2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に登場する金栗四三の幼なじみで親友の美川秀信は実在した人物です。
この美川秀信がドラマの中で実にいい味が出ていて面白いんです!
美川は金栗四三と親友ですが、性格は真逆と言っていいほど全く違います。
四三はやりたいことがあって、そこに向かってまっしぐら!
脇目も振らないくらい夢中で、日々精進していますが、美川秀信は登場するたびにコロコロ変わるブレブレキャラ!
なぜっ?!
と、ツッコミどころ満載。(笑)
それでも、なぜだか応援したくなる憎めないキャラを確立しております。(笑)
これから美川がどうかわっていくのか?
とか、上京して出会った“小梅”との展開も気になるところ。(笑)
どうも憎めない、共感さえ覚える不思議なキャラの美川秀信の今後に注目です。
目次
勝地涼が演じる美川秀信のキャラ設定は成功?
画像引用元:http://www.web-foster.com/pc/artists/Katsuji/Ryo
勝地涼さんが演じる美川秀信。
ネットで「前髪クネ男の再来!」と、話題になっています。
「前髪クネ男」は、勝地さんが以前出演していたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で、アキの出演する映画の相手役として登場した時に、前髪が長〜くって、腰をクネクネ〜と、させていたので、つけられたあだ名です。
みんな大好き前髪クネ男が、大河では全体的にクネ男。
#いだてん#あまちゃん pic.twitter.com/irCuULvZdP
— ゆずず (@yuzu0905) January 13, 2019
その時もあの俳優は誰?!と話題を集めていましたが、今回も美川のキャラ設定が気になると話題を集めています。
クドカンさんのドラマに勝地涼ありっ!!
といったところでしょうかね。
とにかく、勝地涼さんが演じる美川秀信の
キャラ設定が、結構話題になっているということは成功といえるのではないでしょうか。
登場するたびにコロコロ変わるブレブレ男の美川!
だんだん垢抜けていく今後の美川に注目したいですね。
憎めないこの微妙なキャラを演じるのは難しいと思いますが、勝地涼さんの持ち味で嫌味なく演じられ、美川は愛されキャラの一人になること間違いなしですね。
金栗四三の友人 実在する美川秀信とは
美川秀信は実在した人物で、金栗四三の親友であったとされています。
・誕生年。
・没年。
・両親。
などの詳しい経歴は分かっていませんが、金栗四三と同級生ということから、金栗四三と同じ明治24年(1891)頃に誕生したことが推測されています。
美川秀信は金栗四三と同じ熊本県出身。
玉名中学校に進学します。
当時、中学校は成績優秀な人だけが通える学校だったので、美川も金栗同様、優秀であったことがわかりますね。
その後、東京高等師範学校(現在の筑波大学)に進学。
明治43年(1910)4月、熊本から上京。
東京高等師範学校(現在の筑波大学)に入学。
入学して初めての夏休み、金栗四三と美川秀信は揃って故郷熊本へと帰りました。
その途中、2人は富士山の山頂を目指しますが、登山準備をしていなかったので、7合目で断念したとされています。
オリンピックに向かって一直線の金栗四三を近くで見ていると、ふつふつとした焦る気持ちが込み上げてきて、それが余計に自分の気持ちを迷わせました。
教師を目指し、東京高師に入学しましたが、だんだん嫌になり、やることがコロコロ変り…。
その後落ちこぼれていきます。
そして、美川は教員になることを拒み、勉学も疎かに…。
進級し、2年生になる頃、美川秀信は学校へは行かなくなっていて、とうとう進級できませんでした。
一方の親友の金栗四三は、というと…。
進級と同時に徒歩部(陸上部)に入部。
学校生活をエンジョイしていて…。
結局、美川は学校から姿を消すこととなりました。
美川はどんな気持ちだったのでしょうね。
美川が小梅と駆け落ち?
まず、この遊女の小梅ですが、実在した人物ではなく、架空の人物です。
わざわざ架空の人物を作るってことは、きっと今後のドラマの鍵を握る重要なキャラクターなのでしょう。
と、ここで少しだけ小梅のことを紹介しておきますと…。
小梅の役どころは浅草の遊女。
遊女の代表格として、この時代の雰囲気を伝えてくれます。
普通に女性を投入ではなく遊女というところが、クドカンさんらしくて面白いですよねぇ〜。
どんなふうになるのっ?!って、興味がわきますよね。
で、小梅の出身地は四三と美川と同じ熊本県。
熊本→東京に出てきた。という設定。
このあたりも憎い演出。
性格は、恋人にちょっと不満ができると浮気しちゃうタイプ。
それでもって、姉御肌。
キップが良い&カッコイイ女性!という何とも魅力的な女性のようです。
あと、交友関係が面白いんです。
あの古今亭志ん生(美濃部孝蔵)と小梅は古い知り合いという設定。
言わば同志のような感じですかね。
小梅のことが少しわかったところで、美川と小梅がどのような形で接点をもつかというところに注目していきたいと思います。
それは、遡ること美川が熊本から上京し、東京デビューを果たした頃のこと…。
友人の金栗四三と初めて浅草観光に行った先で小梅と出会いました。
四三と美川が歩いていると遊女の小梅に「ちょいとお二人、遊んでかない?」と声をかけられ、気もそぞろになりますが、その時はついていかずに四三映画を観に行きます。
で、帰りにまたまた小梅に声をかけれて、
美川はそのまま小梅の方について行っちゃうんですよねぇ〜。
軽〜っ。(笑)
で、小梅と美川は、このまま恋人関係になってしまうんです〜。
感のいい方ならピンときた人も多いはず。そうっ!
美川と付き合うことで、人との交わりに変化が現れますっ!
人間関係を整理しますと、
・美川と金栗四三は友人。
・小梅と孝蔵は仲間。
・小梅と美川が恋人。
と、いうことで、今まで全く関わりのなかった古今亭志ん生(美濃部孝蔵)と金栗四三が繋がっていくのですねぇ〜。
ほっほぉ〜。
面白くなってきましたねぇ〜。
接点なさそうでしたけどね。
いやぁ〜。
こんなところに接点あったんですねぇ〜。
美川は小梅に入れあげちゃって、小梅を囲っているヤクザの徳重から追われるなど波乱なことに…。
美川と小梅はこのまま駆け落ちしちゃうかも?!
なにをするのか読めない美川と、自分の心に正直な小梅の今後の動向に目が離せませんよっ!
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