2020年大河ドラマ【麒麟がくる】のあらすじ(ネタバレ)です!
とうとう今川が尾張へ攻め込む事になりました。
織田軍は追い詰められる事になるのでしょうか。
では、第21話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
【麒麟がくる】21話あらすじ 桶狭間の戦いが始まる
尾張に侵入し、大高城に着いた松平元康のもとに、菊丸から母・於大からの文が届く。
それは、今回の戦から手を引いて欲しいというものだった。
更に菊丸から、織田側につけば、織田信長が三河のものは三河に返すという約束もあると聞かされた。
母からも菊丸からも、今回の戦から手を引いて欲しいという想いが伝わる元康だったが、三河と尾張の兵を合わせても到底今川には及ばない。
負ける可能性が高い戦を家臣に強いる事は出来ないと思った元康は、今は今川に従うしかない事を菊丸に告げた。
その日の夜明け前、義元から丸根砦を攻撃する様命じられていた元康は、丸根砦への攻撃を開始した。
清須城では織田信長の耳に、元康が丸根砦への攻撃を始めたという情報が入った。
そして梁田政綱から、於大と水野信元の元で話し合った作戦は失敗に終わったと聞かされた信長は、自分は籠城する事を決めた。と家老たちに伝えるよう命じた。
不安になっている帰蝶と梁田に信長は、考えがあるという。
この清須城内にも今川の手先が紛れているはずだ。
籠城するというのは戯言で、その間に善照寺砦に兵を集め、そこで今川と戦うと信長は考えていたのだ。
今川義元は用心深い。
駿河にも兵を残しているはずだ。
そうなると兵の数は予想より少ないと考えられる。
更に、そこから各方面へ兵を出していると考えると、本軍の兵は思ったより少ないはず。
信長は梁田に、今川の本軍の兵数を探る様命じ、その後、善照寺砦で落ち合う様指示した。
今川の本軍兵数は思ったより少ないというのは可能性は高いが、あくまでも予想。
これは信長の賭けだった。
信長は不安そうにしている帰蝶を、幼子がいる部屋に案内した。
その部屋にいた2歳の男の子は、信長が吉乃という女性に産ませた自分の息子だった。
名前は奇妙丸という。
帰蝶との間には子供はいない。
自分の跡取りの為に産ませた息子を帰蝶に抱かせ、
「自分に何かあったら尾張と、この子は帰蝶に任せる。許せ…」
と告げ、信長は部屋を出た。
丸根砦と鷲津砦が今川軍によって陥落した。
信長は、善照寺へ向かっていた。
その頃、左馬助と十兵衛が尾張に到着した。
十兵衛は、涙ぐんで奇妙丸を抱いている帰蝶に、その子は誰か?と尋ねた。
「天から降ってきた大事な預かりものじゃ」
と帰蝶は言った。
そして十兵衛は、帰蝶に信長の行き先を聞き、左馬助と善照寺砦へ急いだ。
善照寺砦に向かわせる事が出来る信長の兵は、約3,000人。
しかし、今川の兵は倍以上いると聞いた。
今川軍は桶狭間に差し掛かる頃。
今川軍が清須に来るまでに、何とか今川本軍の兵の数を減らさなければならない。
そこで信長は、桶狭間の近くにある中嶋砦に300人の兵を出陣させた。
義元はその情報を聞き、本軍から中嶋砦へ1,000人を送り込んだのだ。
これで義元の本陣兵は5,000余り。
信長は今川義元一人に狙いをつける事にした。
「狙うは今川義元ただ一人!ぬり輿が目印じゃ!」
信長はそう叫ぶと、義元がいる今川の本軍めがけて出陣した。
桶狭間の戦いが始まったのだ。
元康は、休憩をとっていた。
昨夜から一睡もせず戦っている家臣たちの為だ。
疲れ果てている三河勢に対し、先程は鳴海城へ向かえ。そして、今度は桶狭間へ行け。そんな義元の命令に対し、元康はうんざりしていた。
そして、
「本日はここを一歩も動かぬ!」
と言い張り、出陣を頑なに拒否した。
桶狭間では、激しい合戦が繰り広げられていた。
「輿じゃ!」
その信長の言葉に、信長兵たちは輿から出て逃げていく義元を追った。
そしてついに今川義元をとらえた。
「毛利信介!今川義元を討ち取ったり!」
と叫ぶ声が響いた。
そうして、今川軍は敗北した。
十兵衛が桶狭間に到着した。
信長は十兵衛に
「勝ったぞ」
と言った。
十兵衛が見事でした。と言うと、信長は
「わしを褒めてくれるのか?
父も母も兄弟も、今まで誰も自分を褒めなかった。
しかし、帰蝶は何をしても褒める。あれは母じゃ。」
と、十兵衛に嬉しそうに話した。
そして、また会おうと言って、その場を立ち去ろうとする信長に、十兵衛は
「今川を倒し、次は何をなさいますか。」
と聞いた。
「美濃の国を取る。美濃は帰蝶の里じゃ。帰蝶を喜ばせる。」
「その後は?」
と聞く十兵衛に
「その後は・・・・・」
と言いながらニヤリとした信長は、そのまま何も言わず十兵衛の前から去って行った。
今川義元が死んだ事で東庵と駒は、これからどうするか話し合っていた。
駒は、元康から文をもらったと東庵に言った。
そこには、16年ぶりに母に会った事、そして信長のはからいで、元康が三河に戻れる事になった事などが書かれていた。と、駒から聞いた東庵は喜んだ。
そして、京に戻ろう。と東庵が言った。
すると駒は、京に戻る前に灸を頼まれている人がいると言った。
それは、あの丸薬を作った老人だった。
老人の家に行った駒は、丸薬の作り方を書いた紙を老人から渡された。
その頃十兵衛は、「誰も手出しが出来ぬ大きな国を作るのじゃ。」という道三の言葉を思いだしながら馬を走らせていた。
菊丸と於大の方に説得された元康でしたが、結局今川軍として戦に参戦する事になりました。
兵の数では及ばない今川軍と、どう戦うか・・・信長は試行錯誤します。
帰蝶との間に子供がいない為、吉乃という女性に産ませた奇妙丸という2歳の男の子を跡取りとして帰蝶に預け、信長は出陣します。
そして桶狭間の戦いが始まり、見事に信長が勝利したのでした。
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