大河ドラマ『いだてん』第2部・田畑政治篇に、オリンピックで活躍したメダリスト達が登場します。
日本水泳の黄金時代ともいわれたこの時代を築いた、当時の若手水泳選手はホントに凄かったのです!
その名は、宮崎康二と小池礼三。
決して教科書には載りませんが、活躍しメダリストとなった選手の名前を是非知ってもらいたいと思います。
目次
【いだてん】宮嵜康二役を西山潤が演じる!
宮嵜康二役を演じるのは、これからの成長に期待大の若手俳優、西山潤さんです。
西山潤さんを知らない人も多いと思いますので、少しご紹介しますね!
西山潤さんは目が大きくて、かわいい顔が印象的な、今をときめく人気急上昇中のイケメン俳優さんです。
映画、ドラマ、CM、アーティストのMV…。と、結構色々なところで活躍されています。
デビューは最近かと思われがちですが、子役としても活動されていました。
芸能界入りのきっかけは、小学1年生の時スカウトされて、オーディションを受け合格!
子役時代の代表作は「20世紀少年」のケンヂ!
(唐沢寿明さんの幼少のケンヂ役。3部作に渡り出演。)
「CRISIS」見てたら成長した西山潤くん出ててびっくりしたし最後個人的に好きな終わり方で切なくて号泣(´;ω;`)「20世紀少年」のイメージ強いけど立派なイケメンくんに成長してて嬉しいですうふふ(⌒‐⌒)♥#西山潤 #ドラマCRISIS pic.twitter.com/uzOxYd2z0s
— ★ (@s1t1a2r4) April 29, 2017
子どもの頃からイケメンだったようですね。
子役として芸能活動していて、演技力も日に日につけていったと思われますが、勉学の方もしっかりされていたようです。
高校は偏差値は64!と、頭のいい高校に通い、大学は、偏差値57くらいの大学に進学しています。
現在は通学しながらの芸能活動ということで、大変そうですが、両立されてるなんて凄いですよね。
『いだてん』出演を機にさらにファンが増えるのでは?なんて思います!
しかも、特技は水泳だそうなので、今回のキャスティングはぴったりです!
泳ぎも見応えありそうですね。楽しみです。
【いだてん】小池礼三役を前田旺志郎が演じる!
では、小池礼三役の方ですが、こちらは前田旺志郎さんが登場しまぁーす!
前田旺志郎さんはお笑いタレント & 俳優として子どもの頃から活躍されています。
お笑いで「まえだまえだ」というコンビをお兄さんと結成し、漫才をしていたのは記憶にある方も多いかもですね。
子ども二人のテンポのいい漫才。
ちなみに旺志郎さんはボケ担当です。
関西弁が何ともかわいくて、虜になったファンも多いのではないでしょうか。
でも、かわいいだけでなく実力者でもあります!
史上最年少で「M-1グランプリ2007」の準決勝に進出しています。
現在は18歳で、可愛かった面影を残しつつすっかりイケメン男性に成長しています。
大きくなるの早いですねぇ~。
(…って、歳がバレちゃいますね。(笑))
前田旺志郎さんの役柄は、オリンピックに出場してメダルを取るような凄い水泳選手の役です。
旺志郎さんは、子役からたくさんのドラマや映画に出演していて経験も積んでいますが、それだけではなく天性の素質みたいなものがある俳優さんではないかと思います。
どの役もなりきっていて、超自然。
凄い!っていうのでしょうか。
あの俳優さん誰だろ?と検索して知ることも多いと思いますしね。
ホント、多彩です!
最近のNHKでは朝の連続ドラマ『わろてんか』のキースの子役で登場してました!
この役もよかったです。
着実にキャリアを積んでこられているなぁ~。と驚きました。
そして大河ドラマの出演ですが、『平清盛』と今回で二回目になります。
水泳選手ということで、頭は丸刈りにして本気モード。
『いだてん』楽しみです!
