しがあって、ついに謹慎が解かれもした!』
しかも、記録所書役に戻れる事になったという。
『そいは、ほんのこいな?!めでたか~!』
『吉之助さぁのおかげじゃ!』
長い三年だったが、これからは正助の禄で台所も楽になるし、きっと次右衛門も戻ってこれる様になるはずだ。
両家の家族は手を取り合って大喜びした。
夢を捨てるか叶えるか
六月三日、アメリカのペリー率いる艦隊が幕府に開国を求め、浦賀沖に現れた。
しかし、参勤交代の帰路の途中で報告を受けた斉彬は、さして動ずる事はなかった。
琉球からの報告やジョン万次郎の話で、斉彬は日本中の誰よりも正確に、黒船の来航を予測していたのである。
そして斉彬は、長崎と江戸へ九十人の壮士を送り、領内の防備も厳重に固め、鉄の大砲を作る為、鉄山の開発を急がせた。
アメリカと対等の立場で談判に臨まねばならないと斉彬は考えていた。
斉彬に見込まれて養女となる事が決まった於一は、篤姫と名を改め、先頃病死した家慶のあと、十三代将軍となった徳川家定に輿入れする事になったのである。
ある日、吉之助は家老名代である桂久武に呼び出された。
来年にもペリーが再び来航するという事で、老中首座の阿部正弘からお召しがあり、斉彬が急ぎ江戸へ舞い戻る事になったという。
斉彬じきじきに、吉之助のお供で江戸に行ってもらいたいと告げられた。
『ありがたき幸せにございもす!』
これを聞いた家族は大喜びした。
須賀を除いて・・・
『私は、めでたくなか!支度金がいくらかかっかご存じでございもすか?』
須賀が聞いた話によると三十両は必要だという。
吉二郎が、畑を半分売ろう。と言い出す。
しかし、畑の作物がなければ、皆が飢えてしまう。
金を借りるにも、山のような借金のある西郷家に金を貸す者がいるとは思えないと須賀がズケズケと言う。
『いつ帰ってくっか分からん旦那さぁを借金まみれの家で待つなど、私は御免こうむります。』
須賀のあまりの辛辣さに、一同は言葉もなかった。
その夜、吉之助が眠れずに木の上で考え込んでいると、同じく寝つけない正助がやってきた。
吉之助は、正助に状況を話した。
正助からしてみれば、幼い頃からの夢を叶える好機をみすみす捨てるなど、正気の沙汰とは思えない。
逃げくっとか!
逃げちょらん!
転げるように木から降り、つかみ合いの大喧嘩となってしまった。
決心がつかない吉之助に、再び久武から内命が下った。
今度は、篤姫からのお召しで、今和泉の屋敷から鶴丸城まで警護役をせよという。
須賀はしつこく、帰ってくるか?と解いだしてきたが、江戸へ行くわけではないから。と言い聞かせて家を出た。
篤姫を乗せた駕籠は錦江湾沿いの街道を進み、途中、観音崎で止まった。
そして、篤姫から吉之助にお呼びがかかった。
『西郷、そなたに礼を言いとうて呼び立てもした。』
『は?礼でございもすか?』
姫の中から於一を選んだのは、あの御前試合で賭けに勝った運の強さだと斉彬は言った。
つまり、吉之助のおかげなのだ。
『分からんでもよか。西郷、次は江戸で会おう。』
『は、は!』
須賀の思い
家に戻ってきた吉之助を正助が一人で待っていた。
金のない郷中の仲間たちが金を出し合い、二十両集めたものを持ってきたのだ。
それに、どれほど頭を下げたのか、正助は板垣から五両の餞別をもらってきてくれた。
『・・・あいがごわす・・・おいは江戸に行っど。』
吉二郎たちが大喜びで部屋に飛び込んできた。
しかし、須賀の姿は見えない。
吉之助が留守の間に里に帰ってしまったという。
しかし、すぐ直五郎が須賀を連れてやって来た。
『吉之助どん、すまん、こいはおはんの嫁にはふさわしくなか未熟もんじゃ!』
直五郎が手をついた。
つまり、離縁するという事だ。
そうして餞別だと言い、直五郎が渡したのは、金子十両だ。
こんな大金受け取れないという吉之助に、須賀がポソリと『手切れ金でございもす』と言った。
そうして須賀は出ていく形となった。
家族は皆、須賀を悪妻の様に想っているが、それは違う。
短い間でも、夫婦だった吉之助には解る。
あれは、須賀の本心ではない。
どうしても吉之助を引き止めてしまう須賀は、自分が足かせにならないよう、吉之助の為に身を引いてくれたのだ。
『・・・あいがとうなぁ・・』
そして年が空け、安政元(一八五四)年一月二十一日、ついに吉之助が江戸へ発つ日がやってきた。
新しい羽織袴を身につけ、皆に別れを告げて歩いていった。
橋本愛【西郷どん】須賀役!吉之助の一人目の妻!子供は作らず?
【西郷どん】於一於一(篤姫)役の北川景子に魅了!吉之助に恋心?!
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