大河ドラマ『麒麟がくる』で吉田鋼太郎さんが松永久秀役を演じられます!

 

松永久秀は、ダークヒーローなイメージの方が強い武将で、梟雄(きょうゆう)のイメージアンケートで3位に入っているほど。

(梟雄→残忍で強く荒々しい人。悪者の首領。)

 

ちなみに、1位は斎藤道三、2位は織田信長です。

 

このダークなヒーロー松永久秀が命より大事にしていたもの、平蜘蛛茶釜(こてんみょうひらぐも)とはどういうものなのでしょうか。

さっそく見ていましよう。

 

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目次

『麒麟がくる』吉田鋼太郎が松永久秀役を演じる!

 

『麒麟がくる』吉田鋼太郎が松永久秀役を演じる!

画像引用元:https://www.talent-databank.co.jp/search/t2000010429

 

2020年大河ドラマ『麒麟がくる』で、松永久秀を演じるのは、吉田鋼太郎さん。

吉田鋼太郎さんはドラマにCM、舞台…。と活躍の幅のある俳優さんなので、殆どの方はご存知なのでは?と、思います。

 

吉田鋼太郎さんは、1959年1月14日生まれで、現在60歳!

めちゃくちゃシブ〜い声が特徴です。

そしてダンディーで素敵な容姿から、大人女子の人気を集めていますよね。

 

出演される役全てが違うので、毎回ハマり役だわぁ〜。と思って見ているのですが、出演作品ごとにキャラが違うタイプを見事に演じておられるので、ホントあっぱれ!です。

 

大河ドラマにもお馴染の俳優さんなので、期待しかありませんね。

そんな吉田鋼太郎さんが演じる松永久秀という武将は、どちらかというと悪役的な存在で知られています。

 

ですが最近の研究で、その実像が変わりつつあるのだそうです。

織田信長も昔々は、悪者的な存在が強かった武将ですが、時代が流れば今やヒーロー。

 

人気のある武将ですよね。

松永久秀も歴史の歯車一つ変わればヒーローになれる人物なのかもしれません。

 

吉田鋼太郎さんの演じる松永久秀、どんな演技で魅せてくれるのでしょうか・・楽しみですね。。

 

三好長慶に仕え上りつめた松永久秀

 

三好長慶に仕え上りつめた松永久秀

 

松永久秀は、1508年に生まれたとされています。(推定)

というのも、実はハッキリとわかりません。

なので、親も?で、出生地も三説が混在しています。

 

その1

・山城国(京都)西岡の商人説。

その2

・阿波国説

その3

・摂津五百住(いおずみ)の百姓説。

 

直接的な証拠はないのですが、間接的なことからの考えると、おそらく出身は摂津五百住で、百姓の少し上。くらいの身分だったのではないかと思われます。

 

大名家の男子であれば、

・祈祷。

・瑞祥。

・祝福。

と一緒に誕生した日が記録されるのですが、ない場合は没年からの逆算になります。

で、1508年と推定されるのです。

 

さて、そんな松永久秀は1541年〜三好長慶に仕え、文官として活躍します。

主・三好長慶は1522年生まれなので、松永久秀より一回りと少し歳下です。

 

三好長慶は苦難の少年時代を送り、上洛までもなが〜い道のりがありました。

こうした中で松永久秀は仕え始めたのです。

 

1559年、松永久秀は大和国の統治を任されます。

そして1562年に、「教興寺の戦い」が起こります。

 

その後松永久秀は、

・武将としての名が知られる。

・芸術&建築にも才を発揮する。(多聞城を建設。)

 

そして1563年には

・棟上げの翌年、松永久秀は茶会を開催。

・キリスト教の対応として「宗論」を妥協案として出す。

 

しかしこの年は、目まぐるしく時代が動きます。

 

・3月 細川晴元が死去。(長慶の宿敵)

・6月 三好義興が急死。22歳。

 

実力ある若者がいきなり亡くなると毒殺説が浮上するのですが、容疑者候補に松永久秀が浮かび上がりました。

(しかし彼は無実で、当時その死を悲しんだとされています。)

 

そして1564年に長慶が死去します。

42歳でした。

 

1565年「永禄の変」が起こり、1567年10月には「東大寺大仏殿」が焼け落ちます。

そして1568年、上洛した織田信長に臣従。

 

1571年、武田家と松永久秀は通じていると織田家から疑われ始めますが、1573年に武田信玄の死をきっかけに再度、織田信長に…。と思われた1577年、松永久秀は反旗を翻します。

 

織田信長の説得に応じることなく、「信貴山城の戦い」の末、息子と切腹、焼死による自害とされています。

70歳。(68歳説もあります。)

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信長に謀反 そして古天明平蜘蛛(こてんみょうひらぐも)を愛した最期

 

信長に謀反そして古天明平蜘蛛(こてんみょうひらぐも)を愛した最期
戦国の梟雄」と呼ばれた松永久秀ですが、裏切り&謀反を繰り返している為、悪者のイメージが強い武将です。

晩年の主君であった織田信長に「常人では1つも成せないことを3つも成した男」と評されています。

 

ちなみにその3つとは、

・三好氏(以前仕えていた)の暗殺&謀略。

・将軍暗殺。

・東大寺の大仏の焼き討ち。

といった松永久秀の所業の数々のことです。

 

しかも、織田信長を2回も裏切ってますからね〜。

悪人のイメージは自然な流れといえますが。。。

 

その一方で、松永久秀は優れた茶人でも知られています。

そして、数々の名器を所有していたようです。

 

そんな松永久秀が、愛し大事に持っていたのが「古天明平蜘蛛(こてんみょうひらぐも)」です。

古天明平蜘蛛とは、平蜘蛛という前で知られる茶釜の事です。

 

 

茶釜の形が蜘蛛が這いつくばっているように見える形をしていたことでついた名前だそうです。

 

作者は不明。

有名な作者の作品ということではないようです。

 

この茶釜を持っていたのが松永久秀

大変気に入っていました。

で、織田信長に何度も要求されますが全て断っています。

 

松永久秀が信長に2度目の謀反を起こした時、信長に「平蜘蛛を差し出せば許す」という破格の条件を提示されます。

 

打ち首が当前の時代で、この条件はすごいことです。

それだけ素晴らしい茶釜だったのでしょうね。

 

ですが、松永久秀は拒否。

そしてとった行動は、平蜘蛛の中に火薬を詰め、平蜘蛛もろとも自爆した。と言われています。

 

しかし、これにも諸説あり、

・爆発説。

・叩き割った。

・実はまだ現代に残っている。

・破片を集め復元した。

・久秀が自害した城跡(信貴山城)を掘り起こした時に出てきて信長の手に渡った。

・久秀が持っていたのは偽物。

などの説がありますが、実際の行方は解っていません。

 

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