2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第37話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第37話あらすじ(ネタバレ)!

 

【西郷どん(せごどん)】第37話あらすじ(ネタバレ)!

 

吉之助が江戸城の長い廊下を奥へと進んだ。

 

・・・・篤姫様・・

 

待っておったぞ、西郷・・

 

天璋院篤姫三十四歳、吉之助四十二歳。

実に十二年ぶりの再会である。

 

西郷、慶喜殿の首ひとつで、この戦を終わらせてくれ。

 

吉之助は、てっきり慶喜の命乞いをされるものと思ってので、驚いた。

 

彬の命を受け、吉之助と篤姫は慶喜の将軍継嗣問題に身命をなげうった者同士だったが、今では慶喜を亡き者にしようとしている。

時の移り変わりは非常なものだと吉之助は言った。

 

それを聞いた天璋院は、自分と慶喜の命は差し出すゆえ、徳川家だけは救って欲しいと頼んだ。

それに、徳川を救うことは自分を嫁がせた父・斉彬への無二の孝行になると言った。

 

しかし、この戦を止める事は出来ないと吉之助は言う。

徳川を完膚なきまでに打ち砕く事が日本国の為であり、斉彬の為に尽くす事だ。

 

そいがおいの、殿への恩返しでございもす。

 

私も命を書けて戦い、ここに残る。と言う天璋院に、吉之助は一礼して立ち去った。

 

江戸城総攻撃の前日、田町にある薩摩藩邸の一室で、吉之助と相対した勝は、降伏の条件を出してきた。

○ 慶喜は隠居して水戸で謹慎する。

○ 江戸城は明け渡し、軍艦・武器の類いは徳川にいくつか残して、後は引き渡す。

○ 慶喜の暴挙を助けた物の処分も寛大にして欲しい。

といったものだった。

 

いつの世でも勝者と敗者なんてものんは、あっけなく入れ替わる。西郷どん、江戸百万の民に塗炭の苦しみをなめさせてつくる国に、この先どんな望みがあるというんだ

 

長い沈黙が続いた。

そして、吉之助がついにうなづいた。

 

・・・・分かいもした。

 

半次郎と川路を呼び、総攻撃の中止を告げると吉之助は勝の書き付けを懐に入れて立ち上がった。

 

すぐに京に上る。天子様にお認めいただくとじゃ。

 

そして、各隊への通達と早駕籠の手配に半次郎と川路が飛び出して行った。

 

勝先生、京でいろいろ議論はあるち思いもすが、おいに任せてくだされ。

 

江戸が焼けないで良かった。今年も上野の桜が見られる。西郷どん、ありがとうよ。

 

京では、岩倉を筆頭とする公家たち、岩倉に絶大な信頼を得ている一蔵、そして長州の桂小五郎らが新政府の組織づくりに着手していた。

 

吉之助が勝から託された降伏の条件を伝えると、一人だけ異を唱える者が出た。

 

これまでの徳川の悪行をお忘れでございますか?慶喜公の首をはねなければ、われら長州の屈辱を晴らす事は出来ません!

 

桂小五郎であった。

そして吉之助に、また長州を欺くのかと詰め寄る。

 

聞き捨てならぬと一蔵が反論したが、桂は収まらない。

 

徳川慶喜を許し、武器弾薬、軍艦まで残させたら、いずれまた戦になるぞ!

 

そんときは、おいが慶喜を討ちます。

 

静かで迫力ある吉之助の声音に、桂は圧された様に黙り込んだ。

 

吉之助と慶喜との決着

 

自分達の喧嘩は自分達で終わらせろ。勝は吉之助に言った事を慶喜にも言ったに違いない。

再び江戸に戻った吉之助は、慶喜に会う為、寛永寺を訪れた。

 

・・・俺を殺しに来たか・・今度こそ、その小刀で俺を斬るんだろ。

 

・・・困りもした。おいには、あなたという人がよう分かりませぬ。分からんまま斬るのは、気持ちが悪か。

 

吉之助は何ゆえ戦わずに逃げたのかと問うた。

 

じゃあ、教えてやろう。俺は、ロッシュから逃げたのだ。

 

ロッシュは慶喜に、『フランスが援助するから勝利した暁には薩摩をよこせ』と交換条件を出してきたという。

最初は徳川を守れるなら良い話ではないかと思った。しかし、そんな事をすれば自分は朝敵どころか、売国奴になってしまうと考えると、ゾっとしてきたのだと言った。

 

自分は、ロッシュからも吉之助からも逃げる事しか出来なかったと言った。

吉之助は、徳川さえ良ければ国も売る男と思っていたが、自分はとんだ思い違いをしていたらしい。

 

ようやく分かりました。慶喜様ではなく、ヒー様こそ、あなたなのでございますな・・・徳川の血を引く者に生まれた事が、あなた様のご不幸でありました。

 

その時、慶喜が吉之助の手から小刀のを奪って、自分の首に突き立てようとしたが、それを間一髪、吉之助が慶喜の手を掴んで止めた。

 

死なせろ!俺は、異国に日本を売ろうとした男だぞ。西郷!俺を斬れ!斬ってくれ!

 

吉之助は首を振り、小刀を鞘に戻しながら言った。

 

逃げてくださったではございませんか。慶喜様・・・よくぞ逃げて、日本をお守りくださいました。

 

慶喜は崩れおる様に号泣した。

 

慶応四年四月十一日。

江戸城明け渡しの日の朝、慶喜は謹慎の地・水戸へ向かうべく、寛永寺を旅立った。

 

吉之助は一人、大奥へと足を向ける。

長い廊下の先には天璋院と幾島が待っていた。

 

・・・西郷、慶喜殿を斬るのではなかったのか。

 

おいには斬れもはん。

 

徳川のお家を守ってくれたこと、それ以上に望む事はありませぬ。西郷、礼を言います。

 

そして、天璋院は侍女たちに命じ、徳川家の宝ともいえる書物の数々を吉之助の前に積み上げさせた。

中でも吉之助が喜んだのは、日本に二つとないと言われる二宮尊徳の農政の書だ。

 

夢中になって読み始めた吉之助を見て、天璋院と幾島が顔を見合わせて笑う。

こうして、のちの世にいう『江戸無血開城』は終わった。

 

江戸城明け渡し後も、旧幕府方の松平容保の助命を訴える会津藩と、それを助ける東北諸藩は、徹底抗戦の構えを見せていた。

上野の寛永寺には、新政府に不満を持つ旧幕臣や、各地からの脱藩浪士が集まっていた。

 

その数、三千余り。

彼らは『彰義隊(しょうぎたい)』と名乗っていた。

 

われらは降伏した覚えはない!

 

死ぬ覚悟を決めた者たちの勢いは勝や山岡でも抑えきれず、江戸の民たちも彰義隊に同情的だという。

 

そうして江戸城で、急遽新政府軍による軍議が開かれた。

この争乱が長引けば江戸の民を苦しめる・・・そう吉之助が話していると、異様に大きな額をした男が入ってきた。

 

この男こそ、第二次長州征伐の際に、わずか三千五百の兵で幕府十万の大軍を打ち破った、長州の大村益次郎その人であった。

どうやら戦の指揮を執るよう、桂に遣わされたという。

 

この大村益次郎の登場により、流れは一気に上野攻めへと向かっていく事となった。

 

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