大河ドラマ【西郷どん】で登場する、瑛太さん演じる『大久保正助(利通)』の父が、大久保次右衛門(利世)です。

今回【西郷どん】で、大久保次右衛門を演じるのは、平田満さん。

 

穏やかな雰囲気がピッタリだなぁと思います。

では、そんな平田満さんが演じる大久保次右衛門(利世)について紹介したいと思います。

 

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目次

平田満が演じる大久保利通の父・次右衛門とは

 

 

今回【西郷どん】で、平田満さんが演じる大久保次右衛門(利世)は、1794年12月11日、大久保家・六代目当主・大久保利敬の3男として、薩摩の下高麗町で生まれました。

 

大久保利世は、通称を次右衛門といいます。

 

大久保家の家督を継いだのは、長男の大久保利建でしたが、奄美大島の伊津部湊に大島代官附役として従事した1821年に病気で亡くなります。

 

利建の子供には男子がいなかった為、次右衛門(利世)が養子となり、家督を継いでいます。

 

次右衛門の妻は、皆吉鳳徳の娘で『皆吉福(みなよしふく)』です。

 

瑛太さんが演じる大久保正助(利通)は長男です。

他は全員女子なので正助だけが唯一の男子です。

 

1827年、大久保次右衛門は、沖永良部島へ赴任する事になり、沖永良部島代官付役を務めます。

その沖永良部島にて、島妻となる『(ふで)』と結婚しています。

 

その島妻・筆(ふで)との間に生まれたタケの子孫に、歌手の植村花菜さんがいます。

トイレの神様』はかなり話題となった曲で、売れましたよねー。

 

さて、大河ドラマ『西郷どん』で平田満さんが演じる大久保次右衛門は、吉之助を息子のように可愛がります。

 

実際、西郷吉之助(隆盛)は、大久保次右衛門にかなり影響を受けたそうですが、きっと愛情深く薩摩の子供達に学問を通じて将来薩摩を背負って立つ人になる教育をしていたのだろうと思います。

 

そんな大久保次右衛門を演じるにあたり、平田満さんは次の様に述べています。

 

大久保利通の父親と聞いて、偉い人の役だったら荷が重いなぁなんて思っていたんですけれど、序盤は下級武士の暮らしが中心で、芋を食べ、芋焼酎を飲み、笑いながら暮らしている。

そんなところがとても魅力的で、僕の好きな世界だなとホッとしました。

 

なんておっしゃっています。

気さくな人柄が平田満さんに似合ってるな。って思いますし、ピッタリな役だな。と思います。

 

お由羅騒動に巻き込まれ島流しとなる

 

お由羅騒動に巻き込まれ島流しになる

 

少し話が逸れてしまったのですが、大久保次右衛門・・いや、大久保家を襲う不幸が突然訪れます。

それは、かの有名な『お由羅騒動』です。

 

たくさん犠牲者が出てしまった『お由羅騒動』ですが、大久保正助(利通)の父・次右衛門も処分の命が下ります。

 

1849年に次右衛門は、喜界島に流されてしまうのです。

喜界島とは、奄美大島にほど近い島で鹿児島件大島郡に属しています。

 

さて、そんな見ず知らずの土地で、しかも島での暮らしは大変だったはずでしょう。

その喜界島で、約5年ほど暮らす事になります。

 

息子の正助(利通)もお由羅騒動での処分命令として、失職させられています。

ですので大久保家はその時期、相当苦労したそうです。

 

妻の福(ふく)が、内職をして家計を助けていたそうですが、今の時代もそうですが、内職なんてたいしたお金にならないですからね。。。

 

本当に大変だったと思います。

 

しかも島流しというのは、『罪人』というレッテルが貼られる。。。という事ですので、人の目も気になる部分もあるはずです。

 

なんと言いますか、今の時代とは違って、身に覚えもない罪の処罰を受けなればならず、かつ『罪人扱い』をされる屈辱もあるなんて、実に悲しい時代だなぁと思わずにはいられません。

 

そして大久保次右衛門(利世)は、1863年5月19日に亡くなります。

享年70歳。

 

ん?島流しなど苦労したけど、その時代にしては結構長生きしてはるね。。。^^;

 

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