2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
幕府内の不正に摂津春門が絡んでいると睨んだ十兵衛。
そんな中、織田信長が朝倉義景を討つ計画をたてますが・・・
では、第30話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
目次
【麒麟がくる】30話あらすじ(ネタバレ)朝倉義景を討つ計画
永禄12年夏、十兵衛が8日ほど美濃へ戻る事となった。
その朝、藤吉郎がやってきた。
岐阜城に、松永久秀や三淵藤英も信長に招かれているという事は、次の戦の話でもあるのかと十兵衛に探りをいれる藤吉郎。
信長にとっては、越前の朝倉義景は邪魔な存在だと言った藤吉郎は、義景を討つ事を勧めた。
しかし義景と戦をするには、相当な兵の数と銭が必要だとだけ言い残し、十兵衛は部屋から出て行った。
十兵衛が廊下に出ると、駒と会った。
すると「公方様がお待ちかねです」と言われ、案内されている駒を見て驚く十兵衛だった。
駒は、義昭から悲田院の話を聞かされてから、今日で2度目の100貫を持参していた。
そんな駒に義昭は、銭の工面について心配した。
すると駒は、丸薬がたいそう売れているので、最近では堺の商人も仕入れたいと訪ねてきていると言い、義昭を安心させた。
「わしは仏門から、この俗世に戻って何年になるだろう。未だ戦が止まぬ事、幕府の事などが頭から離れず、気が休まらぬ。」
と駒にこぼした。
しかし駒と会っている時は清々しい気持ちになるという。
そして義昭は、蛍を見に行こうと駒を誘った。
家臣達に見つからない様に、2人は城をこっそり抜け出した。
その頃 摂津春門に、義昭が駒と蛍を見に行った事が知らされていた。
春門は、義昭の行動に呆れつつ、信長の動きも気になっていた。
岐阜城で何が話し合われるか探りを入れ、信長の動き次第では、何か手を打たねば…と企んでいた。
美濃の岐阜城に着いた十兵衛は、豪商たちから召し上げられた茶器などの値踏みを信長から任された松永久秀と会った。
それらの品々は、8,000元にはなるだろうと松永は言った。
そこへ三淵藤英がやってきた。
三淵は、信長が朝倉義景を討つと言ったが、義昭は義景に世話になったがゆえ、共には戦えないと信長に言った。と十兵衛らに話した。
やるなら信長殿一人でどうぞ。という訳か…と松永はつぶやいた。
朝倉義景を討つ決心
その後十兵衛は、信長に呼ばれて部屋に入った。
しかし、そこには奇妙丸と帰蝶がいた。
奇妙丸は帰蝶から、十兵衛は幼い頃、泣き虫だった話を聞いたと十兵衛に言った。
そして、帰蝶は十兵衛に奇妙丸を紹介した。
あれから9年。
実の子の様だと帰蝶は言った。
十兵衛は帰蝶に、朝倉義景との戦についてどう思うか尋ねた。
すると帰蝶は、実の兄の子・斎藤龍興は朝倉をそそのかし、この美濃を取り返す事を企んでいる。
京が穏やかになったとはいえ、足元の美濃に火がつけば、また一から始めねばならない。と言った。
そして、
「私は言いました。朝倉をお討ちなされ。と…」
と続けた。
それを聞いた十兵衛は、無言で頭を下げ、部屋を出て行った。
信長のもとを訪れた十兵衛に信長は、
「朝倉に一人では勝てぬ。何か良い手はないか。」
と聞いた。
すると十兵衛は
「こちらに参る日、京の御所の前を通りました。
崩れていた塀が、見事に修繕されていました。
聞けば、信長様が塀と南の御門をお直しになったと。」
と言った。
その言葉を聞いた信長は、父の信秀が御所を修繕した話をし、
「父上の供養と思うてな・・」
と言った。
すると十兵衛は、昔、書物で読んだ物語を話し始めた。
その書物の内容は、以前、信長と父・信秀が語り合ったという内容に似ていた。
そして十兵衛は、
「何かに迷った時は、空より降ってきたものから道を聞いてみたいと思います。」
と言った。
信長は、そう言う十兵衛の言葉に思い出した様に、
「帝は、この戦についてどう思われるのだろうか。」
と言い、更に、この戦は世を穏やかにする為の避けて通れない戦だと言えば、大義名分が立つのでは…と信長は続けた。
