2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
平蜘蛛が光秀の手に渡った事を信長に報告をした秀吉は、信長に忠実です。
しかし光秀は、信長の変化に戸惑いを隠せなくなってきていました。。。
では、第42話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
目次
【麒麟がくる】42話あらすじ(ネタバレ)十兵衛の心は・・・
天正六年、光秀を巻き込む大きな事件が起きた。
有岡城の城主・荒木村重が信長を裏切り、城に立て籠もったのだ。
そして光秀と秀吉は、直ちに荒木村重のもとへ向かった。
毛利攻めで副将を任されたにも関わらず、毛利側に寝返るとは何事かと秀吉は、荒木を責めた。
秀吉は、今ならこの状況を許すと言ったが、荒木村重はそれを断った。
怒り心頭となった秀吉は、その場を去った。
しかし光秀は秀吉の後を追わず、
光秀の娘・岸を荒木の嫡男に嫁がせてから、光秀と荒木は親戚となっていた事もあり、荒木になぜこのような事になったのか、光秀は慎重に荒木に尋ねた。
すると荒木も慎重な面持ちで、謀反の理由を語った。
信長は荒木に摂津の国を任せると言ったが、信長が摂津の国衆から過酷な税を取った事で、国衆が自分を恨み離れていくのを、素知らぬ顔で見ていた。と荒木は言った。
それに、武士の棟梁である足利義昭を、京から追い出した事についても納得がいっていないという。
毛利は義昭を再び京へ戻すと言っているので自分はそれに従いたいと言った。
義昭に会いに
すべての争いが義昭につながっていると思った光秀は、備後にいる義昭に会いに行く事にした。
備後に着いた光秀は、面通りが許された為、義昭に会う事が出来た。
義昭は釣りをしていた。
義昭は、自分は何をやっても不器用で、一日中釣り糸を垂らしていても一匹しか釣れないという。
そして、神が不器用な自分に一匹だけ授けていると思っていると言った。
光秀は、そう言う義昭に荒木村重の話をした。
毛利が上洛すると荒木は言うが、自分には以前の朝倉義景のように、上洛をするまでには至らないと思っていると光秀は言った。
その話を聞いた義昭は、自分も同じ思いだと言い、
「毛利は、上洛せよと自分が送った文を、内心迷惑だと思っている。」
と言い、それに自分の名前を出せば何事も大義名分が立ち、味方も増えると思っているだけだと、悲しげに言った。
すると光秀は、京に戻ってみてはどうかと義昭に言った。
しかし義昭は、京には戻らないと返答した。
だが、光秀一人の京であれば、考えたかもしれないとつぶやいた。
家康の思い
義昭のもとから戻った光秀は、再び荒木村重の説得にあたった。
しかし光秀の説得も虚しく、荒木は籠城を続けた。
そして娘の岸は、荒木村次に離縁され戻ってきた。
光秀は涙を流す岸に、自分の力が足りなかったと謝った。
二条の館では、荒木を潰せと家臣たちの前で、信長が指示を出していた。
そして織田軍は、有岡城を力攻めにした。
しかし荒木側も粘り強かった為、苦戦を強いられ、一年にも及ぶ持久戦となった。
ある夜、菊丸が光秀の館に姿を現した。
それは、家康が光秀に会いたいと言っているという。
三、四日後に摂津まで来て欲しいと菊丸が言った。
船で摂津に向かった光秀は、船の中で家康と会った。
家康は光秀との会話の中で、自分は今も、束縛するものから逃れたいと思うと言った。
光秀が束縛するものとは何か尋ねると、家康は
「例えば… 織田信長様」
と言った。
信長は家康の嫡男・信康と、妻の築山殿を殺せと命じてきたという。
二人は敵の武田勝頼に通じて三河を乗っ取る企みがあるという理由だと言った。
例えそれが事実だとしても、信長に殺せと言われる筋合いではないと家康は言い、更に信長は、帝を遠ざけ、それに義昭や松永も離れていった。
そんな状態では、天下は一つにまとまらないだろう。と家康は言った。
そして、「今後、あまりに理不尽な事を申された時は、己を貫くしかありません。」
と家康は神妙な面持ちで言ったのだった。
心が離れていく
その後光秀は、京の二条の館にいる信長のもとを訪れた。
信長の機嫌は良さそうだ。
毛利を討つのはあと一息だと一報が入った。と嬉しそうに信長は言った。
光秀は、そんな信長に家康の件について尋ねた。
「噂では、家康殿のご嫡男、信康殿が不穏な動きがあり、殿がたいそう案じられており、家康殿に成敗致すよう申し上げられたとか。そして築山殿も。」
そう言う光秀に信長は
「敵である武田と通じておる。止む終えまい」
と返した。
家康が拒む事があれば、信長の面目が潰れるかもしれない。と光秀は言ったが、家康は拒まぬと信長は言い返す。
それに以前、三河に鷹狩りに行った時、三河の者の自分を見る目が尾張の者を見る目だった。
やはり三河は油断ならないと信長は言った。
そう言う信長に光秀は、信康の件は荒木村重の二の舞にならぬようしなければならないと忠告するが、信長は聞き入れない。
「それでは人は、ついて参りませぬ。」
「ついて参らなければ成敗するだけじゃ!」
信長の言葉に一瞬、言葉を失った光秀だった。
そして更に信長は、先日、光秀が帝に招かれ、御所へ行った事について問い正し始めた。
何の用で行ったのか?
そして自分の話は出たのか?
そう聞く信長に光秀は、三条西実澄から、御所での会話は外に漏らしてはいけないと言われていると返答した。
しかし信長は、自分の話をしたに違いない。
内容を話せと言い出した。
そして
「それはどうか、ご容赦を」
と言う光秀に信長は
「申せ」「申せ」
と、扇子で光秀の顔を何度も叩いた。
そして、額から血を流す光秀を見つめながら、信長は思い立ったように
「そうだ帝を変えよう。譲位して頂こう。それが良い。」
と言い出した。
そして光秀に、明日から一年以内に丹波を平定せよと言った。
館に戻った光秀は、薬を作りに来ていた駒に、義昭から文が届いたと聞かされた。
先日、光秀が備後に来て一緒に釣りをし、一匹しか釣れない鯛を光秀が釣った事が嬉しかったと書かれていた。と駒が言った。
そして、誰も見た事のない生き物の麒麟。
それを十兵衛となら呼んでくる事が出来るかもしれないと、最後に書かれていた。と駒は言った。
駒の言葉を聞いた十兵衛は
「公方様が・・・」
とつぶやいていた。
荒木村重が織田信長を裏切り勃発した有岡城の戦いと明智光秀との関係
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