2018年大河ドラマ【西郷どん(せごどん)】のあらすじ(ネタバレ)です!

では、第44話のあらすじ(ネタバレ)いってみよ~! 

 

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目次

【西郷どん(せごどん)】第44話あらすじ(ネタバレ)!

【西郷どん(せごどん)】第44話あらすじ(ネタバレ)!

明治六年十一月。

鹿児島に戻った隆盛は、畑仕事をしたり愛犬を連れて狩りに行ったりと、静かな毎日を過ごしていた。

 

西郷先生、おいたちもお役目を捨てて薩摩に戻ってまいりもした!

 

そう言って桐野や別府、篠原国幹や辺見十郎太らが押しかけてきた。

隆盛が驚いていると、そこへ小兵衛までが飛び込んできた。

 

小兵衛は、とにかく皆を連れ戻せと従道に言われ、結局ここまで追ってきてしまったという。

桐野たちは、ひたむきに隆盛を慕い、だまし討ちのような形で隆盛を追い出した大久保に憤っていた。

 

しかし、桐野も篠原も陸軍少将である。

そんな責任ある高い地位の者たちが次々と役目を投げ出してきたら、政府はどうなるか。

 

何が心意気じゃ!こん、大ばかもんどもが!

 

隆盛の怒声が、びりびりと空気を震わせた。

数日後、鹿児島県庁では書状を読んだ大山綱良(格之助)が言った。

 

一蔵が慌てちょっ顔が目に浮かぶのう。

 

側にいた海江田もクスっと笑う。

しかし、これまでに戻ってきた者たちと合わせて、六百人もの薩摩士族が一気に職を失ったわけだが、鹿児島ではろくな食い扶持もない。

 

もし、そん連中が日を追うごとに腐り、政府への不満を爆発させたら、どげんこつになっか?!

 

事の重大さに思い至り、海江田は息をのんだ。

 

明治七(1874)年、東京では、洋行帰りの新八と川路が新たに設立された内務省を訪れていた。

二人を案内しているのは従道である。

 

まさか、お二人まで薩摩に帰るなんち言わんでしょうね。せっかく欧米で学んでこられた事を、無駄にせんでくいやんせ。

 

西郷の名に恥じぬよう、自分は兄さぁの分まで食らいつくと、従道は隆盛に伝えてある。

この内務省を取り仕切っているのは、参議兼内務卿となった大久保だ。

 

二人には、おいの手助けをしてもらいたか。

 

不満の高まっている西国各地の士族を抑え込み、早急に禍根(災いの元)を断たねばならない。

そんな頃、岩倉が元土佐藩士たちに襲われるという事件が起きた。

 

板垣たちを追い出した岩倉への意趣返しだろうか。

幸い、岩倉は一命を取り留めた。

 

警戒すべきは鹿児島じゃないんか、大久保君

 

木戸が案じる。

いくら隆盛といえど、あれだけの薩摩士族を一人で抱え込むのは至難の業だ。

 

心配ご無用。西郷が立つ事は、断じてない。

 

大久保は、落ち着き払って言った。

 

政府への反乱

 

当の隆盛は熊吉を連れ、とある湯治場に来ていた。

 

そこで熊吉から、『糸が隆盛を担ぎ出そうとする桐野たちを怒鳴りつけて追い返した』と聞いた。

痛烈な言葉を浴びせられた桐野たちは、それからぱったり姿を見せなくなったという。

 

自分の望みは一人の農民として終わる事。一蔵どんの作る日本を早よ見たか・・・きっと良か国じゃ。

 

しかし、この時すでに政府への不満を募らせる士族たちは爆発寸前だったのである。

それは鹿児島でも同様で、彼らの憎悪は大久保に向けられた。

 

家に石が投げ込まれる騒ぎなどもあり、ますもさすがに恐ろしくなって、大久保のいる東京へ子供たちを連れて旅立った。

 

そのころ、高知に帰っていた板垣が後藤らとともに、愛国公党という政治結社を結成し、『民選議院設立建白書』を政府に提出した。

 

そして、江藤率いる佐賀軍六千が、政府軍の守る佐賀城へと攻撃を仕掛けた。

世にいう『佐賀の乱』である。

 

江藤が力を貸して欲しいと隆盛の元にやってきたのは、佐賀軍が壊走した深夜の事である。

隆盛が決起すれば、後藤や板垣も必ず立つという言葉に隆盛がうなづく事はなかった。

 

自分が考えている事は、鹿児島から政府を支える事で、私情の絡んだ戦など言語道断だときっぱり言った。

 

・・・・西郷隆盛には失望した・・・

 

そう言って江藤は飛び出し、その後政府軍に捕らえられ、大久保によって処刑される。

それも斬首され、長い間その首をさらされるという極刑である。

 

隆盛は、新聞でこの事を知った。

 

むごか仕打ちじゃな。首をさらしただけじゃ飽き足らず、新聞にまで書き立てるとはのう・・・

 

さすがの雪篷も表情を硬くしていた。

二度と反乱など起こさないよう、恐怖を植え付けようとしている大久保の思惑だ。

 

しかし、逆に怒りを抑えきなくなり、暴走する者も出てくるはず・・・

隆盛の頭の中が目まぐるしく回転を始めた。

 

県令の執務室に隆盛が現れた。

大山に、薩摩に士族たちの学校をこしらえたいと言いにきたのだ。

 

そこでは剣術、大砲の扱い、漢学から洋学まであらゆる学問を教える。

そこへ姿を現したのは新八だ。

 

おいも政府を辞めて、帰ってきてしもた。

 

隆盛は驚き反対したが、新八は言った。

欧米の文明は確かに発展しているが、そこで暮らす人間達は決して幸せそうではなかった。そんな国をつくろうとしている大久保の手伝いは出来ない。

 

そして、隆盛の作ろうとしている学校を手伝いたいと言った。

そうして建てられた学校は『私学校(しがっこう)』と名付けられ、留学から帰ってきた菊次郎と宗介は、この学校に通う事になった。

 

隆盛の晴れ晴れとした顔とは裏腹に、これがやがて西南戦争の火種になるとは誰一人知る由もなかった。

 

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