2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第18話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第18話あらすじ(ネタバレ)!

 

【西郷どん(せごどん)】第18話あらすじ(ネタバレ)!

 

碧い海に浮かぶ緑豊かな離島、ここは九州の南方の海上に位置する大島(現在の奄美大島)である。

 

冷たい海から救い出され、奇跡的に一命を取り留めた西郷吉之助は、菊池源吾という仮の名で、この島に幽閉されていた。

 

ともに入水した月商は助からなかった。

吉之助も表向きは、一緒に溺死した事になっているが、公儀の目を欺くため、薩摩藩が取り決めた策だった。

 

安政6(1859)年1月、吉之助は33歳になっていた。

 

おいに生きる値打ちはなか・・・

 

生ける屍となった吉之助は、傍目にはまるで狂人のようで、島の子供達は、『ケンムンが出たど!』と恐れおののいた。

 

吉之助の世話を押し付けられたのは龍郷の名家・龍家だった。

しかし、龍家でも不気味な菊池を持て余していた。

 

吉之助は、食べ物も受け付けず、来るものみんな追い返していた。

当主の龍佐民は、この島に来たからには死なせる訳にはいかない、誰かを吉之助のもとへ行かせないと。と途方に暮れていた。

 

あんケンムンや、餓死させてしまえばいい

 

吐き捨てるように言った女性は、佐民の弟の子で名をとぅまといい、兄の富堅・里千代金夫婦とともに、この本家に身をよせている。

 

しかし、あるじの佐民に頼まれれば断る事は出来ない。

 

いっちゃ、わ(私)がいきます。

 

翌朝、吉之助のもとへ行ったとぅまは、そんな入れ墨の手で作ったもんが食えっか!と追い返されてしまった。

 

この島の女たちは皆、ハジキという魔除けの入れ墨をしている。

これがないと死後、極楽に行けないと信じられているのだ。

 

神様、あん男に災難与えてくりしょり!

 

とぅまは帰り道、海に向かって叫んだ。

 

砂糖の取り立て

 

翌日、年貢の取り立てのため、砂糖船と呼ばれる薩摩からの船が島にやってきた。

 

島で精製した砂糖のほとんどは薩摩藩に召し上げられる。

貨幣のない大島では、薩摩から届く米や日用品を砂糖と交換するのだが、その歩合は極めて不当で、島民の暮らしは薩摩藩の意のままであった。

 

砂糖を検分するのは代官の田中雄之介だ。

今年は何度も嵐に見舞われ、サトウキビが不作だったのだ。

 

どうか、ご慈悲を賜りたく。

 

懇願する佐民に、田中は冷酷に言い放った。

 

じゃったら、もうほかの作物は作んな!すべてサトウキビ畑にせえ

 

富堅が顔色を変えた。

とぅまも怒りのあまり体が震えてくる。

 

その時、役人のどなり声が聞こえてきた。

 

小僧!何をしちょっか!

 

船に運ぶ途中で、こぼれた砂糖のかけらを腹をすかせたヤンチュの子供のタケがなめてしまったのだ。

 

母親のこむるめが、土下座して許しを請うたが、田中は母子ともども打ち据えろ!と容赦ない。

 

止めようとして飛び出したとぅまは、役人に蹴散らされてしまった。

その時、役人の腕をつかんだのが、吉之助だった。

 

・・・やるなら、おいをやれ!

 

しかし、代官に何かあれば、今度は島の者すべてが伐を受ける。

そう佐民が言うと、吉之助は田中から手を話し、無言でその場を去った。

 

一体、菊池という男は何者なのかと、龍家の一同は首をひねった。

薩摩からは本や米など、たいそうな物品が届けられ、ただの流人とは思えない。

 

吉之助、倒れる

 

それからとぅまが、吉之助の離れ家へ食事を作りに行き、タケを助けてくれた礼を言った。

 

吉之助は、あの子供はどんな悪さをしたのかとぅまに聞いたが、ただ砂糖をなめただけだと言われ、そんな事があるか!と言い返した。

 

・・・この島の事はなんも知らないね

 

金を湯水のように使う薩摩の殿様や役人たちのせいだと、とぅまが言った。

しかし、主君・島津斉彬を責められた事に、吉之助は逆上した。

 

亡き殿は、一番に民の事を思い、国の為にどれだけ尽くしたと思ったとじゃ!

 

・・・・私らは民のうちに入っとらんじゃったんじゃや!

 

夕暮れの海に向かってとぅまは、吉之助に災難を与えてくれと、叫んだ。

すると、ユタが近づいてきて、そんな事をみだりに言ってはいけないと諭した。

 

嵐が近づいてきた。

見聞役の木場伝内が離れ家に薩摩からの文を届けに来た。

 

それは、正助からの文で、吉之助が島に流されたあとも、大老・井伊直弼により幕府にたてついた者たちへの粛清が続いていると書かれていた。

 

吉之助の同志であった越前福井藩士・橋本左内も亡くなっていた。

 

ないごて、ないごて死んだ!佐内どん!ないごて・・・

 

やり場のない怒りが豪雨と突風に流されていく。

翌朝、吉之助は道端で倒れているところを発見され、高熱を出して床に就いてしまった。

 

台風が過ぎ、富堅や島の人々が吉之助の布団の周りにいた。

吉之助は、夢の中でとぅまの声を聞いた。と言う。

 

とぅまも佐民や富堅と一緒に、吉之助の命が助かるように祈っていたのだ。

元気になった吉之助は、とぅまに礼を言いに行った。

 

そして、吉之助はとぅまに、この島の事を色々教えてくれと頼んだ。

 

分かりょーた。・・・ついておいで。

 

吉之助は、この島でどんな未来が待っているのか・・・

目の前には抜けるような青空と海が広がっていた。

 

【西郷どん】19話(5/20)あらすじ(ネタバレ)! に続く!

 

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