大政奉還を語る上で後藤象二郎坂本龍馬山内容堂は絶対外せませんよね。

今回【西郷どん】で登場する後藤象二郎と坂本龍馬ですが、大政奉還前に一緒に行動しています。

 

同じ土佐藩士繋がりですし、仲がよかったのか?など、関係が気になるところですが、二人の出会は意外に遅く、後藤象二郎は土佐藩の財政改革&富国強兵を図っている時でした。

 

坂本龍馬は、長崎で亀山社中を作って活躍している頃に二人は会談し、出会います。

そして、そこで意気投合します。

それからは、ちょくちょく会う関係になっていったようです。

 

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目次

西郷どんで後藤象二郎を演じるのは瀬川亮!

 

 

大河ドラマ『西郷どん』で後藤象二郎役を演じるのは、イケメン俳優!瀬川亮さんです!!

 

数々の作品に出演されているので、顔を見たらきっと、知ってる!!となるとは思いますが、名前を聞いてもピンとこなかった人のために、ご紹介したいと思います。

 

瀬川亮さんは、舞台、CM、ドラマ、映画…と、活躍の幅が広く、出演作品がたくさんありすぎて、どこから書いていいか迷う程です。

 

デビュー作品は、03年に「超星神グランセイザー」の主役に大抜擢。

07年にNHK大河ドラマ「風林火山」にも出演されています。

 

記憶に新しいところでいうと、NHK連続テレビ小説「花子とアン」にも出演されましたよね。

そんな有名どころの、よく知られている作品に出ておられます。

 

あと、瀬川亮さんの奥様は女優の松田沙紀さん。

09年フジテレビの昼ドラ「夏の秘密」で二人は共演されて、結婚しています。

 

 

松田沙紀さんは元宝塚歌劇団の宙組娘役のスターとして活躍されていた方です。

とっても綺麗な女優さんです。

 

お二人の間には、男の子が一人誕生しています。

きっとイケメン君でしょうね。

 

そしてこの瀬川亮さん。脱いだら凄いんです。

超絶かっこいい肉体美!!

 

あまい系のマスクからは想像しなかった筋肉。

そんなギャップタイプって、女子ウケがいいんですよねー。

 

ラグビーで鍛えた身体らしいので、そりゃ筋肉も素敵でしょうね。

他に、乗馬と書道も特技らしいですよ。

 

動きがキレッキレッなのは間違いないので、大河ドラマ『西郷どん』でも、新たな魅力を発揮されるのではないでしょうか。

楽しみですね。

 

坂本龍馬の提案にて大政奉還を提議?

 

坂本龍馬の提案にて大政奉還を提議

 

大政奉還とは、これまで日本の統治を行ってきた江戸徳川幕府が統治権 & 政治実行権を天皇に返上する政策のことです。

 

武力倒幕へ向け薩摩と長州、岩倉具視ら一部の公家を加えた勢力が動きだそうとしているときに、にわかに浮上したのが大政奉還論です。

 

親徳川であり、改革派の山内容堂を擁する土佐藩

薩摩、長州と足並みを揃えながら徳川幕府擁護の姿勢は変えない!

 

それに幕末雄藩の中では特異な存在。

なので、武力倒幕に流れが傾き出すと、立場的に非常に困った事になるのです。

 

この時、後藤象二郎は、土佐藩を脱藩して坂本龍馬に面会し、初めて大政奉還論を知りました。

坂本龍馬はその当時、船中八策(大政奉還論及び五ヶ条の御誓文の基本構想案)を起草していて、

 

・平和的に政権委譲するには、どうすればいいか。

・新政府をどのように運営していくか。

 

ということを、既にまとめあげていました。

 

後藤象二郎はこれ話を聞き、『この方策こそが土佐藩を救う!』と考えました。

そして、すぐに山内容堂を説得。

薩摩を引き込み薩土同盟を締結。

大政奉還の建白書を徳川慶喜に提出。

(土佐藩主・山内豊範の名で提出されました。)

大政奉還を実現。

 

大政奉還の基本構想は土佐脱藩浪士・坂本龍馬が考えたと言われていますが、元々は幕臣・大久保一翁(おおくぼ いちおう)勝海舟、越前藩の儒学者横井小楠(よこい しょうなん)が、もっと前に提唱していました。

 

そうしてその話を聞いていた坂本龍馬が、これだっ!!と、無血の切り札の方策としてあたためていたのです。

 

さて、苦境に立っていた土佐藩参政・後藤象二郎と、平和的な政権交代を考えていた坂本龍馬。

二人の利害が一致したのが妥協的構想論だったので、まさにこれこそが大政奉還でした。

 

大政奉還は、混乱する江戸時代末期に、平和的に解決する唯一の方策でした。

日本で初めて戦うことなく政権委譲が行われた政治的な出来事でした。

 

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後藤象二郎、征韓論では西郷と共に戦うが・・・

 

征韓論では西郷と共に戦うが・・・

 

さて、『征韓論』をざっくり言うと、武力をもって朝鮮を開国させることを目的とした主張を征韓論といいます。

征韓論を巡り政権内部が二分化した結果、明治六年の政変と呼ばれる大きな政治事件を引き起こしました。

 

即時征韓』を唱えたのは、

 

・西郷隆盛(薩摩)

・板垣退助

・後藤象二郎(土佐)

・江藤新平

・副島種臣(佐賀)

 

征韓は時期尚早』を主張していたのは、

 

・三条実美(公卿:太政大臣)

・岩倉具視(公卿:右大臣)

・大久保利通(薩摩)

・大隈重信(佐賀)

・大木喬任(佐賀)

 

激しく対立した結果、即時征韓派が論争に敗れ、5名の参議は下野しました。

 

後藤象二郎は、下野したあとは、板垣退助たちと、

 

・愛国公党を組織。

・民選議員設立建白書を提出。

・大同団結運動を提唱。

党派を超えた活躍をする政治家で伯爵も授けられ、逓信相・農商務相を歴任しています。

 

そして、収賄事件の責任をとって辞任。

1897年60歳で病死しました。

 

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