2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
父の信秀に褒められると思い、松平広忠の首を差し出した信長。
しかし信秀の反応は、予想とは違い、激怒してしまいます。
そんな父について、帰蝶と意見が合う二人の距離は縮まっていく様です。
そして、十兵衛にも未来の花嫁との再会が・・・
では、第10話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】10話あらすじ(ネタバレ)人質交換で信秀と信長が対立
十兵衛への想いを断ち切って京に戻った駒だったが、本来の明るさを取り戻せずにいた。
そんな駒の耳に太鼓の音や笛の音が聞こえてきた。
駒は外へ出ていき、旅の一座が踊りを披露している場所へ向かった。
後から駒を探しに出て来た東庵は、見事に綱渡りをしている駒の姿を見て驚いた。
すると綱渡り終えた駒の元へ、一座の主・伊呂波太夫がやって来た。
5年ぶりに再会した駒と伊呂波太夫は、抱き合い喜び合った。
駒は東庵に預けられる前に、伊呂波太夫の一座で一緒に芸をしながら、育てられていたのだ。
伊呂波太夫たち一座は、各地で旅公演をしていて、尾張の信秀の前でも芸を披露し、東庵との双六話も聞いたという。
美濃には行っていないと言う伊呂波太夫だったが、十兵衛の名前を口にした。
それは、松永久秀から美濃の守護代に「明智十兵衛」という、とてもよい家臣がいる。と聞いたという。
それを聞いた駒は、十兵衛の事を思い出し、また上の空になった。
そんな元気のない駒を伊呂波太夫が、団子屋に誘った。
団子屋では、伊呂波太夫が駒との昔話を懐かしそうに話し出した。
先程東庵から
「美濃から戻ってきてから駒が元気がない。」
と聞いていたので、伊呂波太夫は駒に、何かあったのかさり気なく聞いてみた。
すると駒は、
「好きだった人は手の届かない人だった。」
と、失恋話を始めた。
それを聞いた伊呂波太夫は、世の中は辛い事があった後は、必ず良い事がある。と、駒を励ました。
そして駒は、昔火事の中から助け出してくれた侍は美濃の人だったと、伊呂波太夫に話した。
それを聞いた伊呂波太夫は、駒が侍に抱かれて連れてこられた時に、桔梗紋の布で包まれていた事を思い出した。
美濃で桔梗紋を用いているのは明智家だ。
すると駒は、急いで東庵の家に戻り、牧からもらった桔梗紋が入った扇子を取り出した。
父の形見だと言った十兵衛を思い出し、駒は扇子を胸に抱き、涙を流した。
天文18年、三河で戦が始まった。
尾張との国境にある安城城に今川軍が攻めてきたのだ。
織田信秀の側室の子である織田信広が最後まで城を守っていたが、安城城は落城し、信広は捕らえられた。
信広は信長の腹違いの兄だ。
そして今川義元は、織田で人質となっている松平竹千代と信広との人質交換を要求した。
それを信秀から聞いた利政は、竹千代が今川の手に渡れば三河は今川の支配下となり、その三河の隣国となる尾張にも影響が出る。
そして、その尾張と手を結んだ我々美濃も、今川と戦うはめになるかもしれない。と思った。
不安に思った利政は、十兵衛に帰蝶の元へ行き、探りを入れる様命じた。
その頃、信長と信秀は人質交換について意見をぶつけ合っていた。
信長は、竹千代を今川に渡せば尾張が潰される危険があると訴えるが、信秀は信広を見殺しには出来ないと言う。
その様子を見ていた土田御前は、信長が部屋から出ていった後、信勝に家督を継がせる様、信秀に勧めた。
しかし、信秀は嫡男である信長に継がせる事を決めていた。
利政から帰蝶に探りを入れる様、命じられた十兵衛は、熱田の市場に行き、菊丸を探した。
そして菊丸に味噌を用意してもらい、帰蝶に味噌を届けるという口実を作った。
菊丸は、どちらにせよ竹千代には無事でいて欲しい。そして将来、三河に戻って立派な国を築いて欲しいと十兵衛にこぼした。
味噌を持ってやってきた十兵衛に、帰蝶はどうせ利政から頼まれたんだろうと十兵衛に言った。
そこへ信長が、イノシシ狩りから戻ってきた。
帰蝶は信長に
「以前、鉄砲に詳しいと言っていた者です。」
と十兵衛を紹介した。
すると信長は、自分の鉄砲を差し出し
「誰が作ったか解るか?」
と聞いた。
その質問に十兵衛が即座に答えたので、信長は感心し、十兵衛を部屋に通した。
部屋に入った十兵衛を前に、信長は以前、熱田の港で十兵衛と話した事を思い出し、
「あそこで何をしていたのか?」
と聞いた。
「ある方の頼みで、信長様に会いに行きました。」
と十兵衛が言うと、
「誰に頼まれたのか。」
と信長が言った。
返答に困った十兵衛に、帰蝶が
「私が頼んだのです」
と言い、どんなお方か見てきて欲しいと十兵衛に頼んだ事を話した。
すると信長は、帰蝶の気持ちを理解し、今度は自分の母親の話を始めた。
「母は自分より弟の信勝の方を溺愛しているので、信勝に家督を継いで欲しいと思っているはずだ。」
と言った。
そこへ、竹千代が館へやってきたと聞き、信長は部屋へ通す様言った。
信長の前に来た竹千代は、一緒に将棋を打って欲しいと頼んだ。
最近、信長が自分の相手をしてくれないのは、信長が自分の父・松平広忠を討った事で、気を使っているからでしょうか?と、竹千代が問うた。
そして、
「父が討ち果たされたのは致し方ない事だと思っています。」
と、竹千代ははっきりと信長に伝える。
それを聞いた信長は、竹千代に将棋の駒を並べる様言った。
そろそろ館へ戻ると言う十兵衛に、信長は鉄砲の話をしたいので明日また来る様、告げた。
十兵衛は、そんな信長がどんな人物かつかめないのだった。
部屋に戻った信長は、竹千代と将棋を指しながら、人質交換の話を始めた。
人質交換をしなければ、兄の信広は斬られる。今、自分は迷っている。と、竹千代に言った。
すると竹千代は、信長が迷っているなら、自分はどちらでも構わないと答えた。
そして、
「今川はいつか討つべき敵、その懐に入って敵を見てみたい。敵を倒すには、敵を知る事。」
とも言った。
その話を天井裏から聞いている男がいた。
それは先程、味噌を十兵衛と一緒に届けてきた菊丸だった。
京に戻っても駒は傷心なままでした。
そんな駒の前に、子供の頃世話に育ててもらった、旅芸人の伊呂波太夫が現れます。
駒が伊呂波太夫率いる一座に預けられた時、明智家の家紋が入った布に包まれていた事を伊呂波太夫から聞いた駒は、明智家と何か繋がりがあるかもしれないと感じます。
そんな頃、三河で戦が始まり、織田信広と松平竹千代の人質交換の話が出ます。
それを聞いた利政は、人質交換が行われてしまうと、美濃も今川が敵となり、巻き込まれかねないと感じるのです。
そして利政は、帰蝶に会って探りを入れる様、十兵衛に命じるのでした。
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