【西郷どん】第5話、6話で登場する謎の漂流者『ジョン万次郎』役を劇団ひとりさんが演じます。
なんでも、先祖に幕末にゆかりのある人物がいるという劇団ひとりさん。
今回は【西郷どん】で演じる『ジョン万次郎』の見どころについて紹介します!
あと、その劇団ひとりさんのご先祖様についても少し触れてみたいと思います。
目次
劇団ひとり【西郷どん】で謎の漂流者役で登場!
今回【西郷どん】で、劇団ひとりさんが3年ぶりに大河ドラマ出演する事になりました。
てか、3年ぶりくらいなら、久しぶりでもないか。。。^^;
この謎の漂流者を演じるにあたり、劇団ひとりさんは、『土佐弁が難しかった』とおっしゃっています。
劇団ひとりさんのお父さんは、高知県出身でご先祖様には幕末にゆかりのある人がいるという事ですが・・・
なんだかすごいですよね。
確か、お父さんは日本航空のパイロットで、お母さんは客室乗務員をされていましたね。
しかも先祖にはすごい人もいるなんて。。
お坊ちゃんですよ。ホント!
貧乏人の私からしたら、なんと羨ましい事か。。。^^;
さて、その劇団ひとりさんの先祖が幕末にゆかりのある人という事でしたが、次にその人物についても紹介しますね。
劇団ひとりの先祖は幕末にゆかりのある人物!
さて、劇団ひとりさんの先祖ですが、幕末にゆかりのある人ですね。
土佐藩郷士・武市瑞山(たけいち ずいざん)はご存知でしょうか。
武市半平太(たけいち はんぺいた)と呼ばれる事の方が多いと思います。
この武市半平太が投獄された時に、釈放を求めた土佐藩の志士、23人の中に劇団ひとりさんのご先祖様がいらっしゃいます。
それが川島総次です。
そういや劇団ひとりさんの本名は、川島省吾ですね。。。
1863年の八月十八日の政変を境に、大弾圧が行われ、土佐勤王党の主要メンバーたちが投獄される事となるのです。
そうして、武市半平太も投獄されます。
それを救おうと、藩庁に武市半平太の解放を迫った23人の志士たちがいました。
その志士たちは『野根山二十三士』と称されています。
野根山二十三士の中に川島総次がいます。
川島総次は、この『野根山二十三士』の中では一番の年長者でした。
野根山二十三士は、安芸郡の指導者・清岡道之助を先頭に、武装して挙兵するのですが、藩庁はこの行動を反乱とみなして強硬策を採ることにします。
逃走にも失敗した野根山二十三士は、結局、藩庁に引き渡される事になります。
そうして、23人全員が処刑される事となるのです。
武市半平太も1年以上の投獄の末、切腹を命じられ、土佐勤王党は壊滅する事になったのです。
やはりこの時代、名を残す人物といえば最期は処刑されたり切腹したり・・・
ホント、恐ろしい時代じゃ。。。(;_;)
しかし、幕末にゆかりのある人物がご先祖様にいるという事は、やっぱ子孫も有名人になるって訳やね。
劇団ひとりが演じるジョン万次郎の見どころ!
画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki
さて、その劇団ひとりさんが演じる『ジョン万次郎』ですが、これまたこの時代に大きな変化をもたらしたとされる人物です。
ジョン万次郎の本名は、中濱萬次郎(なかはま まんじろう)。
しかも、当時はジョン万次郎なんて呼ばれていなかったそうで、昭和13年に直木賞を受賞した『ジョン萬次郎漂流記』から広まり、『ジョン万次郎』と言われるようになったんですよね。
しかし、アメリカ船で航海している時に、アメリカ人達からジョン・マン (John Mung) という愛称で呼ばれていたそうですから、『ジョン万次郎』と変わらんやん。。と思いますけどね。
しかし、『ジョン・マン』て・・
『ジョイマン』みたいやん。。。(-_-)
さて、その万次郎ですが、14歳の頃に漁の手伝いで船に乗った際、嵐に遭遇して漁師4人と共に、5日間漂流されます。
そして、伊豆諸島の無人島(鳥島)に漂着して、143日間無人島生活をする事になります。
そこでアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に仲間と共に救助されます。
日本はその頃鎖国していましたので、仲間はハワイで降ろされた者もいますが、万次郎はそのアメリカ船と共に航海する道を選びます。
そうしてアメリカ本土に渡った万次郎は、ホイットフィールド船長の養子となります。
英語・数学・測量・航海術・造船技術などを学んだそうです。
学校はオックスフォードに通っていました。
たくさんの知識を身に付けた万次郎はその後、副船長に選ばれ、捕鯨船員として生活していましたが、やはり日本が恋しくなります。
そこで1850年、新しく金が発見された地へ金脈を探し当てるという一攫千金を目指し、サンフランシスコへ向かいます。
数ヶ月採掘する職に就き、なんとか日本へ帰るための資金、600$を得ます。
1851年、万次郎は薩摩藩に服属していた琉球に上陸します。
そこで薩摩藩の取り調べを受ける事になるのです。
島津斉彬は、万次郎に海外の文化・情勢など、熱心に質問したそうです。
それから万次郎は島津斉彬の命により、藩士や船大工らに洋式の造船術や航海術を教える様になります。
それにより、和洋折衷船の建造に成功します。
万次郎を、薩摩藩の洋学校の英語教師として招き、英語を覚えさせるようになります。
万次郎が薩摩に入った事で、斉彬が目指していた洋式学、特に西洋式帆船の改革が出来た事も、偶然といえど不思議な感じがします。
嵐に合い、万次郎はアメリカに渡る事が運命だったんだろう。と思わずにはいられません。
今回【西郷どん】では、薩摩藩からの詰問を受け、ぐったりした状態となっているジョン万次郎と吉之助が、牢の中で出会います。
実際はこんな状態で出会ってはいませんが、この出会いによって、その後の展開もすごく面白くなりそうだなぁと思うんですよ。
やっぱり、劇団ひとりさんが演じるジョン万次郎が、どんな雰囲気なのか?
独特な雰囲気で、逆に笑ってしまうかも。。。^^;
まずは、【西郷どん】で吉之助と出会う場面に注目ですね。
何者か解らないカタコトの様な日本語を話すみたいなので、そこがちょっと気になるんですが。。。^^;
だって、万次郎元々日本人やん。。。って。
ま、【西郷どん】の展開を楽しみにしましょ。。。(*^^*)
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