2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第38話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第38話あらすじ(ネタバレ)!

 

【西郷どん(せごどん)】第38話あらすじ(ネタバレ)!

 

慶応四年五月十五日早朝、降りしきる雨の中、新政府軍は上野の寛永寺に立てこもる彰義隊に攻撃を開始。

薩摩軍が鉄砲を浴びせ、佐賀藩のアームストロング砲が火を噴いた。

 

突っ込め!決して手を緩めちゃならんど!

 

吉之助率いる薩摩軍が、刀を抜いて殺到していく。

江戸城から双眼鏡で上野方面を見ていた大村は、黙ってそれを有栖川宮に手渡した。

 

ああ!上野が燃えている!

 

大村の予告どおり、『上野戦争』と呼ばれるこの戦は、たった半日で決着がついてしまった。

一方、会津ほか東北各地、北越でも諸藩が同盟を結び、新政府軍に決死の抵抗を始めていた。

 

新政府軍は、金も兵糧も武器も足りない。

特に、会津、庄内、長岡は戦上手で、このままでは十中八九負ける。と大村は言う。

 

京にも金が無いと大村に有栖川宮が泣きつく。

そして、大村が吉之助を見た。

 

薩摩には、精兵も金もまだまだそろっとるはずなので、お引き受けしましょう。

 

吉之助が言った。

 

六月、吉之助は信吾と小兵衛と共に帰薩した。

寅太郎は三歳になり、弟の吉次郎夫婦にも、二人子供がいる。

 

その夜、小兵衛が語る戦の話を、子供達は恐ろしそうに聞いていた。

信吾は、戦がどんなに恐ろしくて醜いものか伝えた。

 

吉之助は、徳川の者達が野ざらしにされた無残な屍を思い出していた。

 

糸は吉次郎たちを気遣い、更には愛加那たちにもたびたび米や反物を送っていた。

そして、いつか大島の菊次郎を薩摩に迎える話についても、同じ考えです。と糸は優しく微笑んだ。

 

あいがとな、糸どん。

 

改めて家族のありがたみを噛みしめる吉之助だった。

 

吉二郎の決意

 

薩摩の忠義と底力を必ずや天下にお見せ出来るでありましょう!

 

そんな吉之助の言葉に乗せられた久光は、新政府からの要請をあっさり了承すると、高らかに笑った。

そして、げきを飛ばし、兵たちを送り出した。

 

その夜、妹の琴が吉之助に話があると言う。

 

兄さぁ、みんな我慢しちょっとじゃ。そん中で一番我慢しちょっとは、吉二郎じゃ。

 

それを聞いた吉之助は、吉二郎に何でも欲しいものを言ってくれ。と言った。

 

・・・実は、おいも、戦働きがしたか。

 

信吾も小兵衛も反対したが、吉二郎は断固として言い張った。

吉之助は、何も言わずにずっと家を守り続けた吉二郎の切なる思いを聞いてびっくりしていた。

 

妻の園も、夫のたった一つの願いを聞き届けてやってくれと吉之助に手をつく。

吉之助は、刀はもう役に立たないこと、西洋の銃や大砲の凄まじい威力を話して聞かせ、改めて尋ねた。

 

吉二郎、そいでも行っとか?

 

・・・はい。覚悟はできちょいもす。

 

こうして吉二郎は、軍装に身を包み、一足先に弟二人と越後へ出立していった。

その数日後、吉之助が鶴丸城の居室で作戦を練っていると、新八がよろめくように転がり込んできた。

 

傑物と名高い長岡藩家老の河井継之助が、ガトリング砲という最新式の武器と精兵を操り、新政府軍を防戦一方に追い込んでいるという。

 

兵の士気も下がる一方だと聞き、吉之助は新八を連れて軍艦・春日丸で急ぎ越後へ向かった。

そこで軍議が開かれ、吉之助が対応に追われていると、信吾が駆け込んできた。

 

吉二郎兄さぁが・・・・撃たれた。

 

腰と横腹を撃たれて重傷だという。

しかし、吉之助は行く事は出来ないと言った。

 

兵の命は皆同じだ。

それに今、吉之助がここを離れるわけにはいかないのだ。

 

吉二郎の最期

 

北越戦争は三ヶ月かかってようやく長岡城が陥落。

河井継之助は、会津へ落ち延びる途中、足のけががもとで落命した。

 

吉之助はようやく数人の伴を連れ、柏崎へ向かった。

寺は、大勢の負傷兵のうめき声であふれていた。

 

吉之助は兵たちに、ねぎらいの言葉をかけ、頭を下げた。

吉二郎は奥の方に寝かされていた。

 

吉二郎、おいじゃ。

 

もう目も見えなくなった吉二郎は、兄を待っていたかのようにそのまま息を引き取った。

 

同年九月、会津、庄内が降伏し、東北の戦乱はひとまずの終局を迎えた。

元号は江戸から明治に変わり、東京城は京を離れた明治天皇の新しい住まいとなった。

 

吉之助は一蔵と東京城の一室で向かい合った。

 

一蔵どん、今日は頼みがあって来た。薩摩に帰らせてもらいたい。

 

一蔵は仰天した。

新政府は、これから始まるのだ。

 

もとはと言えば、幕府を倒せ、新しか国をつくれっち言うたのは、おはんじゃなかか!

 

しかし、そのために多くの者を死なせてしまった。

その責めを負わなければならないと吉之助が言うと、一蔵は勝手な事を言うな!と怒った。

 

一蔵どん、世界に負けん日本国をつくってくいやい

 

一蔵に深く頭を下げ、吉之助は東京城をあとにした。

 

薩摩に戻った吉之助は、園に吉二郎の死を伝えた。

園は、夫の遺髪を胸に抱き、嗚咽をもらした。家族も皆、泣いている。

 

吉之助は、涙も出ないほどの深い悲しみの中にいる。

その姿を見た糸は、床下から大きなかめと、何冊もの帳面を引っ張り出した。

 

かめの中には銭がいっぱいだ。

これは吉之助の為に、吉二郎が貧しい生活を切り詰めに切り詰めて、貯めていたものだと糸が伝えた。

 

旦那さぁにだけは言うたらいかん。思う存分、お働きが出来んようになるち・・・・

 

吉之助は一人、帳面を抱えて隣の部屋に移った。

そこには日付、銭の出納、貯蓄額などがびっしりと書かれていた。

 

吉二郎、おはんはずっと・・・おいの兄じゃ。

 

涙が溢れ出した。

吉之助は吉二郎の死を悼み、その夜、脇差しで髷を切り落とした。

 

【西郷どん】39話(10/14)あらすじ(ネタバレ)! に続く!

 

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