若手水泳選手メダリストの宮嵜康二と小池礼三とは
〜宮嵜康二〜
宮嵜康二(みやざき やすじ)は、静岡県浜名郡吉津村(現在の湖西市鷲津)で生まれました。
浜松一中(現:静岡県立浜松北高等学校)の時には、既に身長179cm!体重66kg!と、スポーツするのに恵まれた体型。
凄い人って、やっぱりどこか飛び抜けていますね。
で、宮嵜康二がロサンゼルスオリンピックに出場したのは丁度この頃。
田畑政治水上監督に「日米対抗水上大会に出てみない?」とスカウトされたのがきっかけで、この大会で同着1位という結果。
何が凄いってこの時なんと15歳!
若っ!
で、1932年 アメリカで開催された第10回夏季ロサンゼルスオリンピックに出場しました。
「中3から中4の1カ月間、何故こんな奇蹟的事実が私の身辺に起こったのか。この奇蹟の担い手に何故、私が選ばれたのかわかりません。」
と宮嵜康二は回想しています。
奇蹟と語るその理由は、ロサンゼルスオリンピックで金メダルを2つ取ったからです!
では、ロサンゼルスオリンピックでの成績見ていきましょう!
◎ 100m自由形→金メダルを獲得!
しかも、五輪新記録!(58秒2)
完全アウェーの中、ジョニー・ワイズミュラー(アメリカ)の連勝を6でストップさせました。
ちなみに、銀メダリストも日本人!
硫黄島の戦いで戦死された河石達吾選手。
日本人選手がワンツーフィニッシュで素晴らしい活躍を魅せました!
その2日後、
◎ 800mリレー→金メダルを獲得!
世界新記録(8分58秒4)
実は、このレースに出る予定だった大横田勉が体調を崩したので、ピンチヒッターとして第1泳者で急遽出場することになりました。
と思うと宮嵜康二という選手は、普段と違うレースでも通用する程の実力ある選手だったことがわかりますね。
このロサンゼルスオリンピックでは、男女合わせてメダルの総数は33個!
11種目中、金メダル5個を含む12個のメダルを水泳選手団がとりました!
1936年 ベルリンオリンピックに参加。
そうして宮嵜は浜松一中を卒業後、河石達吾(100m銀メダリスト)と縁があり、慶應義塾大学法学部に進学します。
そこで水泳部のキャプテンを務めました。
1954年〜兵庫県西宮市に住み(〜18年)日本水泳連盟理事を務めるなど、後進の指導に当たりました。
1989年9月 宮嵜康二は、IOC(国際オリンピック委員会)から五輪功労賞銀賞を受賞します。
母校・湖西市立鷲津小学校(吉津尋常小学校の後身)の校歌において「ロスアンゼルスの日章旗」ところがあります。
宮嵜康二のロサンゼルスオリンピックでの金メダルと、牧野正蔵の銀メダル獲得を讃えたのだそうです。
2012年 湖西市の市制40周年では、宮嵜康二と牧野正蔵の顕彰式が開催されました。
ロサンゼルスオリンピックで獲得した
・金メダル。
・優勝カップ。
・新記録証。
などは、アメニティプラザの「宮崎康二コーナー」に展示されています。
~小池礼三~
小池礼三は、静岡県沼津市出身。
沼津商業時代から、水泳の頭角を現します。
1932年 ロサンゼルスオリンピックでは金メダル間違いなし!と、周りから本命視されていましたが、体調を崩してしまい、鶴田義行に次いで二位の銀メダル。
しかし、体調万全じゃないのに銀メダルってすごいですよねぇ~。
ちなみに1915年生まれなので、この時なんと17歳!
これまた若いっ!
慶應義塾大学に進学。
200m平泳ぎ→世界最高記録を樹立。
1936年 ベルリンオリンピック出場。
葉室鐵夫→エルヴィン・ジータス(ドイツ)→に次いで銅メダル獲得!
戦後は日本代表コーチになり、古橋広之進や橋爪四郎の選手指導に尽力し、日本水泳連盟顧問を務めました。
1992年 バルセロナオリンピックで、自分と同じ平泳ぎ選手の岩崎恭子(同郷の後輩)が優勝したときは、「孫が優勝したみたい」と、喜びを語っています。
1998年 肺の小細胞癌により死去。
82歳。
若手の選手たちの活躍で水泳王国日本!と呼ばれるまでになったのでした。
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