まだ女子のスポーツに対してほとんど理解が無いに均しかった明治時代。

女子体育を海外から日本に持ち込み、教えた二階堂トクヨ。

二階堂トクヨは、明治を代表する女子体育の教育者であり、日本女子体育大学の創始者であります!

 

今回、『いだてん』で登場する二階堂トクヨを演じるのは寺島しのぶさん。

二階堂トクヨは実在する人物です!

どんな人物だったのな興味深いですよねぇ〜。

では、どんな人物だったのか見ていきましょう!

 

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目次

【いだてん】永井道明の弟子として二階堂トクヨ登場!

 

【いだてん】永井道明の弟子として二階堂トクヨ登場!

画像引用元:https://www.nikaido-hs.com

 

いだてん』で、永井道明の弟子として登場するのが二階堂トクヨ

画像で実際の二階堂トクヨを見ると、ふっくらしていて穏やかな印象ですね。

 

さて、二階堂トクヨの恩師は永井道明です。

その永井道明が「学校体操教授要目」を掲げ、肋木 & スウェーデン体操を全国に広める為、二階堂トクヨと学校を回る予定にしていましたが、二階堂トクヨは文部省の要請で英留学することに。。。

 

その二階堂トクヨの代役として指名されたのは、オリンピックで一躍有名人となった金栗四三

有名人で注目を集める作戦ってわけです。

 

二階堂トクヨは英国に行き、第一次世界大戦の戦火から逃れながら、3年後に帰国しました。

そして二階堂トクヨは第一次世界大戦中で、とてもオリンピックを開催できる状況下ではないことを嘉納治五郎に報告します。

 

帰国した二階堂トクヨの東京女高師での授業は、英留学で学んだことを取り入れられました。

・服装 → チュニック。

・優美なダンスを踊る授業。

 

一方、永井道明の授業は、

・服装 → ブルマ。

・内容 → 単調な体操をくり返す軍隊のような授業。

 

2人の授業、考え方は違っていました。

そして、そういったことを続けていくうちに、恩師だった永井道明と対立関係になっていくのです。

 

スポーツを広める為に活躍された方はたくさんいますが、皆さん本当に個性的ですよね。

昔なのでもっと従順なイメージがありましたが、意外と我を通す感じ。(笑)

 

ドラマでは恩師との関係を、このまま対立関係で終わらせてしまうのでしょうか。。。

展開が気になるところです。

 

二階堂トクヨは日本女子体育大学の創始者

 

二階堂トクヨは日本女子体育大学の創始者

画像引用元:https://www.nikaido-hs.com

 

日本女子体育大学(にほんじょしたいいくだいがく)は、東京都世田谷区にある私立大学で、女子単科大学です。

この日本女子体育大学の創始者が、二階堂トクヨです。

 

そんな二階堂 トクヨ(にかいどう トクヨ)について、少しご紹介します。

 

1880年 宮城県大崎市(旧三本木町)で、二階堂保治、キン夫婦の長女として誕生しました。

 

地元の三本木小学校准教員

福島県尋常師範学校

↓東京女子師範学校(現・お茶の水女子大学)を卒業

教師になりました。

 

大変努力家だったそうで、15歳で准教員検定に合格しています。

そして、金沢の石川県立高等女学校に着任。

 

学生時代から和歌と読書が大好きな文学少女だったトクヨは、教師になって国語を教れられることを楽しみに出勤しました。

しかし、体育を教えることを命じられ、ガッカリ…。

 

しかも、体育は号令に合わせて、ただ体を動かすだけで好きではありませんでした。

とはいえ、仕事なので命じられたとおり体育指導をしました。

 

そして、指導を始めて3ヶ月程たった頃、体に変化が…。

実は、体が弱かったトクヨ。

 

体育指導で生徒と体を動かしているうちに、自分の体が健康で活動的になっていくのを感じていました。

 

それから体操に興味をもち、熱心に学ぶようになり、進んで講習会に行ったり、体操の専門学校出身のキリスト教宣教師ミス・モルガンに出会いヨーロッパで教えられている女学生用のスウェーデン体操とドイツ体操をミックスした体操を教えてもらったりしました。

 

苦手意識のあった体育でしたが、体育を勉強するうちに気がつけば、周りから一目を置かれるほどの体育指導力をつけていました。

 

また、学んだことは自分の中だけに留めず他の学校の教師にも教えていきました。

自分だけのものにしないところが、大物って感じですよね~。

 

三年後には体育教師として高知へ栄転ですから。。。

本当に立派ですね。

 

高知師範学校を経て、1911年 東京女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)の助教授に。

 

そして翌年には留学生に選ばれ、英の「キングスフィールド体操専門学校」に留学し、教育方針の新しさに感銘を受けました。

キングスフィールド体操専門学校の方針の内容というと ↓

・体育の技術。

・広い教養を身につけた優れた体育教師の育成。

と、いうものでした。

 

とにかく学ぶ気満々のトクヨでしたが、既に助教授の資格をもっていたトクヨに対し、実際先生たちは何を教えたらいいのか困っていました。

 

そこで、校長のマダム・オスターバーグの提案により、実力テストが行われました。

内容は、

・水泳は知っていますか?

