2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
家督を継いだ高政に不満を持っていた孫四郎と帰蝶。
そして高政が孫四郎と喜平次を殺害するという事件が起こります。
美濃はどうなっていくのでしょうか・・・
では、第16話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】16話あらすじ(ネタバレ)弟の殺害が原因で道三と高政が対立!
斎藤道三の次男・孫四郎と、三男・喜平次が、高政に殺害されるという事件が起こった。
それが美濃を二分するきっかけとなってしまったのだ。
孫四郎と喜平次が高政に殺されたと知った道三は、稲葉山城を出て行ってしまった。
そして稲葉山から遠く、美濃の北にある大桑城に向かった。
明智城では、光安と十兵衛がこの騒動について相談していた。
十兵衛は、信長と帰蝶に会う事を光安に頼んだ。
それは、高政に戦をしかけるよう、帰蝶が道三を焚きつけないか。という心配もあったからだ。
そうして十兵衛は、尾張へ向かった。
予想通り帰蝶は、
「もはや兄とも思わぬ」
と、高政に対し怒りをあらわにしていた。
そんな帰蝶に十兵衛は、孫四郎をそそのかした帰蝶にも非があるのではないかと訴え、とにかく道三に肩入れする事は控えて欲しいと懇願する。
しかし帰蝶は、以前十兵衛が孫四郎を追い返した事で十兵衛に対する見方が変わっていた。
帰蝶からすれば、明智家を信じたからこそ孫四郎を行かせたのに、それを追い返された事で、十兵衛への信頼が無くなったと言う。
高政が今川と通じて信長を狙ってくるかもしれず、もはや美濃だけの騒動ではないという帰蝶の考えに対し、十兵衛は、そんな事になる前に自分が必ず阻止してみせると言った。
しかし、帰蝶は全く聞く耳を持たず、十兵衛に帰れと言い放った。
十兵衛が帰ったあと、隣の部屋で話を聞いていた信長は、十兵衛の気持ちも理解出来ると言い、更に道三が戦をしない方が良い理由を述べた。
それは、道三の兵は集めても2,000人ほど。
それに比べ、高政の兵は1万人以上になると聞いているので、そういった意味でも道三は戦を避けた方が良いだろうと言った。
そのあと帰蝶は、伊呂波太夫を呼び寄せる手配をした。
その頃、駿河の太原雪斎が病死していた。
しかし、その事は隣国に知られないよう、東庵たちも臨済寺で足止めされていた。
東庵と駒が寺の庭で豆を煮ていると、その匂いを嗅ぎながら近づく若者がいた。
竹千代だった。
竹千代は元服して「元信」と名を改めていた。
元信は、駒と東庵に話しかけてきた。
するとそこへ、菊丸こと春次が、薬屋として案内されて来た。
菊丸は時々、元信に薬を届けに来ていたのだ。
そして元信や駒たちに、美濃では戦がいつ始まってもおかしくない状況だと菊丸は説明した。
それを聞いた駒は、美濃荘の人々の事が気になり、菊丸に国境まで自分を連れ出して欲しいと頼んだ。
稲葉山城では宴が開かれていた。
光安は明智荘の領地を気にかけ、高政の機嫌をとろうと必死だった。
高政に呼ばれた十兵衛は、帰蝶に会って美濃への手出しはせぬよう話してきたと言った。
それを聞いた高政は、自分も戦は気が進まないと言う。
そして今度は、明智家の今後について話してきた。
光安は隠居し、十兵衛が後を継ぐ様、勧めてきたのだ。
それにより、領地替えとして、更に広い領地を与えるという。
明智荘に戻った十兵衛が食事をしていると、道三が高政との戦を始める為、大桑城へ参戦せよと呼びかけがかかった。
光安は、高政が十兵衛に言った領地替えの事も聞かされていた。
そして、自分は道三がいる大桑城へ向かう。と、道三側につく事を十兵衛に告げる。
すると十兵衛は、とにかく2日だけ待って欲しいと光安に頼むのだった。
そうして十兵衛は、大桑城へ急ぎ馬を走らせた。
大桑城に着いた十兵衛は、そこで伊呂波太夫の姿を見かけた。
道三に会った十兵衛は、出陣を止める為に参りました。と言った。
すると道三は、
「先程、帰蝶に頼まれた伊呂波太夫から、越前へ逃げ延びる手配をした。と言われた。」
という。そして
「帰蝶は戦をしてもどうせ勝てぬというのだ。自分も迷い、仏様に問うたが、仏様は何も申さぬ。」
そう言いながら道三は、高政についても話し始めた。
「高政は、私が父ではなく土岐頼芸が父だと言い、人を欺こうとしている。偽りを申す者は、必ず国をも欺く。」
そして、国を欺く者が守護になれば、決して国は穏やかにはならぬ。と言い、
「家督を譲る相手を間違えた。」
と言った。
そうして道三は、必死で止める十兵衛の言葉に耳を傾けず、大声で戦の準備をするよう家臣たちに命じた。
自分は美濃しか作れず、誰にも手出しが出来ぬ、大きな国を作る事は出来なかったが、お前には出来るかもしれぬ。と十兵衛に告げた。
そして、信長は大きな事が出来る男だと言い、その信長から目を離さずにいれば、誰にも手出しが出来ぬ、大きな国を作る事が出来るかもしれないと、十兵衛に期待を込めながら伝えた。
明智荘に戻った十兵衛は、高政からも出陣の声がかかっていると聞かされた。
「十兵衛様のお心のままに・・・」
と言う煕子の言葉に考え込む十兵衛だった。
そして鉄砲を手に取り、鉄砲を通じて道三とのやり取りを思い出していた。
すると思い立った様に十兵衛は立ち上がり、声をあげた。
「戦じゃ。戦に参る!」
そして敵は高政だと言い、十兵衛たちも鶴山へ向かった。
高政が孫四郎たちを殺害した事で道三が怒り、美濃が分裂するきっかけとなってしまいました。
帰蝶にこれ以上、道三をたきつけないよう伝えに行く十兵衛。
しかし帰蝶は、以前、孫四郎を追い返した十兵衛に対し、聞く耳を持ちません。
十兵衛の努力も虚しく、道三が戦の準備を始めます。
そして十兵衛は、道三の言葉と数々の出来事を思い返し、道三につく事を決めたのでした。
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