2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第13話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

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【西郷どん】あらすじ(ネタバレ)1話~最終回まで

 

【西郷どん】再放送は?更に再放送も見逃した場合は・・・?!

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第13話あらすじ(ネタバレ)!

 

 

安政の大地震は江戸の町に未曾有の被害をもたらし、篤姫の輿入れは来年に延期となってしまった。

 

婚礼道具がだめになり、改めて一年以内に一式調えるよう斉彬に命じられた吉之助は、獅子奮迅の働きを見せる。

 

そのかいあって、安政三(一八五六)年のよく晴れた冬の日、篤姫はめでたく入輿の日を迎えた。

 

離れた場所から見送っていた吉之助に、篤姫は最後に視線を送った。

二人が再会するのは、これよりずっと先の事になる。

 

その夕方、斉彬から吉之助に声がかかった。

 

よき働きをしたお前をねぎろうてやろう。

 

・・・いただきもす。

 

斉彬から初めてお褒めの言葉を賜った吉之助は、目に涙を浮かべ、震える手で一気に酒を飲み干した。

 

新しい技術を身につけた職人たちが育ち、金を稼ぐようになる。

便利な道具を使う百姓たちが作物を多く実らせ、商人たちは交易を広げていく。

 

皆が豊かになるのだ。民の暮らしが満ち足りて入れば国は自然とまとまる。

 

・・・殿、おいには殿の夢が果てしなくて、とてもついていけもはん。

 

夢ではない、現実じゃ。

 

この日の二人だけの楽しい宴を、吉之助は生涯忘れる事はなかった。

 

月照との出会い

 

年が明けた安政四(一八五七)年、吉之助と大山は国入りする斉彬に同行し、薩摩へ帰る事になった。

 

その道中、斉彬は京の公家・近衛家に立ち寄った。

斉彬が、当主の近衛忠煕に要件を切り出していると、かぐわしい風が吹き込んできた。

 

吉之助は息をのんだ。

現れたのは、紫衣をまとった美しい僧侶である。

 

月照殿、お久しゅうございます。

 

薩摩守様も、お変わりのう。

 

そして、その僧侶は吉之助にも微笑みかけてきた。

 

月照殿、いずれ時が来たらば、天子様の詔を頂戴したいのでございます。

 

斉彬は、月照を通して慶喜を次の公方にせよとの詔を出してもらおうとしていた。

 

この眉目清秀な僧侶が、今後、吉之助の人生に大きく関わってこようとは、夢にも思わなかった。

 

三年と四か月ぶりに吉之助は故郷の土を踏んだ。

弟妹が飛び出してきて、たちまち大騒ぎとなった。

 

その夜は、久しぶりに懐かしい仲間が集まり、囲炉裏端で話に花が咲いた。

 

吉之助は、己の未熟さを嘆いたが、輿入れの時の吉之助の活躍は薩摩にも届いていた。

 

お殿様とご直断をすっとでごわすか、吉之助さぁは。

 

お殿様は、どげんこつをお話しにならるっと?

 

皆、興味津々で斉彬の事をあれこれ尋ねてくる。

しかし、斉彬の事を酒の蓆で話せる訳がない!と吉之助が怒号を発した。

 

気まずくなった空気を変える様に、正助が言った。

 

そうじゃ、報告があいもす。恥ずかしながら、嫁をもらうこつにないもした。

 

たちまち吉之助が相好を崩す。

相手は、正助の上役・早崎七郎左衛門の娘の満寿だ。

 

これはめでたいと、にぎやかな祝酒となった。

 

その年の九月、斉彬は玉のような男児に恵まれた。

久光は、祝いに城を訪れた。

 

こたびは、哲丸様のご生誕、祝着至極にございもす。おいは、父上と母上とは違いもす。哲丸様をお支えし、こん島津の家を守る為に尽くしもす。

 

いつまで瑣末な事を言うておる。この国が亡くなるかもしれぬ大事を前に、家など守っていても仕方あるまい。

 

アメリカの艦隊が再び押し寄せ、さらなる取引と開国を求めてくる事は明白だ。

 

久光、お前もかわらねばならぬ。でなければ、お前に島津の家を任す事はできぬ。

 

兄の厳しい言葉に久光は声を失った。

 

友情

 

正助の祝言の日、阿部正弘の訃報が届いた。

斉彬は、さすがに力を落としたが、吉之助の励ましもあり、前進しなければ日本の未来はないと決意を新たにした。

 

そこで吉之助は、正助も斉彬の役に立つ者なので、江戸に一緒に連れて行って欲しいと願い出た。

 

熊本までならというお許しが出たので、喜び勇んで正助に報告に行った。

 

吉之助さぁ、おいがいつ、そげんこつを頼んだ。

 

見下すなと正助は激高した。

正助も他の者も、薩摩で必死に頑張っていたという自負がある。

 

吉之助さぁは、変わってしもうた。おいはおいの力でいつか江戸に出る。つまらんこつをすんな!

 

つまらんこつをしちょっとは、わいじゃ!

 

なんちな?!

 

そうして喧嘩別れをしたまま、吉之助が再び江戸へ旅立つ日が来た。

思い沈んでいる正助に、満寿が旅支度を差し出した。

 

今なら、まだ吉之助さぁに追いつけもす。

 

おいは行かんと言い張る息子に、次右衛門も諭す。

 

吉之助さぁも、きっと旦那さぁを待っちょられもす。

 

その言葉が正助の意地を折った。

熊本への道を全力で駆けていくと、前方から吉之助が走ってくる。

 

吉之助さぁ、すまんじゃった!

 

正助どん、行っど!

 

二人は方を並べ、走り出す。

この日、正助は生まれて初めて薩摩をあとにした。

 

【西郷どん】14話あらすじ(ネタバレ) へ続く

 

【西郷どん】放送終了後の感想 一覧表!

 

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【西郷どん】月照(げっしょう)は吉之助が初めて愛した男性だった?!

 

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