2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!
では、第1話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~!
各話のあらすじ(ネタバレ)は、こちらからどうぞ! ↓
目次
【西郷どん(せごどん)】第1話 あらすじ(ネタバレ)!
薩摩のやっせんぼ
小吉は、下級藩士である西郷家の長男として生まれた。
たくましい体と、澄んだ瞳を持つ十二歳の少年に成長し、下加治屋町で暮らしていた。
薩摩藩では、年長者(二才)が年少者(稚児)に読み書きや武芸、礼儀作法などを教えていた。
それを『郷中教育』といった。
朝もやの中、小吉たちを乗せた小舟が、磯の船着き場に着いた。
小吉たちが垣根を乗り越え、御殿近くまで来た時、番卒に見つかってしまった。
裏山に逃げ込んだ小吉たちを番卒が追ってくる。
すると、すさまじい爆音と突風の音と共に、うずくまった小吉たちの上に土や木の枝が降ってくる。
真っ黒い顔をした男が言った。
皆、天狗かと思いびっくりして逃げて行ったが、一番小さい村田新八が捕まった。
新七を心配しながら小吉が、菓子にありつく為だと男に言い、拳を握って向かっていく。
男は、小吉を軽々と投げ飛ばしてから、新八を地面に降ろした。
そして、口止め料だと言って天狗の様な男は、カステラを渡した。
そのカステラをむさぼり食う少年達をよそに、小吉は包み紙に書かれていた横文字に目を留めた。
― Cangoxina ―
小吉は天狗の呪文の様なその文字が気になった。
島津斉彬
西郷家は、祖父の龍右衛門を筆頭に、祖母のきみ、父・吉兵衛と母・満佐、小吉と弟の吉二郎、琴、鷹、安の三人の妹たち、計9人の大所帯だ。
弟たちの為にも自分は強くなりたい・・
ある日、島津久光が馬に乗って現れた。
その久光の後ろに控えている武者を見てハッとなった。
『・・・あんときの天狗?!』
小吉にとっては、夢のような出来事だった。
絶望と希望
妙円寺詣りで、負けた事を逆恨みした栄作たちに襲われ、小吉は右肩に大怪我を負ってしまった。
小吉は右腕の腱が切れ、刀が持てなくなってしまったのだ。
小吉と家族は打ちのめされた。
必死に構えようとしても、木刀はあっけなく手から滑り落ちる。
もう生きていても仕方がない・・・そう思ったその時、馬のひづめの音が聞こえてきた。
狩り姿の斉彬と異母弟の久光が土手道を馬で駆けていく。
小吉は夢中であとを追った。
そして狩場で見つけた斉彬の前に飛び出し、怪我をして二度と刀が持てなくなった事、死ぬ決意をした事、その前に一目斉彬に会いたかった事を告げた。
そんな小吉を斉彬は叱咤し、思いがけない事を言った。
いずれ刀だけの世界は終わる。
これからは弱気者の声を聞き、民の為に尽くせる者こそが真の強き侍となる。
その後ろ姿を見送る小吉だった。
それからほどなくして、小吉は『Cangoxina』の文字を目にすることになった。
赤山の屋敷で初めて世界地図をみた時、地図の薩摩の上に『Cangoxina』と書いてあるではないか。
興奮している小吉に、赤山が読み方を教えてくれた。
『カゴシマ・・・』