2018年大河ドラマに登場する『赤山靱負』は、沢村一樹さんが演じます。

大河ドラマで、沢村一樹さんが演じる赤山靱負は、西郷吉之助(隆盛)を中心とした薩摩藩士達が幼い頃から、『先生』と呼び、皆から慕われる存在でした。

 

しかし、『お由羅騒動』で命を落とす事になります。

さて、なぜ皆から慕われる赤山靱負が命を落とさなければならなかったのか・・・

 

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目次

赤山靱負とは

 

赤山靱負とは

 

さて、沢村一樹さんが演じる『赤山靱負』という人物ですが・・

まず、『靱負(ゆきえ)』て・・・^^;

 

なんだかややこしそうな漢字書くよね。

しかも、読み方で言うたら女性やん!

 

というのが、私の第一印象。

ま、この赤山靱負っちゅー人物ですが、名門の日置島津家の出身なんですよね。

 

島津家というと、島津斉興や島津斉彬らが今回登場しますが、この島津家の分家にあたります。

父親は、島津久風

 

さて、赤山靱負ですが、元服するまでは『久普(ひさひろ)』という名でした。

 

その後『靱負(ゆきえ)』となったわけですが男性らしい名前だったのに、元服後からは女性っぽい名前になってしまったのね・・・^^;

 

赤山という苗字ですが、どうやら分家の赤山家の養子になった事から、赤山靱負となったようですね。

 

さて、その赤山靱負は西郷吉之助(隆盛)とは、ある程度親しい間柄だったようです。

大河ドラマでは『先生』と慕う吉之助の姿が描かれていますが、実際吉之助と赤山靱負は、5歳違いなだけなんですけどね。

 

まぁ、でも子供の頃の5歳違いは大きいかぁ・・・

赤山靱負が18歳だったとしたら、吉之助は13歳やしね。

 

その赤山靱負は、1850年に27歳の若さでこの世を去る事になるのです。。。

 

お由羅騒動でなぜ命を落とす事になったのか

 

お由羅騒動でなぜ命を落とす事になったのか

 

さて、俗に言う『お由羅騒動』が原因で、赤山靱負は命を落とす事になります。

 

【西郷どん(せごどん)】小柳ルミ子の『お由羅騒動』に注目!どんな悪女が見れるのか?

 

お由羅騒動の内容については、上記の記事にて紹介しておりますが、簡単に再度紹介しますね。

 

西郷が22歳の頃、薩摩藩主の座をめぐって一大御家騒動が起こりました。

島津家には、当時の藩主・島津斉興の正妻の子・島津斉彬と、側室である由羅の子・島津久光(当時は忠教)という2人の後継者候補がいました。

 

その間での後継者争いです。

もちろん後継者争いというと、周りもお互いぶつかり合います。

 

藩主の斉興自身は、色んな理由から(由羅に惚れ込んでいたからとか、斉彬の浪費に反対していたからとか)側室であるお由羅の子・久光を支持していました。

 

藩主が正妻の子じゃなく、側室の子を推すなんてねぇ。。。と、思ってしまうんですけど、まぁ何でしょうねー。

斉興自身に思うところがあったんだという事でしょうか。

 

さて、その久光派の中には、藩の財政を立て直したとされる、調所広郷らも加わっていました。

斉彬派の方は、老中・阿部正弘や水戸の徳川斉昭などです。

 

西郷をはじめ、赤山靱負ら薩摩の若者たちは斉彬派の者がほとんどでした。

そんな風に別れた御家騒動ですが、当初は、斉彬派が優位に立っていたんですよね。

 

というのも、密貿易に絡んだ罪で調所広郷を失脚させ、開明的な斉彬が支持を得ていったのです。

 

ですがその後、藩主である実の父・斉興の激しい弾圧が始まります。

 

それは、斉彬派の過剰な行動が原因という理由で、(お由羅が原因だとした斉彬派が、お由羅を暗殺しようとしているという情報を得たともいう)切腹・遠島・謹慎など50名以上にも及ぶ処刑者が出たのです。

 

赤山靱負自身は、この騒動に加わっていないにも関わらず、斉彬派の中心的人物だったなどという理由付けによって、切腹命令が出たのです。

 

その後、切腹させられた赤山靱負の血染めの襦袢(肌着)を、西郷吉之助(隆盛)の父である吉兵衛が受け取り、吉之助と共に非しんだという事です。

 

その事もあり、吉之助は赤山靱負の生き様に深く共感し、更なる飛躍に邁進したそうです。

 

この赤山靱負切腹シーンは『西郷どん第4話にて放送されます。

て事は、沢村一樹さん・・・4話でさよならになるのね。。。(*_*)

 

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赤山靱負役を演じる沢村一樹は鹿児島出身!

 

 

今回、赤山靱負を演じる事になった沢村一樹さんですが、出身が鹿児島県なんですね。

沢村一樹さんは、年に5回は帰省されるそうなんですよ。

 

年に5回て・・・

こりゃ、かなり帰省されてる方っすよねー?!

 

俳優さんだと、仕事が忙しいし、しかも東京から鹿児島ってかなり遠いですよ。。。

それを5回も。。。

 

かなりマザコ・・・いえ・・ご両親想いなんやろね。^^;

本当に親孝行だと思います。

 

で、その沢村一樹さんは、今回の大河ドラマ『西郷どん』では、初回から登場します。

鹿児島弁にも慣れているでしょうからね。

 

あと、沢村一樹さんといえば、個人的にはエロかっこいいイメージやねんけど、真面目な役も似合うんよ。これがまた!

 

本人は、自分はあまり真面目な方ではないって言うはるみたいやけどね。

それと、主役の鈴木亮平さんがすごく真面目な人だと褒めてますよね。

 

なんでも、鈴木亮平さんは『西郷さんが鹿児島でたどったルートを回りたい!』と、1人でプライベートで鹿児島に行ったそうですよ。

 

で、沢村一樹さんもその頃、時間があったらしく、一緒に地元の友達も誘って車で回ったそうなんです。

それから夜も皆で食事をして・・・って感じだったそうです。

 

鈴木亮平さんも沢村一樹さんも、なんだか庶民的でええ人やねー。

そんな2人が演じる西郷隆盛、赤山靱負は、見ものですね。

 

しかし、今回の大河ドラマは、視聴率上がって欲しいなぁ・・・(*´∀`*)

 

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