2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
足利義輝亡き後、僧侶の一乗院覚慶を次の将軍にする動きに十兵衛も巻き込まれます。
そして三淵藤英と細川藤孝から、覚慶を次の将軍にする為、朝倉義景に口添えを・・と頼まれた十兵衛。
覚慶の今後は・・・?
では、第25話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】25話あらすじ(ネタバレ) 美濃に戻った十兵衛
永禄9年、覚慶は還俗して足利義昭と名乗った。
一方、三好一族より担ぎ上げられた四国の足利義栄は、帝に上奏された事により、左馬頭に任命され、征夷大将軍の座も近づいていた。
三淵藤英・細川藤孝兄弟は、義昭を時期将軍にするため越前の朝倉義景を頼っていたが、義景の態度は煮えきらず、敦賀に留まるしかなかった。
そんな状態の中、三淵らは苛立ちをおぼえていた。
義昭を上洛させるため朝倉義景のもとを訪れた藤孝だったが、仮病を使われ会えずじまいだった。
そんな藤孝は、義景の態度について十兵衛に相談したが、十兵衛にはどうする事も出来なかった。
藤孝が帰った後、母の牧は美濃の伝吾から届いた文を十兵衛に見せた。
明智の荘は変わらず村人たちも息災で、焼けた館はいつ戻っても暮らせる様に、新たに立て直す事が出来たと書かれていた。
故郷に戻りたいという牧の気持ちを思いながら、その夜十兵衛は、美濃に戻る事について煕子と話し合っていた。
その後十兵衛は木助と牧を連れ11年ぶりに美濃に戻った。
明智の家は立て直され、その庭に伝吾がいた。
十兵衛と牧が伝吾に声をかけ、三人は再会を果たした。
その日、村人たちも招いて宴が開かれた。
十兵衛は伝吾から、美濃の現状を聞いた。
斎藤義龍の息子・龍興は、当主としての器がなかったという。
そして古くからの家臣たちに裏切られ、信長との戦いにも敗れ、稲葉山城から出ていったと聞かされた。
稲葉山城を攻略し、美濃平定を果たした信長と会うつもりなのかと伝吾から聞かれた十兵衛は、明日会うつもりだと返答した。
宴が終わった後、牧が十兵衛に礼を言った。
「こうして美濃に戻ってこられて、もう思い残す事はない。そなたには土岐源氏の血が流れているのだから、明智家の当主として、誇りを持って思うがままに生きなさい。」
と、これからの生き方について、牧は十兵衛の背中を押した。
翌日、十兵衛は信長がいる稲葉山城の廊下で、稲葉良通から声をかけられた。
「おぬしとは色々あったが、今後はともに織田家を支えて参ろうぞ。」
そう言って笑う稲葉を、冷ややかな目で見る十兵衛だった。
十兵衛は、信長がいる広間で美濃平定を祝した。
そして、牧の帰郷が叶った事に対し、信長に感謝した。
すると信長が十兵衛に、
「十兵衛・・・わしに仕える気はないか?」
と言ってきた。
十兵衛は、足利義輝が武家の棟梁として世を平かにすると思っていたが、死んでしまい、自分はこのどうすればいいのか解らないと、信長に自分の本心を打ち明けた。
それを聞いた信長も、自身の戦についての思いを打ち明けた。
自分は戦が嫌いではない。
戦に勝てば、皆喜ぶ。
喜ぶ皆を見るのは好きだが、この先、どこへ向かって戦をすればいいのか?
