大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】で黒木華さんが演じる岩山糸ですが、大河ドラマでは吉之助と幼なじみだったという設定です。

しかし、実際は幼なじみではありませんでした。

 

西郷隆盛の銅像が出来上がり、除幕式にて、糸婦人が『うちの旦那さぁは、げなお人じゃなか!』と、言ったというのは有名な話。

さて、その西郷隆盛の3番目の妻『西郷糸子』について紹介したいと思います。

 

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目次

西郷の3番目の妻 岩山糸子とは

 

 

西郷吉之助(隆盛)の3番目の妻だった岩山糸子。

まぁ、『3番目の妻』なんつー言い方されるのって、ちょっと嫌な感じですけどね。(^_^;)

 

岩山糸子ですが、1843年8月12日、父・岩山八太郎直温、母・栄子の次女として生まれました。

 

糸子は、西郷と結婚する前に1度結婚しています。

なので、糸子はバツ1なんですね。

 

となりゃ、西郷のバツ2の事も気にならない!って感じでしょうか。\(^o^)/

 

で、その西郷との出会いですが、薩摩藩士・有川矢九郎が、妻のいとこである糸子を紹介したそうです。(ダジャレ・・・?)

 

しかも紹介て・・・^^;

とにかく、西郷に糸子を会わせ、そのまま結婚を承諾させたそうです。

 

そ・・・そんな簡単に結婚しちまうもんなんでしょうか。。。^^;

当時、西郷は37歳、糸子は21歳だったそうです。

 

結婚生活は狭い借家でのスタートでした。

更に、同居人も結構いたんですよね。

 

その同居人ですが・・・

 

◎ 西郷家の次男・吉二郎一家(4人)

吉二郎、妻のマス、子の美津と勇袈裟(ゆうげさ)

 

◎ 西郷家の四男 小兵衛

 

◎ 熊吉、他使用人が数人

 

結婚当初から、こんなに同居人がいるのって、大変~。。。

今の時代だったら、お姑さんと同居。ってだけでも揉めそうなのに。

 

とにかく、糸子と西郷の結婚生活は、こうやってスタートしたのでした。

 

西郷吉之助(隆盛)と糸の暮らしとは。。。

 

西郷吉之助(隆盛)と糸の暮らしとは。。。

 

さて、西郷と糸子との間には3人の子供が生まれています。

寅太郎・午次郎・酉三。

全員男子です。

 

夫婦仲良く育てたのか・・・というとそうでもなく、西郷は結婚式の後、8日後には京都に出向いています。

新婚当初は薩摩で穏やかに暮らす時間は、あまりなかったそうで、1年のうち1ヶ月位の日数しかいなかったようです。

 

先程、同居人がたくさんいた。とお伝えしましたが、二人が結婚した同じ年に同居人の吉二郎の妻・マスが亡くなっています。

 

病死でした。

幼い子を残して亡くなっていますので、それは悲しい出来事だったでしょう。

 

あと、有名なエピソードがありますね。

それは、結婚した翌年に坂本龍馬が西郷家に泊まりました。

 

その夜、薩摩は雨が降っていて、なかなか寝付けなかった龍馬が耳を澄ますと、隣の部屋から西郷夫婦の話し声が聞こえました。

 

お客様に申し訳ないので、屋根を修繕しましょう』と提案する糸子に、西郷は『今は、国中の家が雨漏りをしているのだから、うちだけ直す訳にはいかない』と答えました。

 

龍馬は、西郷の志をいたく感心したという事です。

そして龍馬は、自分の身に何かあったら妻のお龍を西郷家に託す様、自分の姉に頼んでいたそうです。

 

(結構同居人も多いし、ええんちゃうかな?的にも思ったのでしょうか・・^^;)

 

征韓論で敗れた西郷は、のちに武町にて屋敷を建てました。

ここは、かなり広くて部屋数も多かったそうです。

 

そりゃそうですね。

なんぼほど同居人おるねん!って話ですから。。。

 

また同居人の話ですが、マスが亡くなってから入れ替わる様に、今度は川口雪峰が居候する事になります。

 

よっぽど西郷家は居心地がいいんでしょうかね。。。^^;

 

しかも、マスが亡くなって2年後には吉二郎は再婚してますので、後妻の園子ももちろん同居となります。

 

そして、糸子も3人の子供を産みますからねー。

それに、愛加那が産んだ2人の子供・菊次郎、その後に長女の菊草も引き取っています。

 

一体、何人おるねん!

でも広いから大丈夫よ!ってな感じでしょうか。。。

 

ちなみに川口雪峰は、お亡くなりになるまで居候していたそうです。

(もう、そうなると居候と呼ぶのか、家族と呼ぶのか・・・^^; )

 

明治31年12月18日、上野の西郷銅像除幕式で『うちの旦那さぁは、こげなお人じゃなか!』と言った糸子。

 

言葉の真意は明確ではないですが、推測では『夫は、こんな浴衣姿で散歩する事はなかった』という意味だという話が濃厚だと言われています。

 

浴衣姿は正装ではないから、こんなにだらしない格好で人前には出ない。。。といった事なのでしょうか。

でも、今となっては真実は闇の中ですけどね。。。

 

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黒木華は岩山糸のイメージピッタリ!

 

 

このタイトルは、私が勝手に感じているんですけどね。。。^^;

なんといいますか、黒木華さんって古風な顔立ちだなぁと思っているんですよ。

 

もちろん顔立ちで勝手に思っている訳ではありますが、なんだか私の中での『岩山糸』のイメージにすごく合うなぁって思ってます。^^;

 

黒木華さんがブレイクしたのは、松たか子さん主演の『小さいおうち』だった様な気がします。

 

この割烹着姿の黒木華さんのイメージがすごく印象深かったんですよ。

 

なんといいますか、顔立ちとか雰囲気からもそうですが、出しゃばらない、一歩引いた女性という雰囲気じゃないですか?

 

そんなところが、西郷吉之助(隆盛)を支え、西郷の2番目の妻である愛加那との子供も、自分の子と分け隔てなく育てあげた『西郷糸』を、違和感なく演じれる女優さんだろうな。。。って思うんですよ。

 

画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki

 

ほら!

西郷糸の数少ない画を見たところ、黒木華さんと輪郭が似てますやん!(強引??)

しかし、めちゃくちゃ綺麗な卵型やね。羨ましい。。。

 

ま、とにかく輪郭も似ている黒木華さんですが、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞で、『群をぬいた演技力!』と言われた演技をじっくり見させてもらおうじゃありませんかっ!(・・と偉そうに。^^; )

 

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