2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第34話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第34話あらすじ(ネタバレ)!

 

【西郷どん(せごどん)】第34話あらすじ(ネタバレ)【原作から予想】!

 

慶応二(1866)年六月、幕府が強引に推し進めた第二次長州征伐が始まり、十万の幕府軍が、わずか三千五百の長州軍に襲いかかった。

 

勝敗は明らかだと思われたが、薩摩から最新の武器を入手した長州勢は、幕府軍を次々と打破していった。

 

その戦の最中、将軍・徳川家茂が二十一歳の若さでこの世を去った。

これにて徳川の威光は地に落ち、もはや諸藩を束ねる力を失ったといっても過言ではなかった。

 

十月、薩摩より京に上がった西郷吉之助は、岩倉具視の屋敷にやって来た。

そこには大久保一蔵と、勝海舟が待っていた。

 

勝は第二次長州征伐に際して謹慎を解かれ、幕府の使者として長州側との交渉に当たったという。

桂と伊藤は勝に敬服し、日本国の行く末について語り合いたいと言ったという。

 

そんなこんなで、こっちに戻ってみたら、次の将軍を誰にするか大騒ぎで、慶喜公からは礼の一つもありゃしねぇ。

 

いずれにせよ、幕府は沈没寸前の船である。

嘆息する勝に一蔵が言った。

 

聞くところによると、一橋様は徳川の家は継ぐが、将軍になならないと言っているとか。

 

・・いや、おいは慶喜様が将軍になると思います。

 

続いて吉之助が勝に言った。

慶喜は、幕府の力を盛り返す勝算を探しているのだ。

 

そうして吉之助の予想どおり、慶喜は孝明天皇に請われる形で十五代将軍の座に就いたのである。

 

その数週間後、孝明天皇が崩御されたという知らせが入った。

もうすぐ天子様のおそばに戻れると信じていた岩倉の嘆きは尋常じゃなかった。

 

吉之助と一蔵は口々に言った。

新帝はまだ若く、宮中には岩倉の息子もいる。今こそ、朝廷と幕府を引き離す好機だ、と。

 

そう聞いた岩倉は涙を拭って机に向かい、筆を走らせ始めた。

年が明け、吉之助と一蔵は岩倉の書状を携え、薩摩の島津久光、越前の松平春嶽、土佐の山内容堂、宇和島の伊達宗城のもとへ手分けして向かった。

 

四つの雄藩の代表を京に呼び集め、先手を打って慶喜の独走を食い止めようというのだ。

 

それから一ヶ月後、呼びかけに応じた四俟が、兵庫港開港について慶喜と意見を交わすという名目で京の二条城に集まった。

 

ところが、久光以外の諸俟はすでに慶喜に懐柔されていたのである。

かくして『四俟会議』は、吉之助たちの惨敗に終わった。

 

京の町にある鰻屋で、ふきとばったり会ったのはそれから数日後の事である。

 

いつか西郷様と、あの方と三人で、こんうんまか鰻を食べる日が来っとでしょうか。

 

薩摩弁で明るく話すふきに、吉之助は応えられない。

するとふきが、慶喜は異国の人間と会っている事に、『薩摩』という言葉が時折聞こえてくると言った。

 

私は、恐ろしくて仕方がなかです・・・

 

しかしふきは、慶喜の側を離れられないのだと切なく微笑んだ。

 

慶喜のたくらみ

 

その後、吉之助はイギリス公使パークスの通詞であるアーネスト・サトウと対面した。

 

あくまで噂だが、フランスは幕府に多大な支援をする見返りとして、薩摩の地を要求していると・・・

 

もし薩摩が望むなら、イギリスは支援を惜しみません。いくらでも武器や金を貸します。

 

そう言うサトウに吉之助は礼を述べながら、日本の事は日本人に任せてください。と言った。

ここへきて、吉之助はついに腹をくくった。

 

武力を持って徳川を討つ。と吉之助は言った。

一蔵も立ち上がる。

 

土佐では藩が買い付けたライフルを届けるため、坂本龍馬が容堂を訪ねていた。

 

薩摩は幕府と戦をすることを決めたがです。長州も芸州も、兵を京に送る事を決めゆう頃やろう。遅れているのは土佐だけですよ。

 

それを聞いた酒浸りの容堂は、プイっと部屋を出てしまった。

容堂の側近、後藤象二郎が龍馬に『容堂公の機嫌を損ねてしまった。』と言ってきた。

 

後藤さん、実は別に妙案があるがです。戦をせんと、幕府を取り潰せる策が・・・

 

龍馬の目が怪しく光った。

 

一方、薩摩藩邸には、薩摩から続々と兵が到着していた。

すると、一蔵が息せき切って廊下を走ってきた。

 

吉之助さぁ、土佐が、別の動きをしおった。

 

慶喜に『大政奉還』を提言したというのだ。

このころ、貧困に苦しむ民衆が『ええじゃないか』と踊り狂う騒動が日本中に広まっていた。

 

そして一夜明け、慶喜は土佐の建白を受けて重臣たちを招集し、まさかの大政奉還を表明したのである。

 

吉之助が定宿の鍵屋で物思いにふけっていると、龍馬が現れた。

 

これから日本も新しい国になる。日本中の雨漏りも直るがぜよ。

 

坂本さぁは、何も分かっちょらん。

 

あのずる賢い男は、いずれ政権が手元に戻る事を分かっていて、うまく逃げただけだ。

大政奉還は、ただの詭弁であり、龍馬が言うような将軍の立派な決断などでは断じてない。

 

なんと言われようと、おいは慶喜を討つ。

 

徳川と戦をすれば日本は火の海ぜよ。おまんも戦は好かんかったじゃろ

 

二人の男は一歩も譲らずにらみ合ったのだった。

 

【西郷どん】35話(9/16)あらすじ(ネタバレ)! に続く!

 

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