2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第7話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

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【西郷どん】あらすじ(ネタバレ)1話~最終回まで

 

【西郷どん】再放送は?更に再放送も見逃した場合は・・・?!

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第7話あらすじ(ネタバレ)!

 

 

嘉永五(一八五ニ)年夏、長いこと労咳を患っていた龍右衛門が亡くなった。

龍右衛門は、吉之助の嫁の顔が見られなかった事が心残りだと言っていた。

 

吉之助も、もう二十四歳。

吉之助が嫁を取らないと、いつまでたっても妹の琴が嫁に行けない・・・

 

そこで吉兵衛が、はたと思い出した。

以前、上之園の伊集院家から娘の須賀を吉之助にどうかと、縁談話があったのだ。

 

善は急げと吉兵衛は駆け出して行き、話をまとめてきてしまった。

 

吉之助の方は、今は嫁取りどころではない。

来年には、また参勤がある。

 

吉之助は、斉彬について江戸に行きたいのだ。

しかし、斉彬への奉公というのは、米や麦が少しでも多く収獲出来るよう、丁寧に村々を見て回る事だ。

 

斉彬が藩主になってから、百姓たちの顔が以前より明るくなった。

今年は稲の育ちも順調である。

 

斉彬は『経済の根本は勧農なり、勧農は政の基本なり』という政治信念の下、新田開発を激励し、荒れ地を開懇する百姓たちに牛を貸し出すなどの補助も怠らなかった。

 

吉之助の縁談

 

その頃、オランダ商館から斉彬に知らせが届いた。

アメリカの軍艦が日本に向かっているというのである。

 

ジョン万次郎の申していたとおりだ。メリケン動き、いよいよ時勢が動く・・・

 

次の出府には、見込みのある二才を連れて行く。

その話は、瞬く間に武家の若者たちに伝わった。

 

吉之助たちは大いに盛り上がり、高揚した気分で家に帰った。

が、西郷家はやけに静かだ。

 

なんと、母の満佐が具合が悪いらしい。

 

おはんだけに話すが、どうやらじい様の死病をもろうたみたいじゃ・・・この間も血を吐いてな・・

 

満佐を安心させる為にも、嫁をもらってくれと吉兵衛が頭を垂れる。

吉之助も、これ以上嫌とは言えなかった。

 

こうして、吉之助と須賀との婚礼が行われた。

両者が顔を会わせるのは、今日が初めてである。

 

仲間たちも駆けつけて、ささやかな祝宴が始まる。

しかし、須賀は一言も喋らず、ニコリともしない。

 

やがて伊集院一家が帰って行き、正助が仲間と吉之助の弟妹を連れ、騒々しく立ち去って行った。

新婚夫婦のために気を利かせたのだ。

 

吉之助と西郷の家の事、どうかよろしく頼みもす。

 

満佐が手をついて須賀に頭を下げると、須賀も突然、がばりと手をついた。

 

・・・こげな愛想のなか嫁ですんもはん!

 

こればっかりは性分で、笑おうとしても笑えないのだという。

頭を下げる須賀に吉之助は、『よかよか』と笑って言った。

 

確かに愛想はないが、根は悪くなさそうだ。

満佐は二人を残し、安心したように部屋をあとにした。

 

翌日から満佐は須賀に家事を仕込み始めた。

須賀は不器用というか不慣れというか、何をやらせても手元が危なっかしい。

 

あの、義母上、まだあっとでございもすか

 

まだまだ憶えてもらっことがたくさんあいもんでなぁ。お天道様は待ってくれもはんど

 

しかし、須賀はすでにうんざりした顔である。

夜、夕飯を囲みながら、きみが尋ねた。

 

須賀さぁ、こん家にはなじめそうじゃろかい

 

そいはまだなんとも・・・

 

何かにつけ遠慮がない。

良く言えば、正直なのである。

 

そんな須賀に吉兵衛は、自分の嫁である満佐の自慢を始めた。

夫婦は、まず相手に惚れることだ。と須賀に言った。

 

しかし翌朝、西郷家を悲劇が襲った。

龍右衛門の死からたった二ヶ月で、吉兵衛があっけなくこの世を去ってしまったのだ。

 

家族の悲しみは深く、満佐は無理がたたって再び寝込んでしまった。

 

西郷家の更なる不幸

 

斉彬が阿部正弘からせかされる様に薩摩を発ち、早くも数週間が経った。

吉之助は、咳に効くという薬を買ってきては、煎じて満佐に飲ませていた。

 

薬ち、高かったとじゃなかな

 

金の事など気にせんで

 

そこへ大山と俊斎が駆け込んできた。

 

大山さぁとおいが、江戸詰めに選ばれもした!

 

そいは、ほんのこっか!やいもしたな!

 

吉之助は?

 

いや、そいが・・・おいは選ばれんかった。

 

そんなおかしな話しがあるかと、二人は驚いた。

満佐は、粥も受け付けなくなり、やせ細っていった。

 

十一月も終わりに近づいたある朝、吉之助は満佐を背負い、桜島が眼前に見える浜に立った。

 

ああ、美しか・・・生きちょっ間に、どげんしてでんここに来たかった・・・

 

満佐は、吉之助が江戸詰めの願いを出さなかった事を見抜いていた。

 

あたいの体を気遣って、あれほど生きたかった江戸を諦めてくれたとじゃね・・・おはんは、心が熱すぎっで、つい情に負ける。じゃっどん、これからは吉之助さぁの好きなように生きやんせ。

 

そうして満佐は、最愛の息子の背中で静かに息を引き取った。

 

・・・母上・・

 

満佐を背負ったまま、吉之助は涙を流しながら、いつまでも桜島の前に立ち尽くしていた。

 

【西郷どん】8話あらすじ(ネタバレ) に続く

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