2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
高政と道三の戦いは、高政の勝利となりました。
十兵衛は、高政についていけない事を告げます。
すると明智城は、高政軍に攻め込まれる事に・・・
では、第18話のあらすじ(ネタバレ) いってみよ~!
【麒麟がくる】18話あらすじ(ネタバレ)美濃を出て越前へ
斎藤道三は、長良川の戦いで息子の高政に敗北し、命を落とした。
ついていく事は出来ないと十兵衛から告げられた高政は、明智城を襲撃し、火をつけた。
光安は、左馬助と共に逃げるよう十兵衛に告げ、自分は明智城に残ったのだった。
高政軍は、もうそこまで迫っている。
急いでここを離れなければならない。
尾張へ向かおうとした十兵衛達の前に、駒と菊丸が現れた。
「尾張は高政軍が見張りを増やしています。北へ」
その言葉で、十兵衛たちは北へ向かう事を決めた。
その頃、光安を残した城は、燃え盛っていたのだった。
山の中で先を急いでいる十兵衛達の前に、伊呂波太夫が現れた。
帰蝶の遣いで、十兵衛達を越前へ逃がす様命じられたという。
「太夫は私の親しいお方です。」
駒の言葉を聞いた十兵衛は、伊呂波太夫の後をついていく事を決めた。
そしてとりあえず今夜は、山の中の小屋で過ごす事となった。
十兵衛は、伊呂波太夫を道三の城で見かけた事を思い出し、どんな人物か駒に尋ねた。
「私が子供の頃にいた、旅の一座の頭で、私の姉の様な存在です。」
と駒は言った。
そして、煕子の手から血が出ている事に気づいた駒が、菊丸に薬草、十兵衛には水を汲んでくるよう頼んだ。
井戸で水を汲んでいる十兵衛に、菊丸が話しかけてきた。
「私は今、駿河の薬屋で働いています。お駒さんに頼まれて、薬屋には4~5日休むと告げてここまで来ましたが、そろそろ戻らなければいけません。
自分はどこまでもお駒さんについて行きたかったと、お伝えください。」
そう十兵衛に頼んだ菊丸は、駿河に戻って行った。
駒は、煕子の手当をしながら、自分が小さい頃、美濃の武士に助けられた話をしていた。
そして、その武士が麒麟の話をしていた。と駒が言っているのを聞いた牧が、とっさに駒の腕に傷があるか?と尋ねた。
亡き夫の光綱から、火の中から小さな女の子を助け、旅の一座に預けたという話を聞いていたと牧が言った。
それを聞いた駒は驚いた。
しかし、もう光綱は亡くなったと牧から聞いた駒は、
「お会いしたかった。」
と涙を流した。
十兵衛は、その話を偶然聞いていた。
そして光安から預かった旗印を見つめ、光安の言葉を思い出しながら刀を振った。
翌日、越前へ着いた十兵衛達は、朝倉義景に会う事が出来た。
十兵衛が頭を下げると、朝倉義景が伊呂波太夫に言った。
「近衛家の姫君は顔を出したか?」
「姫君・・?芸人ふぜいが近衛家で育ったなどと、申すでない!と、私におっしゃった、お方様の事でしょうか? 朝倉家へ嫁いで数年。まだ子をなされていないとお聞きしましたが、義景様も、いつ近衛家にお返しされるか頭を抱えているのでは?」
「近衛家から探りを入れる様、言われたのか?」
「まさか・・この家出娘に探らせるほど、近衛家は落ちぶれてはいません。」
その会話を聞いた十兵衛は、驚いた。
そして伊呂波太夫は、十兵衛をここでかくまって欲しいと続けた。
すると、義景が細川藤孝から届いたという文を、伊呂波太夫に渡した。
そこには、明智十兵衛が越前に落ち延びる事があれば匿う様にと書かれていた。
そういった文を藤孝は、ほうぼうに配っていたのだ。
自分は穏やかに暮らしたい。そう言う義景に伊呂波太夫が言った。
