2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
桶狭間の戦いで、織田信長が今川義元に勝利しました。
十兵衛たちの生活も、今後変わっていくのでしょうか・・・
では、第22話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】22話あらすじ 名ばかりの将軍となった足利義輝
桶狭間の戦いから四年が過ぎた。
京では三好長慶が、完全に実権を握っていた。
そして重臣の松永久秀には、大和の国を任せた。
将軍である足利義輝は名ばかりの将軍となり、三好長慶の傀儡となっていた。
義輝の義理の弟で関白の近衛前久は、
「どうして60年に一度の甲子の年に改元の申し出をしないのか?」
と義輝に問うたが、義輝は一向にその気はない様子だ。
そして義輝は
「この京を支配しているのは三好長慶だ。自分に力はない。」
と返答するだけだった。
越前で暮らす十兵衛は、煕子との間に次女が生まれていた。
家族も増え、日々の生活も苦しい状況だ。
そんなある日、細川藤孝が訪ねてきた。
十兵衛は久しぶりの再会に喜んだ。
煕子が支度をし、二人は酒を酌み交わした。
母の牧や娘の岸、そしてたまを藤孝に紹介した。
普段人見知りする次女のたまは、藤孝の腕の中で大人しくしている。
その後、藤孝が本題を話し始めた。
京の足利義輝が、十兵衛と一緒に能を観たいと言っているという。
どうして自分に?
と、十兵衛は不思議がった。
そんな十兵衛に藤孝は、現状の義輝の状況を話した。
すっかり心を閉ざしてしまった義輝に会って、真意の程を探って欲しいと、藤孝は十兵衛に頼んだ。
十兵衛は煕子に、京に行って自分が出来る事をやってみたい。と伝えると、煕子は快く送り出してくれた。
早速、十兵衛は朝倉義景の館に行き、京に行く事を伝えると、京で何があったか教えるという条件で、義景は家族の面倒をみてくれると言った。
東庵と駒は京に戻っていた。
駿府にいる時、芳人という老人に丸薬の作り方を教わっていた駒は、貧しい人々に無料でその丸薬を作って渡していた。
しかし東庵は、その丸薬を怪しげな薬だと思っていた。
そしてとうとう駒と口喧嘩になってしまった。
すると駒は、喧嘩の勢いで家を出てしまう。
向かった先は、伊呂波太夫の家だ。
伊呂波太夫はすごろくをしていた。
すごろくの相手が、関白の近衛前久だと知って、駒は驚いた。
関白というと、天皇の側で仕える立場で、公家の中では一番偉い人物だ。
とっさにひれ伏した駒に、伊呂波太夫は自分の弟みたいなものだ。と言う。
伊呂波太は、幼い頃近衛家に拾われ、その頃赤ん坊だった前久の面倒をずっとみていた。
そんな伊呂波太夫に対して、今も頭が上がらない。と前久は言った。
そして伊呂波太夫は駒に、旅芸人一座がいる大和に一緒に行かないか。と誘った。
大和を牛耳る松永久秀は、奥方が亡くなった事により「鳴り物禁止」の触れを出していた。
鳴り物禁止になると、伊呂波太夫たちは興行が出来なくなるという事だ。
なのでそれに対し、直談判に行く。と伊呂波太夫は言った。
前久も松永久秀に別の用事があるので同行するという。
そして駒も一緒に大和に行く事になった。
大和にある多聞山城で、近衛前久は松永久秀と会った。
そこで近衛前久は、
「将軍を亡き者にする輩がおるという話があるが、おぬしがそれに一枚噛んでいると聞いたが?」
と問いただした。
しかし松永久秀は、
「そんな戯言を信じるのはいかがなものですか。」
と返した。
外で待っていた駒の目に一人の僧侶が写った。
僧侶の名は、覚慶。
のちの足利義昭だ。
その僧侶は、度々貧しい人々に食べ物を分け与えているという。
駒はその僧侶に話しかけた。
すると僧侶は
「自分はただ、自分に出来る事をしているだけです。」
と言った。
二条御所に着いた十兵衛は、能を観た後、義輝から三好長慶を討つ相談をされるだろう。と三淵から聞かされる。
その後、義輝らと能を観た十兵衛は、予想通り義輝の室に招かれた。
諸大名たちに上洛の文を出しても、誰もそれに応じない。
だから十兵衛を呼んだと義輝は言う。
この状況を変えるには、三好長慶を討つしかない。
しかし将軍自らが闇討ちをするわけにもいかない。
そう言う義輝に十兵衛は
「将軍家の力を取り戻すには強い大名の支えが必要です。尾張の織田信長を京へ連れてきます。」
と言った。
それを聞いた義輝は、ぜひ信長を連れてくるよう十兵衛に頼んだのだった。
翌日十兵衛は、東庵に会いに行った。
そこで十兵衛は、義輝に約束した事への不安な部分を相談していた。
すると東庵は、目の前の事を一つずやっていくしかない。と助言した。
その後京では、三好長慶が病により亡くなっていた。
京では三好長慶が実権を握り、将軍である足利義輝は名ばかりの将軍と成り果てていました。
そんな将軍・足利義輝の命により、細川藤孝が十兵衛を京に連れ出します。
義輝は三好長慶を討つ事を考えていましたが、自分がそんな事をすれば、将軍の権威は落ちる一方だと嘆きます。
そこで十兵衛は、将軍を支える大名として織田信長の名を出しました。
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