2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第4話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!

 

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【西郷どん】あらすじ(ネタバレ)1話~最終回まで

 

【西郷どん】再放送は?更に再放送も見逃した場合は・・・?!

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第4話あらすじ(ネタバレ)!

 

 

吉之助は、城に行って訴えると言う。

それを三人がかりで取り押さえていた。

 

皆、気持ちは吉之助と同じである。

そうして皆で考えた挙句、久光に直訴する事を思いついた。

 

屋敷の外で待ち伏せし、久光が玉里の別邸に出かけるところを狙って、一斉に駆け込んでいく。

 

ぎょっとした久光に吉之助ら六人は刀を前に置き、次々と平伏した。

 

我ら幼き頃より、赤山先生の薫陶をば受けてきもした門弟にございもす!どうか、こたびの赤山先生のお沙汰、お取り消しくださいもんせ!

 

おいにはどげんすっこっもできん。おいに言うな。

 

そう言って去っていく久光に、吉之助はたまらず叫んだ。

 

あなた様は、こいでよかとでございもすか!

 

追いかけようとしたが、吉之助たちは、取り押さえられ、袋叩きにされてしまった。

 

夕刻、吉之助たちは、赤山に呼ばれて屋敷に出向いた。

 

ないな、おはんらお通夜みたいな顔をして。どうせじきに、おいの通夜になっとじゃ。今日は湿っぽか話はなしじゃ。

 

じゃっどん、おいはやりきれもはん。赤山先生のご無念を思うたら・・・

 

おはんらは、おいの代わりに、斉彬様のお役に立てるよう力を尽くしてくいやい。

 

吉之助たちは、その言葉をしっかりと胸に刻み、涙をこらえて酒を飲んだ。

 

赤山靱負死す

 

赤山靱負、享年二十七。

桜の花びらが舞い散る中、薩摩の未来を担うべき、若く尊い命の火が消えた。

 

あげんな妾んために、ないごて赤山先生まで・・・

 

腹の底から激しい怒りが込み上げてくる。

こんな道理の通らない話があってたまるか!

 

許せん・・・許せん・・・おいはあん女をたたっ斬る!

 

吉之助は、やり場のない怒りをこらえていた。

しかし、その後も斉興の粛清は続き、処罰は大久保家にも及んだ。

 

斉彬の為に下働きをしたというだけで、次右衛門は喜界島へ島流しとなり、その連座で正助は城勤めを解かれて謹慎処分となった。

 

数日後、江戸の斉彬のもとに、吉之助の魂の叫びを綴った書状と、赤山の血染めの襦袢が届けられた。

 

じっと考え込んでいた斉彬は、やがて顔を上げ、阿部に協力を求める書状をしたため始めた。

 

年が開けて嘉永四(一八五一)年、江戸城に登城した斉興は、将軍・徳川家慶からだという朱衣肩衝の茶入れを老中の阿部より賜った。

 

将軍から茶入れが下賜されるという事は、すなわち隠居勧告である。

 

・・・ありがたき幸せ

 

口では言いながらも、心中は穏やかでない。

芝の薩摩藩邸に戻った斉興は、由羅に自分の思いをぶちまけていた。

 

誰が隠居などすっもんか!

 

そうです。久光が家督を継ぐためにも!

 

そこへ、斉彬の来訪が告げられた。

ついに斉彬が動いたのだ。

 

決断

 

将軍の茶入れがだめなら、自分の手で斉興に引導を渡すまでであると斉彬は考えていた。

そうして親子は対峙したが、長年の確執が部屋に渦巻いていた。

 

斉彬は持参した包みから、吉之助の書状の束を取り出した。

 

そこには、年貢の取り立てに苦しんでいる者、借金を返せず、大事な娘を売らねばならぬ者がいる事、島津の悪政の為、故郷の薩摩を離れて他国へ逃げる者たちが大勢いることが、綴られてある。

 

これまで私は、このような事から目を背け、民百姓の声を聞く事もなく、父上に代わって薩摩の主になる事から逃げてまいりました。しかし、もう逃げる事は止めまする。

 

しかし斉興は、お前に家督を譲るくらいなら、島津家もろとも消える覚悟だ!と言う。

これ以上の話し合いは時間の無駄だ。

 

斉彬は、二丁の短銃を斉興の前に並べて置くと、一方にだけ弾が込めてあると言った。

 

天の声を聞きましょう。好きなほうを選び、己の頭に当てて撃つのです。父上、お選びください。

 

斉興は、震える手で片方を手にした。

斉彬が残ったほうを取り、自分のこめかみに当てる。

 

斉彬は、躊躇なく引き金を引いた。

カチ!

 

空砲の音と同時に、斉興の方は『うわぁ!』と悲鳴を上げて銃を放りだしていた。

 

家臣たちの目が断を下している。

斉興の負けだ。

 

由羅が飛び込んできて、斉興の放り出した銃を斉彬に向けた。

 

や、やめんか由羅・・

 

もみ合いになり、銃口が引かれ銃声がとどろいた。

あの時、もし斉興が引き金を引いていたら・・・

 

二人は、ヘナヘナとその場に座り込んでしまった。

こうして、しぶしぶではあるが、斉興は隠居届を出し、斉彬は四十三にして、ようやく薩摩藩主に就任した。

 

斉彬襲封の知らせは、すぐ薩摩に届いた。

吉之助たちは狂喜乱舞し、皆で赤山の墓に報告した。

 

五月八日、第十一代薩摩藩主・島津斉彬がついにお国入りを果たした。

城の前に正装して騎乗した斉彬の姿は、まるで太陽のようなまぶしさである。

 

感動のあまり、吉之助の体は震えた。

新しい薩摩が始まる。

吉之助は、入城していく斉彬を胸を熱くして見送った。

 

【西郷どん】5話あらすじ(ネタバレ) に続く

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