「明智十兵衛様については、尾張の帰蝶様から頼まれました。もし美濃が越前を攻め入る事があれば、尾張が越前を助けるでしょう。」
すると朝倉義景が、十兵衛に問うた。
「そちの為に尾張が動くのか?答えよ。」
「わたくしに、尾張を動かす力などありません。」
「とにかくこのまま美濃に帰すわけにはいかぬ。米代など金もいるだろう・・・くれてやるぞ」
「頂く訳にはいきませぬ。」
そう言われた義景は、十兵衛を見つめた。
そして後伊呂波太夫に、久しぶりに酒を酌み交わそう。と言い、部屋から出て行った。
その後、廊下を歩きながら伊呂波太夫が十兵衛に言った。
「朝倉家は大名。世話する家が一つ増えただけでは、びくともしません。もらっておけば良かったと思いますが。」
すると、十兵衛は
「自分が金を頂くという事は、藤孝殿や帰蝶様が頂くという事と同じでございます。」
なるほど・・・
伊呂波太夫は、納得した様に言った。
十兵衛達は、近くの廃屋に住む事になった。
屋根には穴が空き、戸は壊れている建物を掃除するだけでは、なかなか住めないだろうと、十兵衛は父の形見の数珠を質に出して欲しいと、駒に渡した。
煕子は駒に、一緒に質に行きたいと言った。
実は、煕子は十兵衛の数珠の代わりに煕子の帯を質に出す為について行ったのだった。
残された十兵衛と牧は、亡き父について話していた。
「戦に負けて全てを失うと、自分の無力さだけが残る。」
と十兵衛は、言った。
すると牧は、負けた時にどう耐えるか・・・その時にその者の値打ちが決まると、亡き父の光綱が言ったという。
その言葉を聞いた十兵衛は、父の光綱を思い出していた。
駒が東庵の元へ戻る事になり、十兵衛たちは見送った。
煕子と駒は、お互い出会えた事に感謝した。
その頃尾張では、信勝の側近である柴田勝家が、信勝について密告していた。
勝家は、尾張の行く末の為です。と言った。
「信勝の背後に美濃の斎藤高政がいます。高政は今川義元と通じています。これは見逃せません。」
そう言う柴田勝家の言葉に、どうするべきか考える信長だった。
勝家が帰った後、信勝に対し、どうするべきか解らないと信長が帰蝶に言った。
すると帰蝶は、信勝に会ってどうすればよいか決める事をすすめた。
数日後、信長が病だと聞いた信勝が那古野城を訪れた。
信勝は、美濃より手に入れた病によく効くという湧き水を持ってきた。
すると信長は、
「病というのは偽りじゃ。そなたを呼び寄せ、討ち果たそうと考えたが、会って考えが変わった」
と言った。
その理由は、母上の悲しむ顔は見たくないからだと言う。
そして、自分は母の愛情を信勝ほど受けられなかった。と、思い出話を始めた。
それを聞いた信勝は、自分も信長を妬ましく思っていた。と言う。
「自分より先を走り、戦に勝ち、国を治める兄上が疎ましい。兄上さえいなければ・・・」
それを聞いた信長は、表情が変わった。
「それゆえ、高政と手を結んだか?」
そしてこれを飲め。と、信勝が持参した湧き水をすすめた。
拒否する信勝に、飲めと叫ぶ信長。
そして、信長の家臣に無理やり飲まされた信勝は、そこに倒れたのだった。
伊呂波太夫の助けで、なんとか越前へ逃れる事が出来た十兵衛たちでしたが、お金もありません。
朝倉義景から金銭の助けを提案されますが、十兵衛はそれを断ります。
そして、廃屋で暮らす事になるのでした。
そんな十兵衛たちを手助けした伊呂波太夫ですが、どうやら近衛家の娘だったようです。
その頃、尾張では信長が弟の信勝を殺害する事件が起こっていました・・・
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