2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
牧からもらった桔梗紋が入った扇子を胸に抱き、自分と明智家との繋がりを感じた駒。
一方十兵衛は、織田と今川が戦になってしまうのか探りを入れる為、帰蝶の元へ向かったのでした。
では、第11のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】11話あらすじ(ネタバレ)
8歳の竹千代が、
「今川はいつか討つべき敵、その懐に入って敵を見てみたい」
と冷静に言ってのけた事もあり、結局、人質交換は行われる事になった。
そうして信広が戻ってくる事になったが、父の信秀の病状は悪化する一方だった。
信秀は、自分の体をひきずりながら弓を引いてみようとするが、すでに弓を引く事も困難な体になっていた。
一方、今川館に連れて行かれた竹千代は、自分用に出された豪華な食事を前に、
「いつ三河へ帰してもらえるのでしょうか」
と今川義元に聞いた。
すると側にいる太原雪斎が、
「今川が悪しき織田を潰します。しばしの辛抱です。」
と優しく竹千代に諭すのだった。
天文19年、尾張へ今川軍が攻め込んだ。
そして、織田の南部側の領地をどんどん制圧していった。
美濃では、織田と勝手に和議を結んだ利政を、高政や稲葉が批難していた。
利政は、その場をなんとかしのいだが、実は織田と今川の現状について頭を抱えていた。
それは、織田の家老・平手政秀より援軍を要請されていたからだ。
しかし光安の案により、織田側には
「米は送るが兵は送れぬ」
という回答で押し通す事に決めた。
そして利政は、平手政秀にその返答をする様、十兵衛に命じた。
利政の考えは、織田がその返答に異議を唱えるのなら盟約を破棄し、今川側へつく。というものだった。
嫌な役目をやらされる事になった十兵衛は、那古野城の一室で、利政から告げられた内容を平手政秀に伝えた。
すると、それを聞いた平手は、側にいた帰蝶をちらりと見ながら不服そうに部屋から出て行った。
部屋にいた帰蝶は
「父上が裏切れば、私は磔(はりつけ)じゃ」
と、不安な様子だ。
十兵衛も、どうしたら良いかと考えていたところに信長が現れた。
信長は、今回の戦では兵が集まらないだろうと考えていた。
そこで信長は、今川義元に和議を結ぶ様、持ちかけるしかないのではないか。と考えた。
そうなると仲介役が必要だ。
以前美濃で、土岐頼芸と土岐頼純が争った時、京の将軍家がとりなしてくれた事を十兵衛が話した。
すると帰蝶が、以前将軍の側近と十兵衛が親しくなったと聞いたが、その者を頼ってみてはどうか?と十兵衛に言った。
信長と帰蝶から頼まれた十兵衛は、結局引き受けるしかなかった。
稲葉山城に戻った十兵衛は、利政に帰蝶と信長からの依頼を報告した。
しかし利政は
「金がかかる。自分はびた一文出さない。」
と反対した。
そうなると、十兵衛は直接頼芸に頼みに行くしかないと思い、高政に頼芸との面会を頼む事にした。
利政が原因なのに、頼芸に頼みに行かなければいけない。という事態に何色を示した高政だったが、十兵衛が高政の頼みは今後何でも聞くという条件で、頼芸に会わせてくれる事になった。
頼芸と会える事になった十兵衛は、織田と今川の戦について、将軍家に和議のとりなしをお願いして欲しいと頼んだ。
しかし頼芸は
「利政が、私を美濃から追い出し、自分が守護の座につこうとしているとも聞いている。そんな利政の為に金を出す必要があるのか。」
と、高政に訴える。
もしそんな事があれば、利政を討ってでも頼芸を守る。と言う高政の返答を聞いて、頼芸は将軍への文と金を用意した。
京では、当主の細川晴元に不満を持っていた、家臣の三好長慶が下剋上を果たしていた。
将軍・足利義輝も巻き込まれ、都落ちして近江へ側近たちと共に逃げ込んでいた。
そこで十兵衛は、義輝に会う為近江へ向かうが、途中の宿で「入り口を固めている三好軍に追い返されるだろう」と耳にし、困り果てていた。
するとその宿で、十兵衛の前に一人の男が現れた。
細川藤孝だった。
十兵衛は、藤孝になんとか義輝に会うことが出来ないかと相談した。
そこで藤孝は、まずは朽木へ案内すると言った。
義輝は朽木に隠れていたのだ。
朽木へ着いた十兵衛は、義輝と面会する事が出来た。
義輝は、以前十兵衛が、自分に訴えた言葉を思い出しながら、その言葉を繰り返した。
そして、その十兵衛の言葉で救われてきた。と言った。
さらに義輝は
「穏やかな世を作れる者だけが連れてこられるという麒麟という不思議な生き物がいる。それを自分は、まだ連れてくる事が出来ぬ。」
と十兵衛に語った。
そして、
「無念じゃ。」
と涙をこぼした。
そうして義輝は、今川、織田の両者に和議を命じる為の遣いを出すと言い、仲立ちを了承した。
最後に義輝はつぶやいた。
「麒麟が来る道は遠いのぅ」
その言葉を心に抱きながら十兵衛は、美濃に戻って行った。
織田信広と松平竹千代の人質交換は、行われる事になりましたが、そうなると予想通り織田側が劣勢となっていきます。
すると信長が、今川との和議の仲介役を探して欲しいと十兵衛に頼みます。
利政に断られた十兵衛は、高政に頼み、土岐頼芸との面会にこぎつけます。
そして、なんとか頼芸から将軍家への文と金を用意してもらい、十兵衛はいざ足利義輝の元へ・・・
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