しかし認めてもらえなければ、信長一人の戦となると十兵衛は言ったが、信長は、その賭けをする決心をした。
そして十兵衛に、裏門に煕子と子供たちが来ているから行ってやるよう促した。
煕子と子供に再会する十兵衛
裏門に急いだ十兵衛は、煕子と子供たちとの再会に喜んだ。
そして、また京に戻ると言う十兵衛に、子供たちと共に京へ連れて行って欲しいと煕子は頼んだ。
戦への出陣をお見送りしたいと、自分とお岸は願っていると煕子は言った。
それを聞いた十兵衛は
「来るか。京へ。」
と、煕子に力強く言った。
帝と東庵が、一室で碁を打っていた。
帝は東庵に
「織田信長と会うべきか?」と尋ねた。
そして、織田信長とはどの様な武将であろうか?と東庵に聞いた。
すると東庵は、上杉輝虎は上洛すると言っていたが、今日まで音沙汰はなし。
しかし、織田信長はそれを果たした。と言い、
「見るべきところはあるかと・・・」
と続けた。
東庵の言葉を聞いた帝は、ゆっくりと頷いていた。
二条城で義昭と駒は、捕まえた蛍を蚊帳の中で放っていた。
すると義昭は、お手玉を駒に差し出した。
そしてお手玉を通じて、2人の心も通じ合うようになっていった。
永禄13年2月、上洛した信長は、帝に会う事を許された。
それは特別な扱いだった。
その後、信長は十兵衛に、この世を平らかにする為の戦ならやむを得ない。と、帝から戦を認めてもらった事を伝えた。
当代一の武将だとお褒め頂いた。と嬉しそうに言った。
朝倉義景と摂津春門
その頃、朝倉義景に摂津春門より文が届いていた。
信長が上洛し、各大名が戦の用意をしているという事は、紛れもなく越前を睨んでだと山崎吉家が、朝倉義景に言った。
すると
「摂津春門は昔からの友だ。
織田信長のような成り上がり者に何が出来る。という事が伝わる文じゃ。
幕府は、わしが織田を討つのを待ち望んでいるのじゃ。」
と義景は言った。
二条城に戻った十兵衛は、義昭に、帝から許しを得た信長の話を伝えた。
そして信長より、
「帝の勅命は天からの御命令であり、幕府も総出で若狭の武藤を討つべきだ。」
とお伝えするよう命じられた。と十兵衛は言った。
しかし義昭は、戦を避けたい意思を告げ、信長に、
「仲立ちをするのが、将軍の務め。この都に留まり、吉報を待つと告げよ。」
と義昭は十兵衛に命じた。
義昭が去った後、摂津春門は
「若狭の武藤を討つなどとは、白々しい・・・はっきり申し上げればよろしいのじゃ。朝倉義景を討つ つもりだと。」と十兵衛に問いただした。
側にいた三淵藤英は、義昭は朝倉義景と戦うつもりはないと十兵衛に言った。
すると十兵衛は、朝倉義景に京や畿内を守る力はないと言い返す。
それに、義昭が越前を出て信長を頼ろうとした時、自分勝手に立腹し、誰一人国の外に出さんと言い放った人間だという事も忘れないで欲しいと。と続けた。
しかし、その後三淵のおかげで朝倉義景を大人しくさせ、義昭が無事上洛したのだと摂津春門が言う。
「三淵様が?」
と聞き返した十兵衛に摂津は、朝倉義景の嫡男である阿君丸に、毒を盛る指図をしたのが、三淵だった事を告げた。
更に、京から越前へ、その毒を運んだ者は、以前の自分の家臣だと摂津春門は言う。
大事は皆の力で成すのじゃ。一人で成せるというのは思い上がりもいいとこ。
我らは京の外へ一歩たりとも出ないと信長に伝えよと摂津春門は十兵衛に言い放ち、その場を離れた。
そして
「この戦は気が進まない。」
と言って、三淵も部屋を出た。
永禄13年4月、信長軍は越前の朝倉義景を目指し出陣した。
美濃で信長に会った十兵衛は、朝倉義景を討つ事について相談されます。
すると十兵衛は、帝に相談されてはどうかというヒントを出しました。
そして帝から許しを得た信長は、幕府に協力する様十兵衛に伝えさせますが、摂津春門と三淵藤英が、それに反対します。
結局、幕府の協力を得られないまま織田軍は、朝倉義景を討つ為、越前へ向けて出陣する事となったのでした。
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