・ホッケーは知っていますか?

・ラクロスは知っていますか?

・ダンスを知っていますか?

・マッサージは知っていますか?

 

と、いうもの。。。

トクヨは全て「知りません」としか、答えられませんでした。

 

知っているのは日本の体育の世界だけ。

二階堂トクヨは、先生の号令に合わせてただ体を動かすだけ。という知識しかなかったのです。

 

テストの結果は勿論0点。

日本で何を教えていたのですか?」と、呆れ顔で言われて、何も答えられず黙って唇を噛み締めたそうです。

努力家ですし、余計に悔しかったでしょうね。

 

そして始まったキングスフィールド体操専門学校での生活は、驚きの連続!

・寄宿舎はホテル並みに綺麗!

・掃除専門の人がいる!

・体作りの為に、おやつや夜食も含め1日5食!

・服は動きやすいチュニック!

 

全てはよりよく運動するため。

トクヨはこの恵まれた環境の中でたくさん学ぼうと、クリケット、ラクロス、ダンス、などたくさんのスポーツに触れ、練習しました。

 

特に水泳の上達は周りが驚くほどだったと言います。

というのも実は、学校の決まりでは1日1回30分。と、なっているのに、トクヨは1日3時間練習していました。

 

このことがバレて「決まりが守れないなら成績は0点にします」と、言われましたが、トクヨは「いい成績よりも泳ぎをマスターすることが私の望みです。時間もゆとりもない中で、水泳の他にもたくさん学んで少しでも早くマスターしたいのです!」と、答えると、先生はその気持ちにうたれ、好きなだけ泳ぐことを許可したのです。

 

そして留学から1年後には学んだことほぼマスターしていました。

トクヨにとって運動は楽しく、時間がたつのも忘れる程でした。

 

この楽しさを日本人にも知ってもらいたい!と言う気持ちと、自分の後に続く者たちには苦労させたくない!という気持ちが芽生えていました。

 

そして、日本に帰ったら女子体育専門学校を作る決意をするのです。

帰国後、

・東京女子高等師範学校教授兼第六臨時教員養成所教授となる。

・「体育を基盤にした人間形成を」という持論を説く。

→個人雑誌「わがちから」を発刊。

・女子体育振興を主張。

 

1922年には体操女教師養成の為、二階堂体操塾を代々木山谷に創立します。

その頃トクヨ42歳。

 

女子体育は女らしい優美なものに

母となるべき健康なものに

との思いを胸に、創立されました。

 

これは、のちの日本女子体育大学の前身となるものです。

このとき二階堂トクヨは、私財を投げ打って創設されたと言われています。

 

 塾創立時から 

・生理学  ・衛生学

・解剖学  ・国語

・英語   ・音楽

・心理   ・倫理など。。。

 

広範な領域が教育に組み込まれていました。

 

あと、塾生の「整容」にも心を配られ、「女らしい教育」とは、

・男性と対等であり平等である「女性」のための教育である。

・目指すところは家庭教育や社会教育までを視野に入れた女子教育。

 

これこそが英留学で目の当たりにし、体験した寄宿舎での全人教育でした。

トクヨは教育 & 生活の一体化を目指していたので全寮制にしました。

 

トクヨは英留学で学び経験したことを出来る限り取り入れました。

1926年 日本初の女子体育の学校「日本女子体育専門学校(日本女子体育大学の前身)」を創設。

 

女子体育指導者の養成にあたり、門下からは陸上競技の人見絹枝(アムステルダムオリンピックの800メートル競走で第2位。日本女子初のメダルを獲得しました!)ら、他多数の女子体育指導者を輩出し、日本各地の学校でトクヨに学んだ「楽しい体育」を広めていきました。

 

1941年 享年61歳。

郷里の三本木にある大崎市三本木総合支所には、二階堂の胸像が設置されています。

 

ちなみにクリケットとホッケーを日本に初めて紹介したのは二階堂トクヨだそうですよ!

体育嫌いだった彼女が、体育教育の道を担うことになるなんて本人さえも思っていなかったと思います。

 

それがいつしか天職となるなんて…。

何とも不思議な運命ですね。

 

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二階堂トクヨ役は寺島しのぶ!

 

二階堂トクヨ役は寺島しのぶ!

画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki

 

二階堂トクヨは大変個性溢れる素敵な女性です。

 

どんな人かは、とても一言では語れませんが、素直で…。はつらつとしていて…。前向きで…。

それでいて情熱的ですごく努力をされる人。

 

でも、恋はちょっと奥手なかわいい女性。

とにかく仕事はできるし、白黒はっきり物事を決める性格で、言い方は少々キツめ。

なんせ、はっきり言うので。。。(笑)

 

今回の大河ドラマ『いだてん』で、二階堂トクヨ役を演じるのは、女優の寺島しのぶさん!

おぉーーー!

ナイス!キャスティング!

 

雰囲気が知的で女性として輝いていてイメージにバッチリ合いますね。

ってか、キャスティング、ホント豪華ですね。

 

寺島しのぶさんならイメージぴったりだし、二階堂トクヨ役を見事に表現されると思います。

楽しみですね。

 

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