大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のオープニングテーマ曲を歌う歌手『里アンナ』さんは、作曲を担当した富貴晴美さんが、『この人しかいない!』と感じた歌手だそうです。
そんな素晴らしい歌声の里アンナさんと、朝ドラ『マッサン』の作曲も手がけた富貴晴美さんが今回担当した【西郷どん(せごどん)】のオープニング曲について紹介したいと思います。
目次
【西郷どん】オープニング曲を歌う歌手!里アンナ
西郷どんオープニングテーマ曲を『里アンナ』さんが歌っています。
といっても、途中の『島唄』で歌っているのですが、作曲家の富貴晴美さんが島唄の歌手を探し、ついに見つけたのが里アンナさんなのです。
この島唄を歌う歌手は、吉之助の人生を音楽で支えてあげられるような、深みのある声の持ち主を探していたそうです。
富貴晴美さんは、里アンナさんのライブで彼女の声を聞き、『この人しかいない!』と感じたとおっしゃっています。
1979年8月22日生まれで、現在38歳の里アンナさんは、3歳の頃から祖父に、奄美の島唄を習ったそうです。
もちろん出身は鹿児島県の奄美市です。
里アンナさんは、島唄を習い始めてから数々の島唄の大会で賞を受賞されています。
その歌声は日本だけではとどまらず、カナダ、スペイン、NYなど、海外でもライブを開催するなどして、島唄の歌声を世界に広めています。
里アンナさんは、2010年にあの有名な『シルク・ドゥ・ソレイユ』のヴォーカル部門に合格し、公認のボーカリストとなっているんです。
更には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』では、『ファンテーヌ』を演じています。
やはり富貴晴美さんがおっしゃる様に、深みがあって、伸びる声!というのが採用された理由なんでしょうね。
ミュージカルで歌う歌声は、独特ですよね。
ただ綺麗な声。というだけじゃ伝わらないといいますからね。
プロの目から見ると、そういった部分での輝きが解るんだなぁと思います。。。
里アンナさんが『奄美の歌姫』と呼ばれているのは、納得ですね。
【西郷どん】オープニングテーマ作曲担当 富貴晴美
さてこちらは、その里アンナさんを強く希望した『富貴晴美』さんです。
富貴晴美さんは、1985年6月4日生まれで、現在32歳です。
大阪府出身で、国立音楽大学作曲家を主席で卒業されているんですよね。
素晴らしい!
そして、そのまま大学院へ進まれました。
大学院を卒業されてからは、その才能を認められ多数のドラマ、CM、映画の音楽や、アーティストへの楽曲提供など幅広い作曲活動を続けていらっしゃいます。
そんな富貴晴美さんは、小さい頃から大河ドラマの音楽を担当するのが夢だったそうです。
だから、今回『西郷どん』のオープニングテーマ曲の話が来た時、『思わず泣きました。』とおっしゃっているんですねー。
富貴晴美さんは大河ドラマのテーマ曲について、『重厚で総代な単調の曲』というイメージがあったそうです。
しかし、今回の『西郷どん』では『とにかく楽しく、明るく、元気な曲をお願いします!』という依頼だったそうで、そこから吉之助のイメージなども考えながら、シンプルで覚えやすい音楽にしたという事です。
その中にどうしても取り入れたかったのが、奄美郡島の民謡である島唄のテイストです。
やはり、島流しにあった吉之助にとって、奄美大島と沖永良部島は、彼の人間性が作られた重要な場所だという事が基本にあるので、島唄を入れたという事なんですよね。
あとは、ドラマの場面場面にも、その情景という舞台に合った、素敵な曲を挿入していく予定だそうです。
オープニングテーマ曲や挿入曲には、富貴晴美さんの思いが詰まっているんですね。
次回、『西郷どん』を観る時は、じっくり曲調に耳を傾けてはいかがでしょうか。
大河ドラマ【西郷どん】あらすじ(ネタバレ)1話~最終回まで!
西郷どんのテーマ曲の初めは希望があり良いのだが後半の歌からは聴けない。リズム、音程はめちゃくちゃで聞くに堪えない。歌い手は彼女しかいないと思ったそうだが、探し方が稚拙すぎるのではないか。男性で正確にオペラティックに歌える歌手もいないということか。あの歌が素晴らしいという人は耳が悪い。耳が悪くても作曲家にはなれるということか。