2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
将軍・足利義輝の力となる大名が必要だという事で、十兵衛は織田信長を京に連れて行こうとしますが、信長は戦に明け暮れていて、それどころではありませんでした。
十兵衛からの報告で、肩を落とした義輝。
しかしその後、義輝が三好軍に襲撃されたのです・・・
では、第24話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】24話あらすじ 義輝暗殺後の将軍は・・・
永禄8年5月
三好長慶の養子・義継率いる軍勢が、足利義輝を襲撃した。
義輝は亡くなり、母の慶寿院(けいじゅいん)、そして僧侶の末弟・周暠(しゅうこう)までも討ち取られた。
細川藤孝と一色藤長は、多聞山城の松永久秀を訪ねていた。
細川らは、どうしてこんな事になったのかと松永を責めた。
松永も今回の件については三好一族に対し、憤慨していた。
そして松永は、自分の手落ちじゃ。と細川らに言い、義輝の弟・覚慶の命も危ないと危惧した。
松永久秀は藤孝らに、義輝のお側衆だった甲賀の和田惟政のところで、覚慶を匿ってもらう案を出した。
そして三好軍勢については、自分がなんとかすると言った。
その後、松永は一乗院を訪れた。
三好軍によって一乗院に幽閉されていた覚慶に会う為だ。
そこで松永は、将軍になる気があるかどうか、覚慶の意思を尋ねた。
6歳で仏門に入った覚慶は、戦はもちろん弓を引いたり刀を持った事もない。
弟の周暠も仏門に携わる人間だが、討たれている。
武家の棟梁となる自信はない。
しかし死にたくはない。と覚慶は言った。
それを聞いた松永は、数日後に藤孝が迎えの者をよこす事を、周りに悟られぬよう覚慶に伝え、去って行った。
その後、藤孝らの手助けにより、覚慶は一乗院から脱出し甲賀へ向かった。
一方、十兵衛は朝倉義景に許可をもらい、多聞山城の松永久秀のもとを訪れた。
憤怒した十兵衛を前に、松永は
「自分の読みが甘かった。」
と言った。
そして鉄砲を十兵衛に渡し、銃口を自分に向け
「これで撃て。」
と言う。
しかし、さすがに十兵衛には松永を撃つ事は出来ない。そして
「将軍の座が空いたままでは、幕府は滅んでしまう。」
と松永は言い、一乗院覚慶を知っているか?と十兵衛に尋ねた。
跡目争いを避ける為に、6歳で仏門に入った義輝の弟だと説明する。
覚慶は、還俗すれば次の将軍に最も近い存在だと言い、その覚慶は現在、甲賀の和田惟政のもとへ身を寄せていると十兵衛に伝えた。
そして松永は、朝倉義景からの書状を取り出した。
書状には、覚慶が将軍の器であれば、越前にて連れてくる事を許可する旨が書かれていた。
ただ、将軍の器であるかどうかは、十兵衛に見極めて欲しいという。
十兵衛は、義景があっさり大和行きの許可を出した訳が解ったと思ったのだった。
そして松永から、今が正念場だと告げられた。
東庵の家では、丸薬作りが生業となっていた。
伊呂波太夫がやってきて、満福寺と亀岡八幡宮から追加注文があったので、もっと人を増やす事を駒に提案した。
そこへ近衛前久がやってきた。
伊呂波太夫に相談したい事があったのだ。
東庵は、駒から前久が関白だと聞かされ、驚いた。
東庵の家の外では数人の武士や兵たちが監視している状態だ。
前久は伊呂波太夫に、三好一族は義輝のいとこである足利義栄を次の将軍にしようと考えている。と言った。
征夷大将軍の宣下の前に、意見を決めるのは関白だ。
前久は、次の将軍は覚慶でなければおかしいと言う。
しかし三好一族は、自分たちの意見に反対すれば斬ると言っているのだ。
それを聞いた伊呂波太夫は、
「いいんじゃないですか。私たちにとっては、誰が将軍になろうと痛くも痒くもない。
誰を担ごうか、命がけでこだわっているのは武士だけ。
そんな事の為に関白が命を落とすなんてバカバカしい。」
と言った。
しかし自分が義栄を推せば、戦になってしまうかもしれない。と言う前久に
「したけりゃすればいいんです。
そして、どっちも滅んでしまえばいい。
武士がいなくなれば、この世から戦はなくなる。」
と、お手玉を投げながら伊呂波太夫は言った。
そんな伊呂波太夫の考えを聞いた前久は、納得したのだった。
十兵衛は、甲賀の和田惟政のもとを訪れた。
すると館の前で、覚慶と三淵らに会った。
三淵は覚慶に
「亡き義輝様の信用が厚かったお方です。」
と十兵衛を紹介した。
すると覚慶は、自分は将軍になる器かどうか十兵衛に尋ねた。
死ぬのが怖い。人を殺すなど恐ろしい。私は兄とは違う。そんな人間が将軍になれるのか・・・
そう言う覚慶に三淵と藤孝は、還俗して足利の御旗を掲げて欲しいと言った。
だが、覚慶は無言で館の中に入って行った。
その後、三淵兄弟と十兵衛は酒を酌み交わした。
そこで三淵は、
「本当は・・覚慶様については迷いがある。」
と本音をもらす。
しかしもう後には引けないのだ。と藤孝が三淵に言った。
そして十兵衛に、
「覚慶を上洛させ、朝廷から征夷大将軍の宣下を賜るためには、諸国の大名の支えと後押しが必要だ。」
と言い、朝倉義景に口添えをお願いした。
越前に戻った十兵衛は、まず朝倉義景の館を訪れた。
義景は、まず松永久秀は息災だったかと聞き、そして覚慶が将軍の器だったかどうか十兵衛に尋ねた。
すると十兵衛は、死にたくはないと言った覚慶の姿を思い浮かべながら
「正直に申し上げます。次なる将軍に、あのお方はいかがとは存じます。」
本当にそう思うのか?と問うた義景に
「今は、そうとしか申し上げられません。」
と力強く十兵衛は言った。
その頃京では、三好一族に先を越されたと細川藤孝が、三淵に報告していた。
そして近衛前久は、四国の足利義栄を推挙する旨を帝に奏上したのだった。
足利義輝が三好一族に討たれてしまいました。
それを知った十兵衛は、松永久秀に怒りをぶつけますが、義輝が亡くなってしまった今、次の将軍について考えなければなりません。
そこで松永久秀は、義輝の弟で僧侶の一乗院覚慶を、次の将軍に考えていると十兵衛に話します。
それに朝倉義景からも、覚慶が次の将軍になれる器か確かめろと命じられ、十兵衛は覚慶に会いに行く事になりました。
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