何を目的にすればいいのか解らないと、十兵衛に吐露した。
美濃から逃げ出した斎藤龍興は、六角氏三好三人衆と手を組み、美濃を取り戻そうと狙っている。
武田、朝倉など周りには敵が大勢いる。
美濃を手に入れたは良いが、守る為にまた戦をするというのなら、きりがない。
そう言う信長に、十兵衛は上洛する事をすすめた。
幕府を再興して将軍を軸にした太平の世を築けば、無駄な戦も無くなる。
そう話す十兵衛を見て、信長の顔色が変わった。
自分は前から堺を手に入れたかった。畿内を制すれば、堺も手に入る・・・
そう考える信長に十兵衛は
「かつて道三様から言われました。誰も手出しの出来ない大きな国を作るのだと・・・」
と言った。
「大きな国か・・・」
信長は考えた。
そして、十兵衛が足利義昭が良いと言うなら、自分も一緒にその神輿を担ぐと、信長は言った。
東庵の家では、相変わらず丸薬作りに皆が忙しくしていた。
その頃駒は、丸薬の又売りをしているいうと噂を聞いて、妙正寺に足を運んでいた。
妙正寺で買った薬を又売りしている者がいるらしいというので、和尚に真相を聞きに行ったのだ。
和尚が配った薬を又売りした子供がいる。と抗議する駒だったが、和尚は、子供が又売りしている事を知らなかったという。
そこへ堺の豪商、今井宗久が茶釜を持ってやってきた。
駒と和尚のやり取りに耳を傾けていた宗久は、駒が帰ると、何を揉めていたのかと和尚に尋ねた。
すると和尚は「これです」と言って、宗久に丸薬を差し出した。
腹痛など、何にでも効くという丸薬を興味深げに見つめながら、ニヤリと笑う宗久だった。
駒は、丸薬を又売りした平吉という子供に会いに行った。
平吉は、母が病気だと嘘をついて和尚から丸薬を手に入れ、よそで高く売っているというのだ。
又売りについて叱る駒に、平吉は悪びれた様子もなく
「稼いで何が悪い。稼いだお金で、弟や妹が飯を食える。」
と言った。
それを聞いた駒は言葉が出なかった。
家に戻った駒は、又売りした子供の話を東庵に相談した。
東庵は、又売りした事は問題ではない。知らないところで助かっている人がいるのは、薬のおかげだと思えば良いと、駒に言った。
越前に戻った十兵衛は、藤孝が来ていると煕子に言われ、急いで家に入った。
家に入ると、そこには義昭もいた。
義昭は、義輝が信用していた十兵衛と、一度ゆっくり話がしたかったと言う。
そして義昭は、
「庭の桜を見ていたら、一匹の蟻を見つけた。」
と言った。そして、
「その蟻は仲間の手を借りず、意地になって一匹だけで自分の体より大きい、喋の羽を運んでいた。
それを見ていて、自分はこの蟻だと思った。
将軍という大きな羽は、一人では運べない。助けが必要だ。
自分が将軍になれば、今まで手の届かなかった貧しい人々に対して、何か出来るかもしれないとも思った。」
と義昭は、穏やかに話した。
「素晴らしい考えだと思います。将軍になられるお方が、その様なお考えなら民も救われましょう。」
そう言う十兵衛に義昭は
「将軍になるには朝倉の助けがいる。
十兵衛から朝倉義景に伝えて欲しい。」
と頼んだのだった。
翌日十兵衛は、朝倉義景に会いに言った。
義景は十兵衛に、義昭と会ったらしいが、どんな話をしたのか?と尋ねてきた。
すると十兵衛は、再び義昭と会って、印象が変わった事を伝えた。
足利義昭は聡明で、弱き者の心も解ると言い、義景によしなに伝える様言われた。と言った。
それを聞いた義景は、松永久秀から文が届いたと言い、その内容を話し出した。
その文には、信長と共に義昭を担ぎ、上洛する事を勧める内容が書かれていたという。
そして朝倉義景は決心した。
義昭を担ぐ。と十兵衛に言ったのだ。
そして・・・
永禄11年2月、三好軍が担ぐ足利義栄が、14代将軍の座についたと、十兵衛に知らせが入った。
覚慶は足利義昭と名を改め、細川藤孝らは義昭を上洛させようと動きますが、肝心の朝倉義景の態度が煮えきらない状態です。
そんな状態の中、十兵衛は母の牧を美濃に連れて行き、伝吾とも再会します。
そして十兵衛は、美濃を平定した信長と会い、幕府の今後について話し合います。
その後、義昭が越前に戻った十兵衛を尋ねて来ました。
貧しい人々を助けたいという義昭の思いを知った十兵衛は、義昭の印象が変わった事を朝倉義景に伝えます。
すると義景は、義昭を担ぐと言ったのでした。
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