大河ドラマ『西郷どん』で西郷吉次郎(吉之助の弟)の妻、『園(その)』役を柏木由紀さんが演じます。
出産シーンも、堂々たる演技だという話ですが・・・
さて、その柏木由紀さん演じる『園(その)』とは、史実ではどんな人物だったのでしょうか?
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柏木由紀 大河ドラマ『西郷どん』で園役を演じる!
大河ドラマ『西郷どん』で、渡部豪太さん演じる『西郷吉次郎』の妻『西郷園』を演じるのは、AKB48のメンバー・柏木由紀さんです。
実は、AKBに在籍中に大河ドラマ出演を果たしたのは、2010年の『龍馬伝』で前田敦子さんが出演された以来、2人目だそうです。
そんな柏木由紀さんが、大河ドラマ『西郷どん』に出演が決まったインタビューでは・・・
「人生で初めて、大河ドラマに出させていただけるということで、とても緊張しています。
私の出身である鹿児島にゆかりのある西郷さんの物語に出させていただけるということで大変、光栄に思っています。」
と、答えていらっしゃいます。
私は全然知りませんでしたが、柏木由紀さんって鹿児島出身だったんですねー。
じゃ、薩摩弁は慣れたもんでごわす。って感じでしょうか。。(^^)
それに、柏木由紀さんは2011年から鹿児島県のイメージアップキャラクターを務めていたんですね。
ファンの中では当然知ってる話でしょうが、私は知りませんでした。
すんもはん。
鹿児島は、今年2018(平成30)年に『明治維新より150年』を迎え、特集展示会や、企画展などのイベントが、各地で開催しています。
柏木由紀さんは、イメージアップキャラクターを務め、更に鹿児島の『薩摩大使』も務めているんですよね。
そりゃ、大河ドラマ『西郷どん』は『薩摩』が舞台ですからねー。
出演しない訳にはいかねーでしょ!ってな事ですかね。
でも、もっと・・なんといいますか、吉之助の妻役でも良かったんじゃないの?なんて個人的には思ってしまうんですけどね。
とにかく、地元の鹿児島を積極的にPR活動している柏木由紀さんですから、この大河ドラマ『西郷どん』への意気込みも、ハンパねー!という感じでしょう!
西郷吉次郎の妻・西郷園とは
さて、柏木由紀さんが演じる『西郷園(さいごう その)』ですが、西郷家の次男・西郷吉次郎の妻です。
吉次郎の2番目の妻として西郷家に嫁いでいます。
大河ドラマ『西郷どん』では、吉之助の3番目の妻『糸』の良き相談相手となっていますね。
実際も、糸とは仲が良かったのだろうと思います。
といいますのも、西南戦争の際も糸や子供達と避難し、共に行動していますし、そして戦後は、夫を亡くした者同士、糸と園と松子(西郷家の末弟・小兵衛の妻)3人でその後、一緒に暮らしています。
大河ドラマでは、園の方が糸より先に西郷家に嫁いでいるようですが、史実では糸がすでに長男を出産した後に、西郷家に入ったと書かれています。
しかも可哀想な事に、吉次郎と結婚したのもつかの間・・・
夫の吉次郎は、新潟での戦いによって負傷し、新婚1年半目で他界する事となります。
吉次郎は前妻『マス』との間に子供が2人いました。
名前は、『美津(みつ)』と『勇袈裟(ゆうげさ)』です。
園は大河ドラマ『西郷どん』で出産するシーンがありますが、史実では実子をもうけてはいません。
前妻の子・美津と勇袈裟を大切に育てたそうです。
ですが、園にとって西郷吉之助が夫の兄だったのは幸せな事だったんだろうなぁと思ったりします。
吉之助の性格上、西郷家に留まって、弟・吉次郎の子供達を育てていた園には、きっと感謝していたと思います。
吉之助の家族と一緒に、園は子供達と暮らしていましたが、吉之助は明治3年に戸籍上、園と子供達を西郷吉次郎家として分家し、6歳になった勇袈裟を当主にしています。
吉之助は、園と子供達のその後を思って分家した様ですね。
そんな吉之助も、西南戦争で命を落とします。
そうして未亡人となった糸と、末弟の妻・松子と共に暮らし、明治29年(1897)11月13日に亡くなりました。
享年・推定55歳。
大変な人生だったかもしれませんが、西郷家の優しい人達に囲まれた暮らしは、園にとっては幸せだったのかもしれませんね。
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